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冬枯れの庭を彩る貴婦人・クリスマスローズを咲かせよう【Garden Story連携企画】


ガーデニング・植物の魅力や、花・緑にまつわる暮らしの楽しみを紹介している「Garden Story」との連携企画!今月は、クリスマスローズをピックアップ。さまざまな種類のクリスマスローズの中からお気に入りを見つけてみてはいかがですか?
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GardenStory

花・緑・庭がある暮らし方を提案するウェブマガジン。専門家とガーデニングに精通した編集者が、さまざまな視点から記事を発信。ガーデンで過ごすライフスタイル、自然に寄り添う暮らし方、植物の育て方などの情報を毎月新たに約60コンテンツという多彩な内容でお届けしています。…続きを読む


色とりどりのクリスマスローズ

提供:Garden Story

ガーデニング・植物の魅力や、花・緑にまつわる暮らしの楽しみを紹介している「Garden Story」。植物を取り入れたライフスタイルの発信とDIYや料理レシピなどの豊富なコンテンツが魅力的なサイトです。
AGRI PICKではGarden Storyとの連携企画として、毎月季節を彩る花をご紹介しています。
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冬から早春の花の少ない季節に、清楚な花でガーデンを彩ってくれる宿根草、クリスマスローズ。バラやクレマチスと並んで人気の高いガーデンプランツです。バラエティー豊かなその姿に夢中になるガーデナーも多いクリスマスローズは、性質は丈夫で育てやすく、ガーデニング初心者にもおすすめ。今回は、そんなクリスマスローズの魅力と育て方をご紹介します。

クリスマスローズとは

雪に咲くクリスマスローズ
提供:Garden Story
クリスマスローズはキンポウゲ科の多年草。「冬の貴婦人」ともうたわれ、冬から早春にかけて花の少ない時期にガーデンを彩ります。鉢植えにも庭植えにも向き、控えめで清楚な花姿は和風の庭にもよく馴染みます。クリスマスローズ属には20種ほどの仲間がありますが、園芸的に最もよく見かけるのが、交配種であるヘレボルス・ヒブリダスです。

その名前から、クリスマスの時期に咲くと思われがちですが、じつはクリスマスに花を咲かせるのは、原種の一つで基本的に純白の花を咲かせるヘレボルス・ニゲルのみ。ほかの品種は主に2~3月頃の早春に開花します。クリスマスローズという名は、ヘレボルス・ニゲルにちなんだもので、ニゲルは黒を意味します。白い花を咲かせるのに黒とは少し不思議な気もしますが、この名は根が黒いことが由来。そしてヘレボルスという学名は、クリスマスローズの持つ毒性にちなんだもの。全草が有毒なので、口にしないように注意しましょう。

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クリスマスローズのバリエーション

クリスマスローズ
提供:Garden Story
クリスマスローズの交配種の魅力は、なんといってもそのバリエーションの豊かさ。品種としてはヘレボルス・ヒブリダスという一種ですが、一株ごとに花色や模様などの咲き姿が微妙に異なり、自分だけの花選びが楽しめます。ちなみに花のように見えている美しい部分はじつはガクで、観賞期間が長いのも魅力です。花を切って花瓶に活けたり、水に浮かべたりしても長く楽しめます。
花色は、白や緑、赤、紫、ピンク、アプリコット、黄などがあります。株ごとに花姿が異なるクリスマスローズは、品種名ではなく花形や模様、花色を組み合わせた名前で呼ばれることが多いです。ここではヘレボルス・ヒブリダスの代表的な花形や模様をいくつか紹介します。

シングル(一重咲き)

シングルのクリスマスローズ
提供:Garden Story
原種を思わせるすっきりとした一重咲き。花弁は5枚が基本です。

ダブル(八重咲き)

ダブルのクリスマスローズ
提供:Garden Story
ゴージャスな花を咲かせるダブルは、ネクタリー(蜜腺)が完全に花弁に変化したもの。ほかにネクタリーが小花弁などに変化したセミダブルもあります。

