個性的なカラーリーフを楽しもう!コルディリネ(コルジリネ)の育て方を紹介します

個性豊かな色合いが魅力の観葉植物、コルディリネ。オーストラリス・レッドスターやストリクタなどの人気品種や、鉢植えや地植えの育て方をご紹介します。また、葉が枯れた時や大きくなり過ぎた時の対処方法も解説します。


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種類が豊富でさまざまな葉色を楽しめる人気の観葉植物、コルディリネ。今回はコルディリネの種類や育て方をご紹介します。植え替えのタイミングや困ったときの対処方法も解説しますよ。お部屋はもちろん、暖かい地域なら庭の地植えでも楽しめる品種もあります。丈夫で育てやすいので、初心者の方にもおすすめです!

エキゾチックなアジアンテイストやハワイアンな雰囲気、シックな色合いなど、個性的なカラーリーフが魅力のコルディリネ。室内のインテリアやお庭の雰囲気に合わせて、お気に入りのコルディリネを楽しく育てましょう。

コルディリネ(コルジリネ)とは?どんな植物

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コルディリネの特徴

コルディリネは、おしゃれなお店のインテリアプランツや高級ホテルのシンボルツリーとしても人気の観葉植物。インドやオーストラリア、熱帯アフリカ、ハワイなどに分布するキジカクシ科(分類によりリュウゼツラン科、リュウケツジュ科)の植物です。観葉植物では珍しい赤や紫、黄色などの多彩でエキゾチックなカラーリーフが特徴で、約20種類ほどあります。

コルディリネと風水

風水では、細い葉先が上を向いて伸びる植物は陽の気を持っているといわれています。コルディリネは細い葉を上に伸ばすので、良い運気を招く植物としても人気があります。また、ハワイではコルディリネは魔除けの力があると伝承されていて、悪霊を払う植物として昔から親しまれています。

コルディリネの花言葉

多くの観葉植物には花のイメージはないかもしれませんが、コルディリネは生育具合や栽培環境によって花が咲くことがあります。白や紫色の小花がたくさん咲くのが特徴で、良い香りの花を咲かせる品種もあります。そんなコルディリネの花言葉は「幸福」や「幸せな交際」。運気を招き、魔除けの力もあり、花を咲かせると幸福もやってくる! コルディリネは良いことずくめのラッキープランツですね。

ドラセナとの違い

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「幸福の木」でおなじみのドラセナとコルディリネは見た目がとても似ています。また、赤い葉のコルディリネが「赤ドラセナ」という流通名で販売されていますが、コルディリネとドラセナは別の植物です。コルディリネの方が、根が多肉質で太いことが特徴です。しかし、その違いはわかりづらいため、よく混同されています。

コルディリネ(コルジリネ)の種類|人気の品種は?

オーストラリス・レッドスター

シックな濃い赤紫色の葉が特徴のコルディリネ。コルディリネのなかで、もっともポピュラーな品種です。南国リゾートを連想させるエキゾチックな姿ですが、耐寒性が強いので南関東以西の暖地なら地植えも可能です。成長はゆっくりですが、最大で鉢植えで150cm、地植えで200~300cmほどになります。レッドセンセーション、パープルタワー、インディビザ(インジビザ)、赤ドラセナ等の別名でも流通しています。
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コルジリネ オーストラリス レッドスター

とても綺麗な状態で配送していただきました。想像していたよりも元気な物でしたので、リピート買いしたいと思います。


アイチアカ(愛知赤)

葉の縁に赤いラインが入るのが特徴のコルディリネです。新葉は紅赤色ですが、徐々に濃赤紫色になるので、葉の色の変化も楽しめる品種です。 その名の通り、愛知県で育種、生産された品種です。
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コルディリネ アイチアカ

エレクトリックピンク

濃い紫色の葉の縁に、鮮やかなピンクが映えるコルディリネです。他のコルディリネの品種に比べて、根元からたくさんの葉が出るのも特徴です。トロピカルな雰囲気の品種ですが、耐寒性が高いので南関東以西の暖地では庭園樹としても人気があります。ゆっくりと成長し、高さは最大で120cmほどになります。
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コルディリネ エレクトリックピンク

エレクトリックフラッシュ

淡く上品な緑と、チョコレート色のコントラストがクールで魅惑的なコルディリネ。株が成熟すると株元や幹の途中から枝や子株が出てくるので、ワイルドな雰囲気になります。こちらの品種も耐寒性が高いので南関東以西の暖地では地植えが可能です。高さは最大で100cmほどになります。
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コルディリネ エレクトリックフラッシュ

