目次
ホンダ以外の家庭用除雪機も紹介しています!
雪対策特集も必見!
ホンダの除雪機の魅力は、やはりハイブリッド?
ブランド力もさることながら、他社にはない技術を搭載した除雪機がそろっているホンダの除雪機。北海道や東北地方など、豪雪地帯を中心に高い支持を得ています。最大の売りは「ハイブリッド除雪機」
ホンダの除雪機最大の魅力である「ハイブリッド除雪機」は、走行は電気、除雪はガソリンエンジンで行い、除雪作業の負荷や環境に応じて二つの動力をコンピューターで自動制御しています。従来の除雪機では、旋回するときに一旦バックして除雪機を押し込みながら左右どちらかに回していく、という作業が必要になります。しかし、ホンダのハイブリッド除雪機は電子制御が可能になったため、手元の旋回ボタンを押すだけで、ハンドルを離さず簡単にその場で旋回させることが可能。操作が楽で、かつ多機能なハイブリッドタイプは、力のない女性や年配の方などにもおすすめです。
初心者にも扱いやすい「スマートオーガ」
「オーガ」とは回転刃のことですが、ホンダの「スマートオーガ」は、レバー操作いらずで凹凸のない平らな除雪面に仕上げることができます。また、上下・左右のオーガアシストで機体の傾きを自動調整し、安全かつ快適に作業が行えます。どんな位置からも瞬時に水平な角度で作業できるのも、スマートオーガの特徴です。自動制御で除雪の効率を上げる、除雪機操作に不慣れな初心者にも安心して使用できるというメリットがあります。硬い雪にも対応する「クロスオーガ」
ホンダの小型除雪機用に搭載されている独自技術「クロスオーガ」。通常は正回転のみのオーガですが、クロスオーガは正回転と逆回転が連動したオーガを搭載し、機体が浮き上がる反力を抑えてしっかり雪に食い付き、スムーズに、また遠くまで除雪できるようになっています。柔らかい新雪や、屋根から落ちた雪、食い込みがちな硬い雪などに威力を発揮します。除雪機の選び方
それではまず、除雪機を選ぶときに重要な「動力」「除雪方式」「走行方式」の三つのポイントを解説します。自分が使うシーンにはどんなタイプが合っているかイメージしながら、チェックして選んでみてくださいね。動力のタイプを確認
除雪機の動力は、「電動式」と「エンジン式」に加えて、二つをかけ合わせた「ハイブリット式」の3タイプに分かれます。使い勝手やランニングコストなども変わってくるので、チェックしておきましょう。電動式
電動式の魅力は、家庭用の電源につなぐだけで手軽に使用できる点です。ガソリンを補充しなくていいので、買いに行く手間やコストがかかりません。充電できてコードが邪魔にならないコードレスタイプと、作業時間に限られず使えるコードのタイプの2種類から選べます。エンジン式
エンジン式には、小型で軽量な機種が多く、使い勝手がいいのが魅力の一つ。パワーがしっかりありながら小回りがきくので、除雪機を初めて使う人にもおすすめです。エンジンのかけかたはロープを引くリコイルスターターや、スイッチで手軽なセルスターターが選べます。ハイブリット式
ハイブリット式は、除雪機の走行は電気、除雪作業はエンジンを使う仕組みのタイプです。作業状況に応じて電気とエンジンを電子制御するので、燃費のよさも期待できます。操作や走行はスムーズでパワフルに除雪ができるため、効率的に作業が進むでしょう。除雪方式を確認
除雪機の除雪方法は「ローダー式」と「ロータリー式」の2種類から選べます。除雪が必要な場所や範囲、地域の降雪量を考慮して、使いやすい方を選ぶようにしましょう。ローダー式
ローダー式の除雪機はブルドーザーのような形をしていて、前方にブレードが付いています。このブレードを使って、雪を集めて寄せながら除雪するタイプです。降雪量が比較的少ない地域に向いていて、狭い範囲の雪かきもしやすく、小型で小回りがきく機種が多いですよ。ロータリー式
ロータリー式は、除雪口が大きく一気に大量の除雪ができるので、豪雪地域での使用に向いています。「オーガ」と呼ばれる回転歯が前方に付いており、雪を粉砕しながら集めて「シューター」から遠くに飛ばすことで除雪できる構造です。広い範囲を除雪したいときにも適しているでしょう。走行方式を確認
除雪機の走行方法は「手押し式」と「自走式」の2種類です。除雪に必要な体力や使い心地、安全面などが変わってくるので、除雪機を使う人やシーンを考慮して選びましょう。手押し式
