【ベリーの達人が解説】ラズベリーの育て方!|鉢植え(プランター)・地植え

見た目もかわいくておいしいラズベリー♪地植え、鉢植え、プランターでもできる苗からの育て方や土のこと、つる性の支柱の立て方、剪定の仕方まで徹底解説!人気のプチルビーや品種の特徴やラズベリーの黒い品種とブラックベリーの違いなど、ラズベリーの魅力と育て方を紹介します。


おいしいラズベリーを育てて食べてみよう!

出典:Pixabay
初心者さんにおすすめの果樹といえば、ベリー系!その中でもラズベリーはブルーベリー、ブラックベリーと共に紹介されることが多く、育てやすい果樹の筆頭です。病害虫に強く、暑さ・寒さへの耐性もあります。初めて果樹を育ててみたい人にもおすすめです。ラズベリーの育て方、おすすめの品種をご紹介します。赤だけでなく、黒や黄色のラズベリーもあるんですよ!

ブルーベリーやブラックベリーなどベリーの種類解説はこちらをチェック!

ラズベリーの栽培カレンダー

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 植え付け
 植え替え
 収穫
 剪定
 肥料

ラズベリーとは?

赤い実ラズベリー
出典:Pixabay
ラズベリーは樹高150cmくらいになる低木性果樹です。収穫時期は夏で、冬には葉を落とします。

基本データ

原産地

ヨーロッパ、北アメリカ

科目・属

バラ科キイチゴ属

ラズベリーの栄養と効能

アクセサリーのようなラズベリー
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ラズベリーは美容に効くといわれる栄養が豊富です。高い抗酸化作用を持っており、老化抑制効果が期待できます。また、果物の中でも食物繊維が豊富。ラズベリーケトンという脂肪燃焼効果のあるとされる成分も含まれています。

ラズベリーが好む気候

暑さにも寒さにも強く、北海道でも栽培が可能です。雨に当たらないところで育てると、病気が発生しにくくなります。

ブラックベリーとの違い

ラズベリーとブラックベリーの違い
出典:Pixabay
ラズベリーと似た果樹に「ブラックベリー」があります。ラズベリーは完熟すると赤くなりますが、ブラックベリーは赤からさらに黒へと熟していきます。摘んだときに実だけ取れるのがラズベリー、花柄から取れるのがブラックベリーです。どちらも同じような環境を好み、収穫スケジュールもほぼ同じ。また、これらと同じくらい簡単に育てられるブルーベリーも、同時に栽培されることが多いですよ。

ラズベリーの種類とおすすめの苗



育てやすいラズベリーの種類と、おすすめの苗をピックアップしました。赤、黄、黒の3色に果実の色を分類して紹介しています。一季なりの品種だけでなく、より収穫時期の長い二季なりの品種もありますよ。

赤系品種

マリージェーン

濃厚な味わいの育てやすいラズベリー。実は大きく、柔らかです。6~7月、9~10月に収穫できる二季なり品種です!
ITEM
マリージェーン ポット苗
・内容:高さ0.3~0.5m位(ポット含む)

2月に購入したので、芽がまだ固い茶色い枝の状態で届きました。しかし、暖かくなるとグングン芽が成長して、5月末から6月にかけて、はやくも収穫できました。1年目で結実できると書いてある通りでした。
成長とともに、シュート(二期なりでは秋に実をつける枝)も元気に成長して、秋の収穫が楽しみです。
枝はトゲトゲしているので、収穫や切り戻しの時に気をつけてください。


インディアンサマー

7月上旬~8月上旬、9月中旬~10月上旬に収穫できる二季なり品種。ポピュラーなラズベリーです。トゲは少なく、3g程度の果実ができます。
ITEM
インディアンサマー ポット苗
・内容:高さ0.3m位(ポット含む)

現在添え木して1.5mほどに育ちました。
甘酸っぱい実がけっこうとれるので、ジャムにしたり、そのままヨーグルトに入れたりして楽しんでます。
うちでは一度に添付写真のざるにある程度の収穫ができております。
今12月ですが、今頃も量はそんなに多くないですがちょこちょこ穫れてます。


サンタナ

メインは夏ですが、秋にも収穫できることがある二季なり性です。4g前後の中~大粒です。
ITEM
サンタナ ポット苗
・内容:高さ0.3〜0.5m位(ポット含む)

グレンモイ

つるっとした枝の、珍しいトゲなしラズベリーです。子どもと一緒に育てたい人も安心!
ITEM
グレンモイ 果樹苗
・内容:高さ0.3m位(ポット含む)

小さな苗木でしたが、来年はグンと成長してくれると思います。


レッドジュエル

夏は6~7月、秋は10月頃に収穫できる二季なりです。品種名通り、赤い宝石のような3~4gの実が付きます。
ITEM
レッドジュエル ポット苗
・内容:高さ0.3m位(ポット含む)

