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- AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
🌱 ブルーベリーが喜ぶ土の5つの条件
1.酸度(pH):酸性が命!
理想のpH値: 4.5~5.5
ブルーベリーはツツジ科の植物で、普通の植物より強い酸性土壌を好みます。pHが高すぎると(アルカリ性に近いと)根が養分を吸収できず、生育不良や葉が黄色くなる原因に。
特にハイブッシュ系は酸性土壌じゃないと枯れやすいので要注意!
庭に石灰を撒いたことがある場合は要チェック!市販の簡易キットでpH測定がおすすめ
2.水はけ:水溜まりは大敵!
ブルーベリーは「水の溜まり」が大嫌い。
根が長時間水に浸かると酸素不足で弱ってしまいます。改善策
植え穴の底に小石や軽石を敷く、パーライトや砂を混ぜる。3.保水性:適度な水分も必要
ブルーベリーの根は地表近くに浅く広がる特徴があり、乾燥にも弱いです。ピートモスや腐葉土などを混ぜると、程よく水分を蓄えてくれます。
ポイント
「水はけ」と「保水」のバランスが重要!4.有機質:自然の恵みがたっぷり
野生のブルーベリーは落ち葉や腐植質の多い土壌で育ちます。腐葉土やピートモスなどの有機物が豊富だと根の張りが良くなり実付きも向上。
市販のブルーベリー専用土は有機質を50%前後も配合しているものもあります。
5.養分バランス:適度な栄養を
ブルーベリーは肥料をそれほど多く必要としませんが、長く実をつけるには適度な肥沃さも必要です。窒素・リン・カリウムのバランスが良く、微量要素も含む土が理想的
⚠️ 失敗のもと
肥料のあげすぎは根にダメージを与えることがあります🌟 初心者におすすめ!
市販のブルーベリー専用培養土を使うのが一番安心です。これらは上記のポイントを考慮して配合されているので、失敗が少なくて済みますよ。
💡 豆知識
ブルーベリーの根は非常にデリケートで、他の果樹と比べて細く、広がりも浅めです。だからこそ、土の環境が植物全体の健康に直結するんです!この5つのポイントを押さえた土づくりができれば、甘くて大粒のブルーベリーを自宅で楽しめますよ!🫐✨
ブルーベリーの土の作り方・pH調整や配合は?
🫐 初心者でも失敗知らず!ブルーベリー専用培養土 厳選3選
「自分で土をブレンドするのは面倒…」そんなあなたに朗報です!ブルーベリー栽培で最も重要な「土づくり」。でも、ピートモスや鹿沼土を自分で配合するのはちょっと大変ですよね?そこで今回は、袋を開けてすぐに使える! 市販のブルーベリー専用培養土を厳選してご紹介します。
プロが配合したこれらの培養土なら、初心者でも安心してブルーベリー栽培をスタートできますよ!🌱✨
🏆 おすすめブルーベリーの土 3選
ブルーベリーの土 25L×2袋セット50L
こんな方におすすめ
鉢植えで育てたい!(水はけにも配慮した土)初めての方~上級者向き
25L×2袋と大容量が必要!
重いのを持ち運ぶ必要ないネット通販で購入したい!
【プロの栽培農家さん推薦】ブルーベリーの土 12L
ここがポイント
土職人がブルーべりー栽培に適した酸度調整に配合すべての土の放射線量を計測しているので安心安全
有機質たっぷりのふかふかな土を実感
【プロの栽培農家さん推薦】ブルーベリーの土 12L 【土職人がブルーべりー栽培に適した酸度調整に配合しました。】《香川県産》
ブルーベリーは酸性土を好みます。 そして、ブルーベリーは水をよく吸い、水切れにとても弱いので、夏場の暑い時期に朝晩の水遣りで足りるだけの保水力のある用土を使うことが必要です。 当店のブルーベリーの土は、きれいに洗浄された「無調整のピートモス」に、香川県産の山土を丁寧にふるいにかけた「真砂土」そして鹿児島県産の「さつま土」をブルーベリ栽培に最適な【PH4.5〜5】で配合いたしました。 手に取っていただきますと有機質たっぷりのふかふかな土を実感されると思います。
プロトリーフ ブルーベリーの土 14L x5
ここがポイント
ブルーベリーにはこの土でOK!ブルーベリーの栽培に最適なpH4.5~5.0前後に調整済み
💡 初心者向け 培養土の選び方ポイント
🔍 チェックポイント①:容量
植え付け予定の鉢数・サイズに合わせて選びましょう!
7号鉢(直径21cm)の場合 → 約3L必要10号鉢(直径30cm)の場合 → 約8L必要
地植えの場合 → 植え穴1つにつき20~30L必要
🔍 チェックポイント②:肥料の有無
肥料入りか肥料なしか、用途に合わせて選びましょう!
肥料入り → 植えてすぐに生育開始!初心者向け肥料なし → 自分で好みの肥料を追加できる自由度が高い
🔍 チェックポイント③:pH値
ブルーベリーは酸性土壌を好みます!
理想のpH → 4.5~5.5この範囲内に調整された培養土を選びましょう
🫐 ブルーベリー栽培 Q&A初心者の「困った!」をスッキリ解決!
Q1. 土のpH調整はどうすればいいの?
✅ 簡単な解決法
市販のブルーベリー専用培養土を使おう!- すでに適切な酸度(pH4.5~5.5)に調整済み
- 袋を開けてそのまま使えて初心者に最適
⚠️ 絶対NGポイント
石灰は絶対に入れないで!(酸度を上げてアルカリ性にしてしまうので逆効果です)
💡 不安な時は
簡易土壌酸度計や試験紙で測定してみよう! pH5前後が目標です。Q2.ブルーベリーの土はピートモスと鹿沼土のどれが適していますか?
Q3.ブルーベリーは普通の土で育てられますか?
ブルーベリーは土にとても”こだわり”がある植物なんです。🧪 ブルーベリーは、普通の土ではなく「酸っぱい土」が大好きです!驚きのpH価値観
ほとんどの植物が「中性〜弱アルカリ性」の土を好む中、ブルーベリーは「強酸性」の土を好みます!【pH値の世界】
pH4.3〜5.5 → ブルーベリーが喜ぶ理想の酸性度 😄
pH6.0〜7.0 → 一般的な野菜が好む中性付近 🌱
pH7.0以上 → アルカリ性(多くの花や野菜向け)🌼
⚠️ 「普通の土」で育てるとどうなる?😱 恐ろしい症状が現れる!
もし庭や畑の「普通の土」にブルーベリーを植えると…●栄養不足の悲劇
- 鉄分などの栄養素が吸収できなくなる
- 葉が黄色くなる「クロロシス」発生
- 新芽の成長が止まる
- 枝が細く弱々しくなる
- 実がならない、または小さい実しかつかない
- pH6.0を超えると生育障害が出始める
- pH6.5以上では…枯死の危険性大!⚰️
🌱 最後に…
専用培養土を使えば、ブルーベリー栽培の最大の難関「土づくり」が一気にクリア!あとは日当たりの良い場所に鉢を置いて、水やりと時々の肥料だけで、美味しいブルーベリーが収穫できます。特に初心者の方は、少量サイズから始めて、栽培の楽しさを味わってみてはいかがでしょうか?いつか庭いっぱいにブルーベリーを育てる日が来るかもしれませんよ!🫐✨
画像提供:VEGEPALETTE インスタグラム:https://www.instagram.com/vegepalette_/