手押し式は、自らの力を使ってハンドル部分を押しながら除雪作業を行います。雪を集めながらでも押しやすいような、軽量で小型サイズのラインナップが豊富。操作性に優れているのに加えて、ハンドル部分を折りたためるなど収納しやすいのもポイントです。自走式
自走式は、力を使わなくても除雪機が自動で動いて除雪作業ができるタイプです。体力に自信のない人でも楽に雪かきができ、広範囲の除雪にも適しています。巻き込み事故などが起こりやすいタイプでもあるので、緊急停止機能などの安全設計も一緒にチェックしておきましょう。ホンダ除雪機のおすすめ8選!「クロスオーガ」や「ハイブリッド」など
ここからは、ホンダでおすすめの除雪機をご紹介します。便利な機能やハイブリットタイプなど、ホンダならではの特徴が詰まった商品ばかり。使用シーンをイメージしながら、ぴったりの除雪機を選んでみてくださいね。走行操作が簡単&スムーズな小型除雪機|ホンダ除雪機 HSS760n(J)
HONDA HSS760n(J)
移動時も除雪時も操作レバー1本で操作できる、ホンダの小型除雪機。前進・後進ともに無段階で細かい速度調整が可能。雪の深さに合わせて、オーガの高さを調整ができ、湿った雪でもつまりにくく、遠くまで投雪できます。ハイトラクションクローラにより雪をガッチリつかみ、硬い雪もぐいぐい崩して機体の横滑りも抑えてくれます。
サイズ | W62×D133.5×H110cm |
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重量 | 105kg |
除雪幅 | 60.5cm |
パワフルな雪かきを驚きの静かさで|ホンダ除雪機 ユキオス SB800e-J
HONDA ユキオス SB800e-J
小さいボディながらも、グイグイ雪を押し出す除雪力を発揮!電動特有の静かさで、住宅街や早朝時など騒音が気になる場面でも気軽に使えます。
口コミ・レビュー
明日から天候が悪化するとのことでした。このタイミングで本日届いたことは本当にありがたいです。これから雪かきの作業が憂鬱にならずに済みそうです。試し運転をしてみましたところ、スムーズに快適に動きます。買ってよかったです。
出典:Yahoo!
サイズ | 全長1,32cm W82×H97.5cm |
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重量 | 69kg |
除雪幅 | 80cm |
小さなボディできれいに雪かき!ブレード除雪機|ホンダ除雪機 SB800(JVT)
HONDA SB800(JVT)
小さいボディですが、グイグイ雪を押し出す除雪力を発揮します。ブレードの上げ下げが軽い力で行えるから雪捨てがカンタン。1時間当たり駐車場換算 約16台分(約250㎡ )の除雪作業が可能です。路面をきれいに雪かきし、雪こぼれを軽減。面取りスクレーバーがブレードの下部に装備されています。
口コミ・レビュー
楽になった
結構な面積を人力で除雪していました。 この商品は押すだけの物ですが、楽! めちゃくちゃ楽!スノーダンプで押していた所を機械がやってくれる訳ですから。 燃費もいいほうなのではないかなぁと思います♪
出典:Yahoo!
サイズ | W82×D142.5×H101cm |
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重量 | 64kg |
除雪幅 | 80cm |
住宅地でも使える低騒音設計!ハイブリットモデル|ホンダ除雪機 HSS1170i(J)
HONDA HSS1170i(J)
除雪はエンジン走行はモーターの、ホンダのハイブリット小型除雪機。走行速度のコントロールはお任せ。積雪量や雪の重さなど、作業負荷に応じて車速を自動で調整してくれます。切り返し操作を行わなくても小さくターンしてくれるので狭い場所でも操作がラクラク。早朝の住宅地でも使いやすい低騒音設計で、硬い雪もドンドン砕いて除雪してくれます。
口コミ・レビュー
以前から購入を考えていたのですが昨シーズンは積雪なく今シーズンになり元から積雪が体力もだんだん落ちてくることなので購入してみましたご近所さんとの間があまりないので小さめのを購入しました狭いところも入って行けて助かっています購入してよかったです
出典:Yahoo!
