ベランダにも最適!種から簡単に育てられて料理に重宝するキッチンハーブ【Garden Story連携企画】

ガーデニング・植物の魅力や、花・緑にまつわる暮らしの楽しみを紹介している「Garden Story」との連携企画!今月はベランダでも育てやすく、種まきから簡単に育てられる夏のハーブ3種をピックアップ。ベランダ菜園を成功に導くポイントもご紹介していますので、始めてみようかなと思っている方はコツを掴んでからぜひスタートを!


ハーブの手入れをする様子

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美しい花の写真が満載のGarden StoryとAGRI PICKとの連携企画!今月は、料理によく使う夏のハーブ3種をピックアップ。おいしく育てるコツは、とにかくこまめに収穫して使うことです!

シェフの信頼絶大!時短でおいしい料理を叶えるバジル

バジルソースのパスタ
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夏のハーブの代表、バジル。トマトと合わせたり、パスタに入れたり、何かと重宝するキッチンハーブの一つです。パルメザンチーズとニンニクなどと一緒にペースト状にしたバジルソースを作っておくと、おいしいパスタが簡単に作れますし、生葉をひき肉と炒めてごはんにのせればタイのガパオライス風になります。

フランスではバジルはシェフたちに「エルブ・ロワイヤル(ハーブの王様)」と賞賛されるほどで、バジルを入れればおいしさが格段にアップすること間違いなし。誰でも料理上手にしてくれる魔法のハーブなのです。

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バジルってどんなハーブ?

バジル
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バジルは世界中に広く分布するシソ科のハーブですが、一般的にバジルというと、スイートバジルを指します。マルゲリータピザなどによくのっているバジルですね。

一方、タイのガパオライスなど東南アジアでよく料理に使われるバジルはホーリーバジルという種類で、スイートバジルよりも風味が強いのが特徴です。また、東南アジアではバジルの種を水に浸してゼリー状にし、それをドリンクとして飲んだり、シャーベットなどのデザートに入れて食べたりもします。

身体にもいいバジル

バジルは古くから伝統医学や宗教儀式の中で用いられてきました。近年の研究ではバジルに含まれるフラボノイドや揮発油が強力な抗酸化作用と抗ウイルス作用などをもつ可能性がわかり、医学の分野でもさらなる研究が進んでいます。

バジルの育て方

バジルは苗も販売されていますが、種からでも簡単に育てられます。地温が十分上がってから種をまくのがコツで、4〜6月中も種をまいて育てることができます。日当たりのよい場所があればベランダでプランター栽培もできます。

十分に地温が上がってから種まきをすると、バジルはとても発芽率がいいため、一斉に発芽します。そのまま育てると窮屈になるので、重なり合う葉っぱ同士は太くてしっかりしている方を残すようにして片方は抜きましょう。これを「間引き」といいます。間引いた小さな葉にも、ちゃんとバジルの風味がありますので、ベビーリーフとしてサラダなどに使っておいしくいただけます。

手入れのポイントはとにかくまめに収穫すること。バジルに限らずハーブの多くにいえることですが、大きくなって花を咲かせてしまうと、葉がかたくなり風味も衰えるので、頻繁に摘んで利用し、常に新芽を芽吹かせるようにします。茎の先端を摘み取る「摘心」を行うと、脇芽がたくさん伸びて収穫量も増えます。

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バジルの保存方法

乾燥バジル
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生のバジルは都度摘んで使うのがベストですが、摘んでからコップに茎を差しておけば、1〜2週間はフレッシュな状態で保存できます。冷蔵庫に入れると黒く変色するので常温におきましょう。長期保存する場合には、茎を逆さに吊るして風通しのよい日陰でしっかり乾かしてから、乾燥剤とともに密閉容器に入れて1年以内に使い切るようにしましょう。

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たちまち本格アジアンテイストが叶うパクチー

パクチーの入った麺料理
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パクチーの独特な香りは好みが分かれるところですが、好きな人はたまらなく大好き!日本にはパクチー専門店も生まれるほどですが、思う存分パクチーを食べたいという方は、ぜひ栽培してみることをおすすめします。

パクチーは地温が十分上がってから種まきをすると、バジル同様に発芽率がよく、丈夫に育つので初心者にもおすすめ。もちろん、ベランダのプランターでもOK。春から秋遅くまで繰り返し収穫でき、夢のパクチー食べ放題が叶います。

パクチーってどんなハーブ?

