- GardenStory
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ガーデニング・植物の魅力や、花・緑にまつわる暮らしの楽しみを紹介している「Garden Story」。植物を取り入れたライフスタイルの発信とDIYや料理レシピなどの豊富なコンテンツが魅力的なサイトです。
AGRI PICKではGarden Storyとの連携企画として、毎月季節を彩る花をご紹介しています。
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冬もガーデニングを楽しもう
多くの植物が葉を落とし、花が少なくなる冬は、ほかの季節に比べて庭が寂しくなりがちな季節です。そんな冬のガーデニングに活用したい、花期が長く冬から春にかけて咲き、花壇でも鉢植えでも楽しめる、おすすめの花を6種ご紹介します。庭や玄関先の彩りとして育ててみませんか?Garden Storyのこちらの記事もチェック!
冬の花でガーデニングを楽しもう!
パンジー&ビオラ
冬の花といえば真っ先に思い浮かぶのがパンジー&ビオラ。特に小輪のビオラは、寒い冬の間も楽しめ、暖かくなってくるとあふれるほどに咲く花付きのよさが魅力です。草丈が低いので、スイセンやクリスマスローズなどと組み合わせて寄せ植えにしてもバランスよくまとまりやすいのも嬉しいところ。花付きがよいので、咲き姿を楽しむだけでなく、カッティングフラワーとして小さな花瓶に活けて飾ってもすてきです。最近では、従来のビオラのイメージを覆すような、個性豊かで魅力的な品種も多く登場しています。お気に入りの品種を探してみるのもこの季節の楽しみですね。
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育種家さんのつくる魅力あふれるビオラたち
スイートアリッサム
花付きのよい花といえば、アリッサムも忘れてはいけません。ほんのりと甘い香りがあり、店頭ではアリッサムやスイートアリッサムという名前で並んでいます。白色をメインに、ピンクや紫、クリーム色などの小花がたくさん咲き、春になるとよく広がって枝垂れるように育つので、寄せ植えや花壇の縁取り、花々の隙間を埋めるグラウンドカバーとしてもおすすめです。白い小花はどんな花とも合わせやすく、冬から春のガーデニングシーンで活用しやすい花。高温多湿は苦手ですが、冷涼な地域では夏越しに気を付ければ宿根草として扱うこともできます。Garden Storyのこちらの記事もチェック!
スイートアリッサムの魅力をご紹介! 小さなかわいい花で花壇を彩ろう
ガーデンシクラメン
冬の鉢花として人気の高いシクラメンですが、一般的なシクラメンに比べ耐寒性が強く、庭でも育てられるガーデンシクラメンも、冬のガーデン素材として人気の高い花です。くるりと反り返った特徴的な花姿はそのままに、シクラメンよりも小さいのが特徴です。ミニシクラメンと呼ばれるシクラメンの中には耐寒性が弱い物もあるので、地植えにする際にはガーデンシクラメンと記載されているものを選び、またマルチングなどで霜よけしておくとよいでしょう。咲き終わった花や傷んだ葉などはこまめに根元から摘み取りを。株姿も整い、風通しもよくなります。Garden Storyのこちらの記事もチェック!
冬を彩るシクラメン! きれいに咲かせるために気をつけることとは?
葉牡丹
葉牡丹は美しい葉を観賞するカラーリーフ。カラーリーフは、葉がある間中楽しめるので、観賞期間が長いのがうれしいですね。日本ではなじみ深い植物ですが、近年は寄せ植えなどに使いやすい小型の品種が人気です。メタリックな色彩のものや、深い切れ込みの入った葉を持つものなど、品種のバリエーションも豊富で、選ぶ楽しみのある冬の植物です。春にトウ立ちして花が咲いたら、花後に花下で切り戻し、踊り葉牡丹に仕立てても楽しいですよ。Garden Storyのこちらの記事もチェック!
カラーリーフ「葉牡丹(ハボタン)」は冬の寄せ植えの大切なワンポイント、特徴的な5種類をご紹介!
プリムラ
ビオラに引けを取らないほど豊富な種類があるプリムラ。サクラソウの仲間で、一口にプリムラといっても、プリムラにはジュリアン、ポリアンサ、マラコイデス、シネンシスなどの種類があり、それぞれ耐寒性や耐暑性といった性質が異なるので注意しましょう。プリムラの中でも、冬の庭に彩りを添えてくれるのは、ジュリアンやポリアンサ。ジュリアンは草丈10cmほどで、ポリアンサよりもコンパクトなのが特徴です。花姿も花色も豊富なので、とても使い勝手のよい花。寒さに強いので、基本的に冬も庭で育てることができますが、暑さは苦手なので、風通しがよく、直射日光が当たらない場所で夏越しさせましょう。
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ヒューケラ(ツボサンゴ)
ヒューケラは常緑の多年草で、冬が来ても葉を落とすことなく、美しい葉を観賞できるカラーリーフ。葉色は非常に豊富で、赤やオレンジ、黄色、ワインレッド、茶色、黒、グリーン、そして斑入りまで、多くの色が揃います。冬のガーデンでは、黄金葉やワインレッドの葉などで、シックな寄せ植えを演出するのもおすすめです。カラーリーフとして使われることが多いですが、初夏にはかわいい花も楽しめますよ。日向から半日陰の環境を好むので、夏場は葉焼けを避けるためにも涼しい半日陰に移動するとよいでしょう。Garden Storyのこちらの記事もチェック!
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今回ご紹介した花はどれも、ガーデンセンターなどで手に入りやすく、誰でも育てやすい丈夫な花です。冬のガーデンの彩りとして、寄せ植えや花壇に取り入れてみてはいかがでしょうか?
「Garden Story」には、日々を彩る花や植物の育て方、初心者から通まで楽しめるガーデニング情報がたくさん掲載されています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。