目次
除雪機の選び方|種類や価格
まずは、除雪機の選び方のポイントをご紹介します。自分の用途にあった除雪機を選ぶときにチェックすべきポイントは「動力」「除雪方式」「走行方式」の3点です。除雪機を使いたい場所や降雪量、使う人の体力などを考慮して選びましょう。動力のタイプを確認
除雪機は動力によって「電動式」と「エンジン式」、その二つをかけ合わせた「ハイブリット式」の3種類に分かれます。動力が違うとパワーも変わるので、しっかりチェックしましょう。電動式
電動式は、家庭用の電源を使って充電できるのが特徴です。コードタイプとコードレスの充電式があり、使う場所によってコードの有無を決めるといいでしょう。燃料を買いに行く必要がないので維持は楽ですが、旋回などの操作性にコツがいるので慣れが必要です。エンジン式
エンジン式は、軽量でコンパクトながらパワーがあるのが特徴です。燃料を購入する必要があるためコストがかかりますが、エンジンの始動がスムーズで、操作性にも優れているのが魅力ですよ。ロープを引いてエンジンをかけるタイプやセルスターターを回すだけの簡単タイプも。ハイブリット式
ハイブリット式は、電動式とエンジン式のいいとこどりをしたタイプ。機械の走行は電気を使ってスムーズに、除雪作業はエンジンを使ってパワフルに行えます。除雪機のサイズは大きめのため収納場所を確保する必要はありますが、パワーと操作性のよさを両立していますよ。除雪方式を確認
除雪機は除雪方法によって「ローダー式」と「ロータリー式」の2種類に分類されます。それぞれ適している降雪量や除雪範囲が変わるので、しっかりチェックしておきましょう。ローダー式
ローダー式は、除雪機の前方に雪を押し集めるためのブレードが付いたタイプです。小型で小回りがききやすいモデルが多く、20cm程度までの積雪に使えます。30cm以上の積雪だと操作がしにくいため、降雪量の少ない地域での使用に向いているでしょう。ロータリー式
ロータリー式は、前方に搭載された「オーガ」という回転歯で集めた雪を、遠くに飛ばすタイプです。エンジンパワーの大きいモデルが多く、30cm以上の積雪にも対応できます。豪雪地帯や広い範囲を除雪するのにも適していて、一度に多くの雪を除雪できますよ。走行方式を確認
除雪機は走行方法によって「手押し式」と「自走式」の2種類に分けられます。価格帯や使い勝手が大きく変わるので、自分の使用シーンに合った物を選ぶようにしましょう。手押し式
手押し式は、自分の力で除雪機を押して雪かきをするタイプです。軽量小型で操作性に優れた除雪機が多く、価格帯もリーズナブルな物を選びやすいでしょう。ハンドルを握って機械を前に押すだけで簡単に操作でき、小型で収納場所を確保しやすいのも魅力の一つです。自走式
自走式は、スイッチを入れるだけで自動で除雪機が動くので、楽に雪かきできるのが特徴です。操作が簡単で、力に自信のない人でも使いやすいでしょう。巻き込み事故などのリスクもあるため、気を付けながら使用することが必須で、安全設計などが付いているとより安心です。除雪機のおすすめメーカー
まずは、家庭用の小型除雪機で高い評価を得ているメーカーをご紹介します。それぞれメーカーごとに独自の技術が搭載されているので、自分が求めている機能があるかどうかよくチェックしてみましょう。ホンダ(Honda)
ホンダの除雪機には「クロスオーガ」という独自技術が搭載されており、本体前方に付いている刃のそれぞれが正転・逆転することで、硬い雪にもしっかりと刃を食い込ませることができます。東北地方や北海道などの豪雪地帯におすすめです。また、ホンダには、除雪の際はエンジン、走行時にはモーターと役割を分担させたハイブリッドモデルもあります。さらに、自動車づくりのノウハウを活かし、積載量に応じて速度を自動調節できる機能など、女性や年配者にも操作がしやすいのも特徴。価格としては、15万円前後から90万円前後が中心となっています。公式HP:https://www.honda.co.jp/snow/
ホンダの除雪機についてはこちらの記事で!
ヤマハ(YAMAHA)
ヤマハの小型除雪機には「ジェットシューター」という雪による目詰まりを減らす独自機能が搭載されています。こちらは煙突部分にヤマハ独自の「高分子ポリエチレン成型版」という素材を張り付けた物で、水分量の多いベタ雪でもこびり付きにくくなっていますいるのが特徴。また、ヤマハにはブレードとロータリーの役割を一台でこなせるモデルもあります。こちらはロータリーの前方に上下に稼働するブレードが付いており、必要に応じて使い分けられるようになっています。新雪からしまった雪まで幅広く対応してくれるので場所を選ばずに活躍します。公式HP:https://www.yamaha-motor.co.jp/snowthrower/index.html
ヤマハの除雪機についてはこちらの記事で!