サイズ | W72.5×D151×H115.5cm |
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重量 | 165kg |
除雪幅 | 71cm |
軽量でコンパクト!便利なセルスタート機能付き|ホンダ除雪機 HSS655c(J1)
HONDA HSS655c(J1)
手軽で扱いやすいコンパクトボディながら、しっかりと作業ができる55cmの除雪幅。1時間で最大35tの除雪能力を発揮します。使う方の身長に合わせて、ハンドルの高さを2段階で調節することが可能です。
サイズ | W56.5×D140×H101cm |
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重量 | 80kg |
除雪幅 | 55cm |
クロスオーガ搭載の定番モデル|ホンダ除雪機 HSS970n
HONDA HSS970n
71cm幅の家庭用定番モデル。強靭なバネ鋼のクロスオーガに硬雪用の専用爪も装備され、硬い雪もドンドン砕いて除雪がスムーズに!石噛みの頻度も減少させます。雪にしっかりと食い込むので、機体の横滑り防止にも。
サイズ | W72.5×D141×H117cm |
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重量 | 130kg |
除雪幅 | 71cm |
中型ハイブリッドモデルの決定版|ホンダ除雪機 HSM1590i-JRG
ホンダ除雪機 中型ハイブリッド HSM1590i-JRG
スマートオーガ機能付きで効率アップ!中型ハイブリッドモデルの中ではもっとも多機能な一台です。積雪量や雪の重さなど、作業負荷に応じて車側を自動で調整してくれるので、走行中のコントロールはお任せ!さらに、機体の傾きを検知して、坂道でもスリップを防ぐ機能で安全に作業ができます。
口コミ・レビュー
初めての除雪機でしたので、除雪機を使っている人達に色々意見を聞いてからの購入でした。便利機能がついていて、使いやすいので、意見を言ってくれた人達にも使ってもらいました。感動してました。購入して良かったです。
出典:Yahoo!
サイズ | W92×D174×H134cm |
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重量 | 275kg |
除雪幅 | 92cm |
クロスオーガで硬雪にも対応|ホンダ除雪機 HSS760n
HONDA HSS760n
クロスオーガを採用し、重たいしまり雪や屋根から落ちた硬い雪も除雪可能な商品です。オーガにはバネ鋼を使用し、硬雪専用の爪も装備しているため、雪にしっかりと食いこんで粉砕します。小型サイズですが浮き上がりにくい仕組みなので、スムーズに走行できるでしょう。
サイズ | W62×D141×H117cm |
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重量 | 120kg |
除雪幅 | 60.5cm |
ホンダ除雪機おすすめモデル・比較一覧表
型番 | 除雪幅 | 除雪高 | 駆動方式 |
HSS760n(J) | 60.5cm | 42cm | エンジン式 |
SB800e-J | 80cm | 33cm | 電動式 |
SB800(JVT) | 80cm | 33cm | 電動式 |
HSS1170i(J) | 55cm | 51cm | ハイブリッド |
HSS655c(J1) | 55cm | 42cm | エンジン式 |
HSS970n-JX1 | 71cm | 51cm | エンジン式 |
HSM1590i-JRG | 92cm | 58cm | ハイブリッド |
HSS760n-JX | 61cm | 51cm | エンジン式 |
ホンダ除雪機の中古情報
ホンダ除雪機のハイブリッドは特に高いので、予算が限られているという方は中古品を探してみるのもおすすめです。ハイブリッド除雪機を中古で買うときの注意点
ハイブリッドモデルの除雪機はバッテリーの使用頻度が高いため、バッテリー寿命は重要なチェックポイント。中古の除雪機を買うのであれば、バッテリーが交換済みの物がおすすめです。また、精密機械を多く搭載しているハイブリッドモデルは、電装系の思わぬ故障のリスクがあります。修理の費用や時間を見積もると、思ったよりも高いことも多いので、中古で購入する際はできるだけ年式の新しい物を選ぶことをおすすめします。
中古の除雪機を見る
除雪機を買うならホンダとヤマハどっち?
除雪機の国内シェアの大半を占めているのは、ホンダとヤマハの2大メーカーです。除雪機を製造しているメーカーはこの二つ以外にもありますが、サポート店の数などから考慮すると、ホンダとヤマハの除雪機はやはりおすすめといえます。ヤマハはハイパワーで長寿命!
