東京の農業の担い手を育成するため、2020年に誕生した東京農業アカデミー。第6期生として学ぶ安留もみじさんに、就農を目指す理由、研修の印象、将来のビジョンなどを伺いました。
食への興味から就農への道を
保育園のころから農作業が好き
安留さんは中学生のころから「食」に関わる仕事に就きたいと思うようになり、高校は農業科に進学。その後、大学では国際地域開発学科で発展途上国支援や環境問題について学んでいました。

保育園のときに体験した畑での活動で植物に触れることが好きになり、高校での農作業体験をきっかけに、農業もいいなと思うようになりました。
大学のゼミでも畑をつくった
ゼミでは、土と水の関係について研究していたといいます。実習では畑をつくり、実際に作物を育てていました。

東京で農業にチャレンジすると決心
アカデミーの整った環境が決め手に
就農を決意してから、農業を学べる学校を探し始めました。でも、農業県は既に大きな農業コミュニティができています。そこに入り込むのは難しいのでは……そう考え始めたときに、インターネットで調べて、東京農業アカデミーのことを知ったのです。

大きい消費圏であることも魅力
東京は人口が多く、経営がうまくいけば利益が見込めることも東京での就農を目指した理由のひとつです。

バラエティに富んだ研修や講義
獣害対策の講義に興味津々
アカデミーは入講してしばらくはほ場の実習がメインで、秋以降になると座学が増えるカリキュラムになっています。6月下旬の時点ではまだ座学は週に1回程度ですが、そのなかで印象に残っているもののひとつが獣害対策でした。

また、社会経験がない安留さんにとって、マナー研修も大切です。

農業機械の操作が楽しい!
アカデミーでは、さまざまな農業機械がそろえられています。できるだけ多くの種類の機械に触れておくことで、就農後に導入する機械の選択肢が増えるようにとの計らいからです。
実際に機械を使ってみて、その便利さ、早さにはびっくりしたと安留さん。

おいしいものを育てたい
アカデミーでは果物の栽培も
入講前はブドウを育ててみたいと思っていましたが、アカデミーでの実習ではメロンやスイカ、パッションフルーツといった果物や果実的野菜の栽培にも取り組んでいます。

採りたて野菜の調理も
よりおいしい野菜の食べ方や加工開発にも挑戦される方のために、研修室には調理器具や調味料がそろっていますが、安留さんもいくつかチャレンジしています。

採りたてで作った皮つき焼きトウモロコシの甘さ、おいしさは衝撃的でした。
6次産業の実現が夢
安留さんを突き動かすのは「食が好き」という思い。高校や大学での学びを通して、いつかは収穫物で加工して、販売・サービスまで一体的に行う「6次産業」をやっていきたいという希望をもっています。その前に安定した収入を得ることが先決。

将来的には、贈答用の高級メロンを育て、観光農園として「メロンパーク」のような施設を展開することを目指しています。

「やってみたいことがたくさんある」と笑顔で語る安留さんは、将来きっと、たくさんの人に喜んでもらえるおいしい「食」を提供できる農家になりそうです。





















