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東京の農業の新たな担い手を育成するため、2020年に誕生した東京農業アカデミー八王子研修農場。第7期生として学ぶ城太介さんに、就農を目指す理由、研修の印象、将来のビジョンなどを伺いました。
40代で考え始めた、自然に関わるセカンドキャリア
城さんの前職はダンサー兼ジムのインストラクター。ダンサーとしてCM出演やバックダンサーなどエンターテインメント業界で活躍し、ジムではダンスやストレッチのインストラクターを務めていました。

インターネットで「農業研修」を調べる中で、八王子研修農場の存在を知りました。その年の募集は終了していたため、翌年度も募集があるかを問い合わせ、2025年秋に開催された説明会に参加することになったのです。

「大消費地」と「人とのつながり」が東京を選んだ決め手
埼玉県出身の城さん。就農地として東京を希望しています。
その理由の一つは、多くの消費者が暮らす大消費地であることです。生産した農産物を届ける販路を考えたとき、東京には大きな可能性があると感じました。
また、ダンサーやジムのインストラクターとして東京で仕事をしてきたことから、友人や知人とのつながりがあることも、東京を選んだ理由の一つでした。

覚えることの多さが、研修のおもしろさに
学ぶことが尽きない! 八王子研修農場での毎日
朝8時50分の朝礼を終えると、すぐにほ場での研修が始まります。外での作業は体力を必要とします。これまで体を動かす仕事に携わってきたため、今のところ体力面で大きな負担は感じていません。一方で、想像以上だったのが、覚えることの多さです。

一つひとつの作業が、農業へとつながっていく
作業中、城さんは「指導員の何気ない言葉も聞き逃さない」ことを心がけ、わからない用語や疑問があれば、その場で指導員に質問するようにしています。
特におもしろさを感じているのは、作物が育つ仕組みを体系的に学べることです。作物によって必要な肥料が異なり、病害虫や天候など、さまざまな要素が生育や収穫に関わります。天候を見ながら施肥や農薬散布の時期を判断することも含め、あらゆる作業がつながって農業が成り立っていることを実感しています。
人に恵まれた環境の中で学ぶ
親しみやすい雰囲気の指導員
研修では、複数の指導員を中心に、農場長や現場スタッフからも助言を受けながら作業を進めています。

失敗も受け止めてもらえますし、どんな質問でも丁寧に教えてくれます。
同期は40代を中心としたメンバーで、コミュニケーションを取りやすく、恵まれた仲間だと感じています。
学びが多い先輩の存在
各自ほ場を管理している2年生とは、休憩時間などに話す機会があります。顔を合わせれば気さくに話しかけてくれます。

来年、自分が先輩たちのように一人でほ場を管理できるのか不安になりますが、「今、取り組んでいることが、いつの間にか体にしみつくから大丈夫」と答えてくれます。
まとまった農地を確保できる地域で農業を目指す
就農地や栽培品目は検討中ですが、いつかは東京都を代表するような農家になりたいという大きな夢を抱いています。






