今年の4月中旬に購入したレッドジュエルの味が
ラズベリー好きの妹の好みにピッタリとのことでリピートしました。
一度に収穫できたのは5個ほどでしたが
今年の収穫は期待していなかったので大満足です。
熟した果実は名前の通りまさに『レッドジュエル』で視覚的にもGood!
前回の苗木にはまだいくつも青い実がついているのでこれからも楽しめそうです。
ということで、今回の苗木にもかなり期待しております。(笑)
もし今後購入するなら絶対この品種を選ぶと思います。


サマーフェスティバル

いちごのような、やや縦長で逆三角形の実が付きます。初心者さんにもおすすめの二季なりラズベリー。
ITEM
サマーフェスティバル 苗木
・内容:高さ0.3〜0.5m位(ポット含む)

元気に届きました。
可愛らしい実が付いています。
可愛いです♪


グレンアンプル

剪定しやすいトゲなしラズベリーです!実は大きめで、結果年数も早く、楽しみながら栽培したい人にぴったり。
ITEM
グレンアンプル 鉢苗
・内容:高さ0.3〜0.5m位(ポット含む)

細っちい苗で、ラズベリーはこんな物だから仕方ないと思い庭に地植え。
花が1つ咲き1つ実がなれたので、食べてみたら、今まで実家の酸っぱいラズベリーの記憶からは全く違う、ラズベリーの概念を変える味でした。
株が幼いせいも有るのでしょうが、酸っぱさよりも甘味が強い。極甘では無いが、買って損はないとおもいました。
これからの成長に大いに期待したい果樹です


マイラビット

よく育つ中粒品種です。ラズベリーの中でも木が小さくまとまるので、鉢栽培やベランダ栽培に適しています。
ITEM
マイラビット 苗木
・内容:高さ0.3〜0.5m位(ポット含む)

黄色系品種

ファールゴールド

黄色い実が付きます。赤系品のラズベリーと組み合わせてもキレイな中粒品種です。
ITEM
ファールゴールド ポット苗
・内容:高さ0.3〜0.5m位(ポット含む)

2ヶ月半ほど前に植え付けたばかりですが、すでに黄色い可愛い実が成ってちょこちょこ収穫できています。今日は8個とれました♪ 一緒に植えたインディアンサマーと比べて酸味が少なく、とても優しいお味です。来年はお菓子に使えるかな?


ワインダーイエロー

樹勢が強く、とっても元気!6月中旬~7月中旬、9月中旬~10月中旬の2回収穫できる二季なりです。
ITEM
ワインダーイエロー ポット苗
・内容:高さ0.3〜0.5m位(ポット含む)

黒(紫)系品種


ブラックキャップ

完熟するとブラックベリーのように黒くなるラズベリーです。収穫時期は6月下旬頃。食べるときは、赤い品種と一緒にトッピングするとおしゃれです。
ITEM
ブラックキャップ ポット苗
完熟するとブラックベリーのように黒くなるラズベリーです。収穫時期は6月下旬頃。食べるときは、赤い品種と一緒にトッピングするとおしゃれです。

露地植えで元気に育っています。今年は実をならせないよう花を摘んでしまいましたが,来年は少し実をつけさせてみようと思っています。楽しみです。


【鉢植え(プランター)】ラズベリーの育て方|コンパクトに楽しむ♪

鉢植え(プランター)でラズベリーを育てる
出典:Pixabay
ラズベリーはかわいらしい小さな果実のイメージに反して、高さ150cmと大きな「木」です。ベランダや狭い庭では、鉢植えで育てるとコンパクトにまとまります。小さな株でもたくさん収穫したいなら、二季なりのラズベリーも検討してみてください。

準備するもの

・鉢(生長と共に植え替え)
・有機質肥料、または速効性化成肥料
・土(赤玉土7:腐葉土3、もしくはベリー用の土など)
・鉢底石

育て方

植え付け

12~2月ごろに植え付けます。鉢の底が見えなくなるくらいまで鉢底石を入れ、その上に土を入れましょう。土の配合は赤玉土7:腐葉土3がおすすめです。以下のようなベリー用にあらかじめ配合されている土なら、そのまま使えて便利。植え付けたらたっぷりと水やりしてください。
ITEM
すべてのベリーの土
ラズベリーだけでなく、ブラックベリーやブルーベリーなど、さまざまなベリーにそのまま使える土です。いろいろなベリーを育ててみたい人におすすめ!

・容量:12L

基本用土と共に購入しました。
届くのも早く、早速植え替え出来ました。
量が思ってたより多くて驚きました。
実の付きが楽しみです。


日当たり

日に当たったラズベリーの実
出典:Pixabay
日当たりの良いところで育てます。雨の日はベランダや軒下に入れてあげると病気防止になりますが、戻し忘れて日光不足にならないよう注意。

水やり

土が乾いたらたっぷりと水やりします。収穫時期の夏は乾燥しやすいので、毎日しっかりと与えてください。

肥料

庭植えと同じで、有機質肥料または速効性化成肥料を与えます。元肥として与えるほか、6月、9月にも施してください。

植え替え

ずっと同じ鉢で育てていると、根が鉢の中でパンパンになってしまいます。根詰まり防止のためにも、2年に1度くらいの頻度で一回り大きな鉢へ植え替えましょう。最終的には直径50cmくらいの大きな鉢に植えてあげると、地植えに近いボリュームのある木が楽しめます。鉢植えから地植えへと移行させて育てるのもおすすめです。

さらに詳しく知りたい人におすすめの本

ITEM
ラズベリー、ブラックベリー(NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月)
複数の果樹栽培についてざっくりと解説している本が多い中、NHKのシリーズは「ラズベリーとブラックベリー」だけを重点的に解説しています!詳しく手順を確認しながら栽培したい人におすすめ!