ヤマハの除雪機は、豪雪地帯である北海道や東北地方で特に人気を獲得しているようです。シェア率こそホンダについでのNo.2ですが、独自技術という点ではホンダに負けない機能性を持った除雪機がそろっています。特にヤマハの除雪機は雪を飛ばす能力が高いので、広範囲の作業に向いていることや、故障防止機能にも力を入れているため、より長寿命で長持ちするのが魅力。また、郊外ではホンダよりもサポート店が多いのが特徴です。
ヤマハの除雪機はこちらの記事で!
修理対応店が近いメーカーのほうが良い
修理対応店が近いことで、メンテナンスや修理の際に高額な配送料金がかからなかったり、直接相談にも乗ってもらえる安心感があります。また正規販売店や取扱店であれば、リコールが発生した場合に特別なサービスを受けることができます。ホンダとヤマハの製品を比較!
ホンダとヤマハの製品は何が違うのか、具体的に製品を比べてみましょう。ロータリー式で同等サイズの除雪機、「ホンダ HSS1170i-J」と「ヤマハ YSF1070T」を比較します。こちらの2機種を比較!
スペック比較表
メーカー | 品番 | サイズ(cm) | 重量(kg) | 除雪幅(cm) | 除雪高(cm) | 動力 | 排気量 (立法センチメートル) |
ホンダ | HSS1170i-J | W72.5×D151×H115.5 | 165 | 71 | 51 | ハイブリット式 | 389 |
ヤマハ | YSF1070T | W73×D151.3×H110.5 | 177 | 71.5 | 51 | エンジン式 | 296 |
家でできる!ホンダ除雪機のメンテナンス|部品交換・オイル交換・バッテリーなど
せっかく購入したホンダの除雪機を長く安全に使用するためには、こまめなメンテナンスが不可欠です。本格的な除雪シーズンが始まる前に、足りていない物や劣化している部分をしっかりチェックして、準備しておくのがおすすめですよ。シーズン前に点検項目をチェック!
除雪機は雪が降り始める少し前から試運転し、機能の点検をするようにしましょう。もし交換が必要なパーツがある場合、取り寄せなどに時間がかかることがあるので、早めに準備しておくことが望ましいです。除雪機の修理は自分でできることもありますが、自力で難しい場合はむやみやたらに直そうとせずに、購入店か修理受付店に相談してください。なお、降雪シーズンとなる毎年11月ごろからお店が混み始めるので、修理が必要になった際は早めに依頼を済ませておきましょう。
修理やオイル交換は取り扱い説明書や分解図を確認!
除雪機に使用するオイルは基本給油ですが、こちらも定期的に交換する必要があります。オイルの交換は自宅で行うことが可能です。ホンダの除雪機は、ハウジングボルトなど破損しやすい部品の交換も自分でできるので、取り扱い説明書などを見ながら自分でやってみると、修理費や交換費用などをかけずに済むかもしれません。ただし、手順を間違うと故障やけがの原因になるので要注意!適切な工具を使用し、正しく手順に沿って行いましょう。
外装のサビはシーズンオフに早めに補修
オーガ(回転刃)やシューター部分などは使用ごとに傷が付きやすく、そこからサビてくることも多いです。とくに融雪剤をまくほどの豪雪地帯では、こうした刃のキズやサビなどがよく見られます。サビは放っておくと刃に穴があいてしまうこともあるので、初期の段階で補修しておくことをおすすめします。補修の際は、サビ取りやサビ転換剤でサビ止めしてから再塗装します。冬場はこうした作業が困難になることも多いので、シーズンオフの期間にあらかじめ補修しておきましょう。
ハイブリッドモデルは特にバッテリーの状態に注意
ハイブリッドモデルは、エンジン式に比べてバッテリーを使用する頻度が高いので、劣化も早くなりがちです。バッテリーが故障すると走行のみでなく始動自体ができなくなるので、定期的にバッテリー液量なども確認しておき、交換が必要な場合はシーズン前に対応しておきましょう。また、ハイブリッドモデルは基盤など電装系のトラブルも多いので、可能であれば車庫や倉庫の中など、直射日光や雨風をしのげる場所に保管するようにするのが長持ちのコツでもあります。