ヤンマー(YANMER)
農業機械のメーカーとしてお馴染みのヤンマーは、そのノウハウが除雪機の機能にも生かされています。ヤンマーの除雪機にはすべて、レバーを握れば動き、離せば止まるという「デッドマンクラッチ」という機能が搭載されています。横転してしまったときなど、もしものハプニングの際もすぐに停止するので、安全性に優れています。また、オプションで保険に加入することもできるため、除雪機を使い慣れていない人にはおすすめのメーカーです。公式HP:https://www.yanmar.com/jp/agri/products/snowplow/
クボタ(kubota)
クボタの除雪機は操作性に優れているのが魅力。レバーを握るだけで方向転換できる「電動サイドクラッチ」や、スイッチひとつでハンドルの高さを調節できる「オーガリフティング機能」などを搭載。最新モデルには、雪の引っかかりを防ぎ、スムーズな後進を実現する「オーガバックサイド」機能が追加されています。公式HP:https://www.jnouki.kubota.co.jp/product/kanren/snowblower/
ヤナセ(YANASE)
ヤナセの売りはなんといっても安全性!全ての機種にレバーを放すと自動停止する「デッドマンコントロール」を搭載しています。また、危険時に即停止できる「緊急スイッチ」や誤発進を防ぐ「セーフティスイッチ」機能、後進時に転倒した際の事故を防ぐ「セーフティバー」の三つの安全機能で、除雪作業の安全性を確保しています。公式HP:http://www.yanase-sanki.co.jp/snow/
ハイガー(HAIGE)
ハイガーは中国製の製品を多く扱っているメーカーで、リーズナブルな価格で購入できる除雪機を取りそろえています。中国製品に対する不信感やアフターフォロー不足に対する不安を払拭するため、「アフターフォロー」や「パーツ」の充実、「日本国内で修理できる代理店」の拡充に力を入れていますよ。家庭用として使える「軽量で小型の除雪機」のラインナップも豊富で、機能や性能が充実しながらも10万円以下で購入できる物も多いでしょう。公式オンラインショップでは専用の「オイル」「駆動ベルト」「ホイール付きタイヤ」「延長コード」などが購入でき、消耗品や後から必要になった物を簡単にそろえられるのもうれしいポイントです。公式HP:https://haige.jp/p/#zyosetuki
家庭用除雪機のおすすめ13選
ここからは、家庭用として使いやすいおすすめの除雪機をご紹介します。降雪量の少ない地域から多い地域まで使える物を厳選しましたので、ぜひ自分にぴったりの除雪機を選んでみてくださいね。1.コスパ抜群のコンパクトタイプ
ハイガー(HAIGE)HG-K1650
・サイズ:130×85×55cm
・除雪タイプ:ロータリー式
・動力:電動式(1600W)
・重量:16kg
・除雪幅:50cm
・ブレード高:-
・1時間の作業面積:-
2.使い勝手がよく、電気代も安い
ハイガー(HAIGE) HG-K5080E
・サイズ:95×137×85cm
・除雪タイプ:ローダー式
・動力:電動式(500W)
・重量:72kg
・除雪幅:85cm
・ブレード高:30cm
・1時間の作業面積:-
3.コンパクトで収納場所に困らない
ワキタ MEIHO MSB18
・サイズ:96×47×98cm
・除雪タイプ:ロータリー式
・動力:エンジン式
・重量:26kg
・除雪幅:46cm
・ブレード高:-
・1時間の作業面積:-
4.手軽に片手で使える
TORO 38361
・サイズ:約38×31×133cm
・除雪タイプ:ロータリー式
・動力:電動式
・重量:6kg
・除雪幅:30cm
・ブレード高:-
・1時間の作業面積:270平方メートル(積雪10cm)
5. 寒冷地で便利な機能付き
ハイガー(HAIGE) HG-K1101Q
・サイズ:約70×140×108cm
・除雪タイプ:ロータリー式
・動力:エンジン式
・重量:125kg
・除雪幅:70cm
・ブレード高:-
・1時間の作業面積:-
6. 充電タイプで静かに除雪
ササキ(Sasaki) ER-801DX
・サイズ:137×82×98cm
・除雪タイプ:ローダー式
・動力:電動式(180W)
・重量:65kg
・除雪幅:80cm
・ブレード高:33cm
・1時間の作業面積:-
7. 硬い雪もドンドン砕いて除雪
ホンダ除雪機 HSS760
低積雪地でも大活躍するホンダの小型型除雪機。移動時も除雪時も操作レバー1本で、前進後進ともに、無段階で細かい速度調整が可能。湿った雪でもつまりにくく、遠くまで投雪できます。
サイズ | W62.5×D133.5×H111cm |
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重量 | 105kg |
除雪幅 | 60.5cm |
除雪高 | 42cm |
8. パワフルな雪かきを驚きの静かさで
ホンダ除雪機 ユキオス SB800e-J
小さいボディながらも、グイグイ雪を押し出す除雪力を発揮!電動特有の静かさで、住宅街や早朝時など騒音が気になる場面でも気軽に使えます。
口コミ・レビュー
明日から天候が悪化するとのことでした。このタイミングで本日届いたことは本当にありがたいです。これから雪かきの作業が憂鬱にならずに済みそうです。試し運転をしてみましたところ、スムーズに快適に動きます。買ってよかったです。
出典:Yahoo!
