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心新たに新年を迎えるために|お正月にふさわしい縁起のよい花とは?【Garden Story連携企画】


ガーデニング・植物の魅力や、花・緑にまつわる暮らしの楽しみを紹介している「Garden Story」との連携企画!今月は、お正月にふさわしい縁起のよい花をピックアップ。植物に込められた意味や飾り方などをお伝えします。美しい花と共に良いお年をお迎えくださいね。

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4種類の花

提供:Garden Story

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AGRI PICKではGarden Storyとの連携企画として、毎月季節を彩る花をご紹介しています。
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一年の中でも特別な時期、お正月。よい一年になりますようにと願いを込めて、縁起のよい植物を飾ってみませんか?フレッシュな生花は、家の中に清々しく華やいだ空気をもたらしてくれます。
今回は、新しい年を迎えるのにふさわしい、お正月にぴったりな植物をご紹介します。

松竹梅

松竹梅
提供:Garden Story
定食やコース名など、いろいろな場所で目にする「松竹梅」という言葉。この起源は、中国・宗の時代の文人画の画題「歳寒三友」で、冬の寒さの中でも美しい松、竹、梅が好んで描かれました。これが日本に伝わり、縁起のよい植物として大切にされています。

松竹梅の中でもお正月に欠かせないのが松です。松は「祀る」に通じ、神様を家に迎え入れる依り代として、また青々とした不老不死の象徴として、門松や松飾りなどに利用され、お正月は別名「松の節句」とも呼ばれるほど。

また、京都の旧家や社寺では、「地に足がつくように」、「成長し続けるように」という意味を込めて、根がついたままの「根引松」を飾る習慣があります。生長が早くまっすぐ育つ竹は、生命や未来の象徴。寒い冬にいち早く咲く梅は希望を象徴し、「高潔」「節操」「清純」といった花言葉や、紅白の花を咲かせることからも、縁起がよいとされています。

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センリョウ(千両)・マンリョウ(万両)・ナンテン(南天)

センリョウ、マンリョウなど
提供:Garden Story(左上/センリョウ、左下/マンリョウ、右/ナンテン)
センリョウ、マンリョウは名前が似ているので混同されることもありますが、まったく別種の植物。どちらも緑の葉につややかな赤い実をつけ、「千両」「万両」という名前のめでたさから、金運の願掛けや、商売繁盛の縁起物などとして親しまれています。

見分け方のポイントは、センリョウは枝の先端に実がひとかたまりに上向きに付くのに対し、マンリョウは下向きに実が付くこと。また、ナンテンは小枝に複数の赤い実をつける木で、名前が「難を転ずる」という言葉に通じるため、魔除けとしてお正月飾りに使われるほか、住宅の庭にもよく植えられています。どれもお正月に欠かせない縁起のよい植物です。

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フクジュソウ(福寿草)

フクジュソウ
提供:Garden Story
早春に明るい黄色の花を咲かせるキンポウゲ科の多年草。お正月には鉢植えなどでよく販売されています。本来の開花期は2~4月ごろで、旧暦のお正月ごろに真っ先に花を咲かせるので「福告げ草」と呼ばれていました。その後、おめでたい「寿」という漢字と差し替えられ、長い開花期が「長寿」を連想させることもあって、「福寿草」の名が定着したといわれています。

フクジュソウの別名は、お正月を意味する「元日草(がんじつそう)」や「朔日草(ついたちそう)」など。まさにお正月にぴったりの花ですね。

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ハボタン(葉牡丹)

葉牡丹
提供:Garden Story
整ったカラーリーフが美しいハボタンはお正月の定番植物の一つで、江戸時代から正月飾りとして親しまれてきました。実は、もともとは縁起がよいとされていたのはボタン(牡丹)の花。しかしながらボタンは高価で手に入りにくかったため、よく似た姿でより手軽に手に入るハボタンが代用品として使われるようになりました。

葉が紅白に染まる様子がめでたく、また、葉が幾重にも重なり合うことで、「吉事が重なる」という意味もあります。

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新年の寄せ植え

正月飾り風の寄せ植え
提供:Garden Story
お正月には切り花の正月花や門松、松飾りを飾るほか、より長もちする寄せ植えを作って新しい年を迎えてみるのもおすすめです。ハボタンやナンテン、ヤブコウジなどを取り入れると、ぐっとお正月らしさがアップ。ガーデンシクラメンやノースポールなどの洋風の花を、紅白の色合いにまとめてもいいですね。

小さな門松や水引、しめ縄飾りなどで寄せ植えを飾ったり、お正月らしい小物を寄せ植えに忍ばせたりするのも、この季節ならではの楽しみです。

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新年の迎え花

新年の向かえ花
提供:Garden Story
これまでに紹介してきた花のほか、端正な花姿と芳しい香りから仙人に由来する名を持つスイセン(水仙)、中国で格調高く縁起のよい植物とされる四君子の一つに数えられるキクやラン、日本で古くから神宿る木とされてきたツバキなども、お正月の花としてよく飾られます。

どの花を選ぶかは人によりさまざまですが、たとえ豪華なお迎え花や門松が用意できなくても、一輪のツバキを飾ったり、手軽に作りやすいスワッグをお正月風にアレンジしたり、アイデア次第ですてきなお正月を迎える準備をすることができます。

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小さな庭と花暮らし「新年の迎え花」

瑞々しく生気に満ちた植物は、新しい年の始まりにふさわしい、清々しい空気を家にもたらしてくれます。いつもより少し改まったハレの日に、よい年になりますようにと願いを込めながら花をしつらえ、心新たにお正月を迎えてみてはいかがでしょうか?

「Garden Story」には、日々を彩る花や植物の育て方、初心者から通まで楽しめるガーデニング情報がたくさん掲載されています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
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