ピコティ

ピコティのクリスマスローズ
提供:Garden Story
花の表に縁取りが入るもの。ピコティの幅が広いものは帯ピコティ、細いものは糸ピコティと呼ばれます。

ベイン

ベインのクリスマスローズ
提供:Garden Story
花に筋が入るもの。網目状に脈が入るものはネットと呼ばれます。

スポット

スポットのクリスマスローズ
提供:Garden Story
花の表に斑点が入るもの。

ブロッチ

ブロッチのクリスマスローズ
提供:Garden Story
花の表に斑点が固まって入るもの。

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クリスマスローズの育て方

白いクリスマスローズ
提供:Garden Story

購入時に気を付けること

クリスマスローズの植え付け適期は10月、または2~3月頃。一年生の実生苗などは、購入した年には花が咲かず、株が充実してから花が見られるようになります。購入した年から花を楽しみたいのなら、開花株や開花見込み株を購入しましょう。

クリスマスローズは、ラベルを見て苗を購入しても、ラベルと同じ花が咲くとは限りません。特に株が充実していない若い株の場合、ダブル咲きのはずがシングルになることも。発芽一年未満の小さな実生苗の場合は、どんな形質の花が咲くのか、花が咲くまで分からないこともあるので、欲しい花が決まっている場合は、少々割高でも開花株で花を確認して購入するとよいでしょう。ただし、細胞を培養して育てたメリクロン苗の場合は、親の形質をそのまま引き継ぐため、ラベルで花を確認して購入することができます。

クリスマスローズは暑さが苦手

ヨーロッパが原産のクリスマスローズは、寒さには強いですが、暑さはやや苦手。夏越しの際には、直射日光や西日が当たらない涼しい場所で管理するとよいでしょう。地植えの場合は、夏には日陰になる落葉樹の下などがおすすめ。過湿を避け、水はけのよい土で栽培します。秋に植え付ける際は、根詰まりしないよう根を軽くほぐしますが、春に植え付ける場合は、根を傷めると生育が悪くなることがあります。鉢植えの際は、秋から初夏の生育期にはたっぷりと水を与え、夏場は乾かし気味に管理しましょう。夏に葉が枯れてしまっても、根が生きていれば秋以降にまた芽を出してくれます。また、夏は休眠するので、肥料は必要ありません。

前シーズンの葉がある場合、11~12月頃に古い葉を切る古葉切りの作業を行います。開花期が近づき、花芽が膨らんでくると、古葉が葉柄から倒れるので、葉柄の基部から3cmほどを残して切り取ります。古葉を取り除くことで、株元に光がよく当たるようになります。残った基部は完全に枯れて簡単に抜けるようになったら引き抜きましょう。

花を長く楽しむために

開花期には、膨らみ始めた子房を摘み取る子房取りと、花がら切りの作業をすると、より長く花を楽しめます。花がらを切る際は、花茎についているすべての花が咲き終わってから基部を3cmほど残して切り取ります。タネを採りたい場合は、これらの作業は必要ありません。

クリスマスローズは生育が旺盛なので、根詰まりしないよう、1~2年に一度は植え替えを。根が回っている場合は根をほぐし、一回り大きな鉢に植え替えます。株が込んできたら株分けをすると、株の更新を促し、株を増やすことができます。株分けをする場合にはなるべく3芽以上つけて分けるようにしましょう。

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クリスマスローズを育てよう

クリスマスローズ
提供:Garden Story
清楚ながら華やかな花姿で、多彩な表情が魅力のクリスマスローズ。丈夫で育てやすく、ガーデニング初心者にもおすすめです。お気に入りの花を寄せ植えや庭に迎えて、春待つ庭を賑やかに彩り、早春のガーデニングをより一層楽しみましょう!

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「Garden Story」には、日々を彩る花や植物の育て方、初心者から通まで楽しめるガーデニング情報がたくさん掲載されています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
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