本書はラズベリー、ブラックベリーの品種についての知識から殖やし方、調理法までを網羅しています。
他の「よく分かる」シリーズ同様に小さくて薄い本ですが、内容としてはかなり濃いものとなっています。
12ヵ月の栽培方法が鉢植え、地植えの両方で書かれており、非常にわかりやすい構成となっています。
また、マニアックな部分としてはラズベリーの交配の話なども出てきます。
最後には初心者向けの単語説明もついており、読みながら勉強できるという内容となっています。
初めてラズベリー、ブラックベリーを育ててみたいという方には最適の1冊だと思います。


【地植え】ラズベリーの育て方|植え付け、支柱は?

ラズベリーの上手な育て方
出典:Pixabay
ラズベリーを大きく育てたいなら、広めのスペースで地植えにするのがおすすめ。鉢植えで育てているラズベリーが大きくなってきたときも、地面へと植え替えてあげるとさらに成長します。

準備するもの

・スコップやクワ
・有機質肥料、または速効性化成肥料
・堆肥

剪定・支柱の立て方

ラズベリーの剪定、支柱の立て方
出典:Pixabay
まずは剪定を行いましょう。元気な若い枝を残し、枯れた枝や混み合った枝を根元から切ります。前回実を付けた枝は自然に枯れるので、若い枝を大事に育ててください。
垣根仕立てのときは、横4カ所に番線を張り、根元から伸びてくるシュート(枝のこと)を倒れないように誘引します。フェンスやおしゃれなトレリスなどに絡ませてもOK。朝顔のような行灯仕立てにすることもできます。

育て方

植え付け

植え付けの時期は木々の葉っぱが落ちている間、つまり冬(12~2月ごろ)です。有機質に富んだ水はけの良い場所を選んで植え付けます。苗に対して大きめの、深さ50cm、幅40cmくらいの植え穴を掘り、その中に元の土2割程度と堆肥を混ぜて入れます。最後にたっぷり水やりしてください。

日当たり

陽にあたったラズベリー
出典:Pixabay
日当たりの良いところで育てます。夏は乾燥しやすいので、株元をマルチングしておくと乾燥防止になりますよ。

水やり

ラズベリーの水やり
出典:Pixabay
苗が大きくなるまでは、鉢植えと同じように人の手で水やりした方が失敗せずに育てられます。土が乾いたらたっぷりと与えましょう。木が人の身長くらい大きくなってからも、乾燥しやすい夏は水やりしてあげてください。

肥料

植え付けのときに有機質肥料、または速効性化成肥料を元肥として施します。収穫前の6月にも同じ肥料を追肥し、収穫後の9月にもまた同じものを与えてください。

人気品種「プチルビー」の育て方のコツ

実を大きくするために、花芽の数を調整する

実の数が多過ぎると、それぞれに充分な栄養が行き渡りません。そのため育てる果実の数を花芽の段階である程度絞っておくと、一つひとつの実のより大きい成長が期待できます。

ハダニに注意する

ハダニが発生しやすいのは6〜9月。葉の表裏に霧吹きで水を掛けておくと発生しにくくなります。もし発生してしまったら殺虫剤を使用しましょう。

家庭菜園だからこそ楽しめるラズベリー

採れたてのラズベリーを楽しむ!
出典:Pixabay
お店ではなかなか販売されておらず、たまに売っていても高価なラズベリー。家庭菜園なら簡単に育てられ、採れたての味を楽しめます。ジャムやケーキなど、加工の幅が広いのも魅力!ぜひブルーベリーやブラックベリーと一緒に育ててみてくださいね。

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紹介されたアイテム

マリージェーン ポット苗
インディアンサマー ポット苗
サンタナ ポット苗
グレンモイ 果樹苗
レッドジュエル ポット苗
サマーフェスティバル 苗木
グレンアンプル 鉢苗
マイラビット 苗木
ファールゴールド ポット苗
ワインダーイエロー ポット苗
ブラックキャップ ポット苗
すべてのベリーの土
ラズベリー、ブラックベリー(NHK趣味の…

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MitsuyaNao
MitsuyaNao

埼玉県の山奥で、約1反のブルーベリー畑を管理しています。ハイブッシュとラビットアイを約20品種栽培中。野菜、花、ハーブなども育てています。AGRI PICKでは、家庭菜園や園芸の初心者に向けた記事を中心に担当。他メディアでも多数執筆中。