サイズ | 全長1,32cm W82×H97.5cm |
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重量 | 69kg |
除雪幅 | 80cm |
9. 溶けた雪や狭い場所の除雪に
ブリックス&ストラットン(Briggs&Stratton) 1222EE
・サイズ:55.8×116.8×102.8cm
・除雪タイプ:ロータリー式
・動力:エンジン式
・重量:45kg
・除雪幅:55cm
・ブレード高:-
・1時間の作業面積:-
10. 運転音静かに作業できる
ヤマハ(YAMAHA) YSF860
・サイズ:147.4×62×106.5cm
・除雪タイプ:ロータリー式
・動力:エンジン式
・重量:158kg
・除雪幅:61.5cm
・ブレード高:-
・1時間の作業面積:-
11. ブレード付きで1台2役
ヤマハ(YAMAHA) YT660-B
・サイズ:174.4×67.5×105.8cm
・除雪タイプ:ローダー・ロータリー式
・動力:エンジン式
・重量:123kg
・除雪幅:61.5~67cm
・ブレード高:22cm
・1時間の作業面積:-
12. 低価格な中型タイプの除雪機
ヤマハ除雪機 YT1380X
湿った重い雪でもよりパワフルに除雪し、より機敏に、スムーズな方向転換ができます。トラックの長さを伸ばし左右の間隔を広げることで、重心位置が最適化されていて、バランスのよい安定した走行性、操作性に優れています。
サイズ | 166×81.5×136cm |
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重量 | 245kg |
除雪幅 | 81.5cm |
除雪高 | 57cm |
人気メーカーの除雪機を比較!
メーカー | 型番 | サイズ(cm) | 除雪タイプ | 動力 | 重量(kg) | 除雪幅(cm) | ブレード高(cm) | 1時間の作業面積(平方メートル) |
ハイガー | HG-K1650 | 130×85×55 | ロータリー式 | 電動式(1600W) | 16 | 50 | – | – |
ハイガー | HG-K5080E | 95×137×85 | ローダー式 | 電動式(500W) | 72 | 85 | 30 | – |
ワキタ | MSB18 | 96×47×98 | ロータリー式 | エンジン式 | 26 | 46 | – | – |
TORO | 38361 | 約38×31×133 | ロータリー式 | 電動式 | 30 | – | 270 | |
ハイガー | HG-K1101Q | 約70×140×108 | ロータリー式 | エンジン式 | 125 | 70 | – | – |
ササキ | ER-801DX | 137×82×98 | ローダー式 | 電動式(180W) | 65 | 80 | 33 | – |
ホンダ | HSS760n | 80×169×134 | ローダー式 | エンジン式 | 105 | 60.5 | – | – |
ホンダ | ユキオス SB800e-J | 全長1,32cm W82×H97.5cm0 | ローダー式 | 電動式 | 69 | 80 | 33 | – |
ブリックス&ストラットン | 1222EE | 55.8×116.8×102.8 | ロータリー式 | エンジン式 | 45 | 55 | – | – |
ヤマハ | YSF860 | 147.4×62×106.5 | ロータリー式 | エンジン式 | 158 | 61.5 | – | – |
ヤマハ | YT660 | 174.4×67.5×105.8 | ロータリー式 | エンジン式 | 123 | 61.5~67 | 22 | – |
ヤマハ | YT1380X | 166×81.5×136 | ロータリー式 | エンジン式 | 245 | 81.5 | – | – |
除雪機の中古・レンタル情報
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