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- MitsuyaNao
埼玉県の山奥で、約1反のブルーベリー畑を管理しています。ハイブッシュとラビットアイを約20品種栽培中。野菜、花、ハーブなども育てています。AGRI PICKでは、家庭菜園や園芸の初心者に向けた記事を中心に担当。他メディアでも多数執筆中。…続きを読む
蚊連草とは?虫に刺されにくくなる理由!香りがある!
別名
蚊連草にはさまざまな別名があります。「蚊嫌草」「蚊取り草」「蚊遣り草」などです。こんな名前で販売されている植物も、みんな蚊連草だと考えてOKです。効果
虫が寄り付きにくいのは、蚊連草の「シトロネラール」という香りに秘密があります。そもそも蚊は、人間が発する二酸化炭素に反応して刺してくるのですが、シトロネラールはこの二酸化炭素察知能力を鈍らせます。だから刺されにくくなる、というわけです。庭仕事中、いつも蚊に刺されてしまう方や、夏場は蚊が嫌で庭に出たくなくなる方は、ぜひお試しあれ!どんな香り?
蚊連草はバラ系の香りをもつゼラニウムと柑橘系の香りのシトロネラ草を交配して開発された植物です。蚊連草もその特徴を受け継いでおり、さわやかな香りです。猫も遠ざける!?
野良猫が来なくなる!という効果を感じている人もいるそうです。野良猫が庭の畑に侵入したり、フンをしたりするのに困っているなら、植えてみる価値あり!かわいいピンクの花は観賞用にも!
「いくら役立つ植物でも、見た目が悪いとわざわざ育てるのはちょっと……」なんてためらっていませんか?蚊連草は花を咲かせます!しかも地味な色ではなく、かわいらしいピンクです。観賞用としても価値がありますよ。花壇に植えたり、寄せ植えに使ってみたりと、用途は多彩です。蚊連草の育て方!開花時期は?
植え付け
蚊連草は湿り気の少ない、水はけのよい土壌を選びます。日当たりの良いところにポット苗を植え付けましょう。肥料が配合された園芸用の土を使い、たっぷりと水やりをしておきます。環境・置き場所
乾燥を好む植物です。いつも土がジメジメしているような状態にならないよう、日当たりのよい明るいところで管理しましょう。花の時期は5月です。冬は凍らせなければ越すことができます。
水やり・肥料
水やりは表面の土が乾いてからたっぷりと行いましょう。肥料は3要素(リン、カリ、チッ素)がバランス良く配合された一般的なもので問題ありません。肥料の時期は3月中旬~7月下旬、9月中旬~10月下旬です。