ストリクタ

細い緑色の葉が爽やかで、とても丈夫なコルディリネです。ドラセナに似ているので、一般的には「青ドラセナ」という名前で流通しています。生育具合や栽培環境によっては、初夏から梅雨の時期に掛けて、小さな紫色の花をたくさん咲かせることもあります。高さは100~300cmほどになります。
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コルディリネ ストリクタ

鉢植えの育て方

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置き場所

コルディリネは、通年通して日当たりの良い場所を好みます。日当たりが悪い場所でも育ちますが、鮮やかな葉色を保つためには、できるだけ日当たりの良い場所で育てましょう。ただし、初夏から夏場の直射日光にはご注意ください。室内の鉢植えで育てている観葉植物は、強い直射日光に慣れていないため、やけどのように葉が焼けてしまうことがあります。明るい日陰やレースカーテン越しに日光が当たる場所がおすすめです。屋外で日光浴をさせる場合も、急に炎天下に出してしまうと葉が焼けてしまうので、少しずつ日光に慣らしてあげましょう。

冬場の置き場所は、春や秋と同じく、日中は日当たりの良い場所で育てましょう。ただし、窓辺で育てている場合は注意が必要です。室内で管理しているコルディリネは寒さが苦手です。夜になると窓辺は気温が急激に下がるので、夜間から明け方は室内の温かな場所に移動しましょう。コルディリネの耐寒温度は5℃が目安になります。

水やり

春から秋は、コルディリネが成長する季節です。土の表面がしっかりと乾いたら、鉢底から水が出るまでたっぷりと水やりをしましょう。土の表面がまだ湿っているときに水をあげてしまうと、根腐れの原因になるのでご注意ください。また、夏場は早朝から午前中の比較的涼しい時間帯での水やりをおすすめします。高温が続く日中や夜間は、鉢の中が蒸れやすく、株がダメージを負ってしまうこともあります。

冬は成長が緩やかになるので、水やりの回数を減らしましょう。最低気温が10℃以下になったら、少し乾かし気味に管理します。土の表面がしっかりと乾いてから2~3日後を目安に水をあげましょう。ただし、気密性の高いマンションのお部屋など、冬場も1日通して10℃以上ある場合は、コルジリネは成長期を維持します。その場合は水分を必要としますので、通常通りに水をあげてください。

地植えの育て方

撮影:batayan
「コルディリネの人気品種」でご紹介したレッドスターやエレクトリックピンク、エレクトリックフラッシュは寒さに強いので、南関東以西の暖地なら地植えも可能です。関東地方に住んでいる私も、小さな庭にコルディリネを植えて楽しんでいます。個性のある葉色のコルディリネは庭のアクセントになるので、とってもおすすめです!

植え付けの時期

コルディリネが成長期に入る4~5月がおすすめです。一般的には春から8月までが良いとされていますが、梅雨や夏場の蒸れや高温は植物に負担を与えてしまうことがあるので、できるだけ避けた方が無難です。

植え付けの準備

園芸店やネットショップで販売されている株の多くは、ハウスや室内で管理されていたものです。こうした株は、いきなり地面に植えてしまうと、急な環境の変化で弱ってしまうことがあります。コルディリネを購入したら、まずは屋外の日陰で管理して、徐々に日当たりの良い場所に移動して外の環境に慣れさせましょう。すぐに植えたくなる気持ちを我慢して、1週間は慣らし期間にしましょう。

植え方

事前に土を掘り起こします。株の大きさにもよりますが、幅と深さの目安は30cm以上になります。コルディリネは丈夫な植物なので土の種類は気にしなくても大丈夫ですが、土が固いようでしたら柔らかくほぐしてあげましょう。土を柔らかくすることで根の張りも良くなります。もしよく完熟した腐葉土があれば、掘り起こした土に3割程度混ぜてあげると成長が良くなります。

また、早く成長させたい方には、ゆっくりと効果が出る緩効性化成肥料をおすすめします。ただし、肥料分が多過ぎると葉の色が緑色になってしまうこともあるので、適量よりも少なめに使うのが良いでしょう。

植え付け後の管理

特に難しいことはありませんが、可能でしたら植え付け後の1週間程度は水をあげてください。植え付け直後の土が柔らかい時期に水やりをすることで、根を下に誘導する効果があります。また根が土になじみやすくなるので、成長も良くなります。その後の水やりは特に必要ありません。

植え替えのポイント

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植え替えのタイミング

コルディリネは、他の観葉植物と比べて根が太く多肉質で成長も早いので、鉢の中が根でいっぱいになりがちです。鉢の中に根が詰まってしまうと、株がストレスを感じて「新しい葉が出なくなる」「葉の色が悪くなる」「下葉が落ちてくる」などのトラブルが出てきます。成長具合にもよりますが、目安として2~3年に一度は一回り大きな鉢に植え替えましょう。

