- AGRI PICK 編集部
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今回はYouTubeチャンネル「DIYの森」さんご協力の元、ベンチの作り方を解説していきます!
YouTubeチャンネル「DIYの森」
おしゃれなプランターやレイズドベッドなど、庭のエクステリアやガーデンファニチャーのDIY方法を数多く紹介するYouTubeチャンネル。庭造りの参考になる情報が満載!毎週金曜日に新しい動画がアップされるので、ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。現在は、築50年の空き家を丸ごとリノベする企画に挑戦中!!この記事では上記の動画を参考にベンチの作り方をご紹介します。
ベンチのDIY方法1|作るベンチの寸法は?
今回作るベンチの大きさは上記の通り。幅×奥行き×高さ=120×30×45cmで、2人が座るのにちょうど良い大きさです。座面と脚を異なる色に仕上げることでおしゃれ度がグッとアップした素敵なベンチに仕上がります。ベンチのDIY方法2|材料と道具をそろえよう
次に道具をそろえていきましょう。どれもホームセンターで手軽にそろえられるので、近くのホームセンターを利用してみてください。無くてもOKな道具
- スライド丸ノコ
- 丸ノコスタンド
必要な道具
- サンダー
- 塗料(キシラデコールのジェットブラックとピニー)
- コテバケ
- インパクトドライバー
- 木工用ボンド
- 2×4定規
DIYの森
塗料で使用する「キシラデコール」は、50年の長い実績を持ち、「仕上がりの良さ」と「耐久性の高さ」から、プロからも絶大なる信頼を寄せるメーカーです。また、安全性において何度も試験を重ね、実証されています。そのため、全国各地の有名な建物もこのキシラデコールで塗装されているんですよ。さまざまな塗料をすすめて頂いたり、試したりしましたが、特に屋外の水にぬれる可能性の高いものはほぼキシラデコールで塗装しています。塗りやすさや伸びも良く、快適に使えます。
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材料
- 2×4材:182cm×4本
- 1×4材:182cm×4本
- ビス
ベンチのDIY方法3|ガーデンベンチの作り方
材料や道具の準備と寸法を確認したら、早速DIYを開始!電動工具などを使用する際は十分に注意し、近隣の方の迷惑にならないよう昼間などに作業を行うようにしてくださいね。作業工程を確認!
このベンチの作り方はざっくりと4工程に分かれています。- 木材をカットする
- サンダーをかける
- 塗装をする
- 組み立てる
Step1. 木材をカットする
2×4材は土台用に113cmを2本(幕板)、30cmを4本(幕板と貫)、脚になる45cmを4本、補強に使用する22.3cmを2本、108cmを1本(貫)にカットし、1×4材は123cmを4本座面用にカットします。下記の表に分かりやすくまとめたので参考にしてみてください。木材 | 使用する場所 | 寸法 | 本数 |
2×4材 | 幕板 | 113cm | 2本 |
幕板と貫 | 30cm | 4本 | |
脚 | 45cm | 4本 | |
補強 | 22.3cm | 2本 | |
貫 | 108cm | 1本 | |
1×4材 | 座面 | 123cm | 4本 |
DIYの森
電動工具全般に共通していることですが、使用する際はしっかり握り、安全を第一に取り扱ってくださいね。
Step2. サンダーをかける
Steop1で切断した木材に面取りサンダーをかけていきます。紙ヤスリなどを使用しても行える作業ですが、先に解説した通りベンチはサイズが比較的大きく使う木材も多いため、サンダーを持っていれば短時間で作業を終わらせることができます。出た木くずはブロアーなどで払っておきましょう。Step3. 塗装をする
サンダーをかけ終わったら、次はいよいよ塗装です!DIYの森さんは座面をピニー、脚をジェットブラックに塗装しました。しっかりと乾燥させて二度塗りをします。上塗りまでには12時間程度の時間がかかるため、1日では完成できません。天気などを確認し、制作途中の木材がぬれないよう注意してください。DIYの森
塗装する色はその時の気分や配置場所を想像しながら決めています。今回使用したのはシックな「ジェットブラック」と自然な明るさを持つ「ピニー」です。ほかには一番人気の「ウォルナット」を持っています。
使用した「コテバケ」はDIYの森さん大のおすすめ品!とても塗りやすいので初心者の人におすすめです。通販でも購入できるのでチェックしてみてください。
Step4. 組み立てる
まずは幕板を仮置きして完成をイメージしてみてください。上の画像のように2×4上記を使い印をつけ、そこに下穴をあけ、木工用ボンドを注入します。DIYの森
ビス留めなど行う場合、手間にはなりますが、失敗を回避するためにも「下穴」をあける事もおすすめします。ボンドは、量に気をつけて、はみ出さない程度の適量を塗ってください。もし、はみ出してしまった場合は、塗装時にムラになる場合があるので、濡れ雑巾などで拭き取りながら作業をすることをおすすめします。
印をつけた場所にインパクトドライバーでビスを留めていきます。4角全てにビスを2本ずつ留めましょう。
DIYの森
インパクトドライバーは軽量なのにパワフルで、ビスを連続して打ち込むことが出来るなど、とても使い勝手が良いのが特徴です。多くの場合、トルクを調整せずとも、ビス留めや穴あけが出来ますが、打撃の時の「加減」がとても重要です。基本的に木材と垂直にビスを入れ、パワーがある分、ビス頭がビットから外れないように、また強く押しすぎてビス頭が潰れてしまわないように気をつけてくださいね。
等分した箇所に、座面と脚の補強用の木材をはめ込んでいきます。印をつけ、こちらもビスで留めてください。
次は脚の取り付けです。ビスが幕板の組み立てで使用したビスとぶつからないように、2×4上記を使用して印をつけていきます。画像のように確認してみてください。
下穴あけ→木工用ボンドの注入→ビス留めの順で脚を取り付けていきます。それぞれの脚をつけるとき都度角度の確認をしてください。
次にベンチの安定性を向上させるために、貫を取り付けていきます。ベンチに取り付ける前に、30cmの木材2本と108cmの木材1本をアルファベットのI字になるように組み立てていきます。
位置を決めて、こちらも下穴あけ→木工用ボンドの注入→ビス留めの順で貫を取り付けます。これで土台は完成です!
座面を土台に取り付けます。2×4定規を使って印をつけた後に、下穴あけ→木工用ボンドの注入→ビス留めの順で座面用の木材を取り付けていきます。こちらでは少し土台から座面がはみ出すように取り付けていて、両端2本ずつビスを留めています。
ついに完成です!脚のビスの色が気になる人は追加で塗装しても◎
スタイリッシュでおしゃれなベンチが完成しました。だいたい2日程度あれば完成できるので、週末のDIYにはぴったりです。
DIYの森
「やってみよう!」や「やりたい気持ち」を大切に、まずは一歩前に進めるよう、失敗を恐れず、頑張りすぎず、楽しんで頂けたらと思います。普段の暮らし・生活が楽しくなるよう、少しでもどなたかの参考になれば本当にうれしいです。