適した時期

植え替えは5~7月がおすすめの時期です。成長が鈍る寒い季節や、真夏の高温期は避けましょう。

植え替えのやり方

株を鉢から抜いたら、古い土を落とします。無理に落とす必要はありませんが、3分の1ほど優しく丁寧に落とします。また、表土は普段の水やりで難くなりがちで、雑草や菌類も発生しやすいので可能な範囲で落としましょう。
傷んでいる根があればカットします。また、長過ぎる根があれば3分の2ほどの長さに切っても大丈夫です。5~7月の植え替えに適した時期であれば、新しい根が生えて成長も良くなります。植え替え直後は株を休ませるイメージで、数日は明るい日陰で管理しましょう。

土の選び方

土は一般的な観葉植物用の培養土が使いやすいです。ただし、観葉植物用の用土はふかふかと柔らかいものが多いため、鉢の幅が約10cm以上になると、株がグラついてしまうことがあります。その場合は、赤玉を6割程度ブレンドしましょう。赤玉を混ぜることで株が安定し、水はけも良くなります。

コルディリネの増やし方|挿し木

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コルディリネは5~8月に挿し木で増やすことができます。やり方は簡単!葉の先端部分から10枚程度付いた状態で切り取って、土に挿すだけです。明るい日陰で管理して、土が乾ききらないようにすれば1カ月程度で根が出てきます。根が出てきたら日の当たる場所で通常通り育てることができます。

挿し木をするとき、残した葉は光合成に必要な葉ですが、長過ぎる場合はひもや輪ゴムを使ってまとめても大丈夫です。コルディリネの葉は裂けやすいので、優しく緩やかにまとめましょう。

トラブルの対処法

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葉の色が薄くなった!

葉の色が薄くなったり悪くなったりする一番の原因は日光不足です。コルディリネは日当たりの良い場所を好みますので、できるだけ日差しの入る明るい場所で育てましょう。ただし、夏場の直射日光は葉を焼いてしまうのでご注意ください。

また、成長が緩やかになる寒い時期に肥料を与えてしまうと、葉の色が悪くなってしまうことがあります。肥料を与える場合は、成長期の春から秋が良いです。

葉が枯れた!

コルディリネの葉は古くなると自然と枯れるので、新しい葉が次々と出てくるようでしたら、それほど心配は要りません。ただし、枯れ葉が目立つようでしたら、根詰まりの可能性があります。鉢の底から根が出ている場合や、数年植え替えをしていない場合は、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

また、エアコンの風が直接当たる場所で育てていると、葉が乾燥し過ぎて枯れることもあります。置き場所を変えるか、霧吹きなどで葉の両面に毎日水分を与えましょう。蓄圧式の霧吹きなら、毎日の作業でも手が疲れないのでおすすめです。

 

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蓄圧式なので、手が疲れにくく女性にもおすすめのスプレーです。霧状からジェット状にも調整できるので、葉の水やりはもちろん、鉢の土汚れ落としにも活躍します。

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大きくなり過ぎた!

背が高くなり過ぎたり株が大きくなり過ぎたりして困った場合は、思いきってばっさりと切りましょう。春から夏の温かい時期でしたら、約1カ月後を目安に幹から新しい葉や枝が出てきます。また、切った幹も挿し木の要領で土に挿せば、そのまま育てることもできます。

虫が出てきた!

コルディリネは日当たりと風通しの良い場所で管理すれば病害虫に強い植物ですが、季節や環境により害虫が発生する場合があります。害虫を発見したら、被害が広がらないようにすぐに駆除しましょう。

 

ハダニ

赤や黄緑の0.5mmほどの害虫です。主に葉の裏側を好み吸汁します。ハダニに吸汁された部分は白い斑点状になるので、見つけ次第取り除きましょう。そのまま放置すると、葉の成長を妨げてしまいます。ハダニは乾燥した環境を好むので霧吹きで予防できますが、発生した場合は園芸用のダニ駆除剤で撃退しましょう。

 

カイガラムシ

白い綿毛のような3mmほどの害虫です。カイガラムシは綿毛や殻に覆われているため、スプレーなどの薬剤が効きにくい害虫です。発見したらブラシや綿棒で取り除きましょう。

ビギナーの方にもおすすめ!コルディリネを育ててみましょう!

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コルディリネは丈夫で育てやすい観葉植物です。育て方の基本とポイントを抑えれば、どなたでも育てられます。個性的な色合いが特徴のコルディリネは、風水的にもラッキープランツで、ミニサイズでも空間のアクセントになりますよ。ぜひ育ててみてください。

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batayan
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多肉植物やハーブ、野菜を育てるのが好きです。フラワーショップでの勤務経験を活かして、植物の不思議や楽しさをご紹介します。