パクチー
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パクチーはシラントロ、香菜(シャンツァイ)、コリアンダーとも呼ばれます。パクチーはタイ語、シラントロはスペイン語、香菜は中国語で、コリアンダーは種子の部分を砕いた香辛料を指します。この多様な呼び名からもわかるように、パクチーは世界各地で栽培され、各国の料理に使われているハーブです。

セリ科の一年草で、葉っぱと茎に個性的な香りがあるだけでなく、抗酸化物質や多くのビタミン、ミネラルを含んでいることも注目されています。

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パクチーの育て方

パクチーは日当たりと水はけの良い場所を好みます。地温が十分上がっていると発芽率がよく、春から夏まで種まきができます。プランターや庭に直播きしてOKです。パクチーの根は直根といい、真下に長く伸びるのでプランターを使用する場合は深めのものがよいでしょう。セリ科の植物は、初めは密に育てておき、風通しが悪くなってきたら間引きながら育てます。間引いた葉ももちろんおいしくいただけます。

種まきから約1カ月半で葉を収穫できます。収穫の際は根元からカットしますが、1回の収穫は株の1/3程度にとどめます。種を収穫できるのはそこから2〜3カ月後です。

パクチーの保存方法

パクチーも都度摘んで使うのがベストですが、硬く絞ったキッチンペーパーに全体をくるみ、密閉ビニール袋などに入れておくと1週間ほどはフレッシュなまま保存できます。パクチーはドライにするとあの独特の風味が失われてしまうためおすすめできません。

そうめん、冷奴に欠かせない夏の和ハーブ、シソ

シソのある食卓の様子
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そうめんや冷奴など、夏のメニューに欠かせないのがシソ。シソは解毒や抗菌、防腐、発汗、消化促進などの作用があるため、夏の食卓で大活躍。ビタミンやミネラルが豊富に含まれており、暑さで体力が消耗する夏にはぴったりのハーブです。

青ジソと砂糖、お酢で簡単にシソジュースが作れるので、冷蔵庫に常備しておくと夏バテも防げそうです。また、シソにはα-リノレン酸という必須脂肪酸が含まれており、血中の中性脂肪を下げたり、高血圧を予防したりする作用があり、健康食品としても改めて見直されています。

シソの育て方

シソ
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シソは暑さに強く、初心者にも栽培はとても簡単。一年草ですが2年目以降もこぼれ種で勝手に発芽することが多々あるように、種から容易に育てることができます。日当たりのよい場所でも半日陰でも栽培できますが、日光が不足すると香りが落ちます。また、シソは湿った土を好み、水が不足すると葉がかたくなり、風味が落ちてしまうので、プランターで育てる場合は水切れしないように注意しましょう。

シソの保存

保存容器に水を浅く入れ、葉っぱの軸の先が浸かるようにして、ラップをして冷蔵庫に入れると1〜2週間ほど保存できますが、なるべく都度摘んでフレッシュなものを使うようにしましょう。シソの実はお酒や塩漬け、味噌漬けなどにして長期保存できます。

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ベランダでの家庭菜園の始め方

ご紹介したバジル、パクチー、シソは、どれもキッチンでの利用頻度が高く、育てやすいので初心者にもおすすめです。日当たりさえよければ、地植えの場合でも、ベランダでのプランター栽培も可能です。ベランダで家庭菜園を始める際には、ひとまず次のものを用意しましょう。
グッズ 用途など
プランター・鉢 温度が上がり過ぎない木製やテラコッタ、石、FRP素材(強化繊維プラスチック)などがおすすめ。
ブリキなどの場合、日光にさらされて鉢内が高温になることがあります。また鉢穴がない場合があるので注意しましょう。
培養土 生育に必要な肥料をあらかじめ含んだ野菜用のものを選ぶとよいでしょう。
鉢底石と鉢底ネット 水はけをよくして、鉢穴から土がこぼれるのを防ぎます。
肥料 培養土にもともと入っている肥料(元肥)は1カ月ほどで効果が切れるので、その後追肥として与えます。固形でも液肥でもかまいません。
シャベル プランターに土を入れるときに使います。
園芸ばさみ 収穫の際や切り戻し作業などに使います。
ジョウロ 日々の水やりに使います。

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植物がすくすく育つように設計されたイギリス生まれのプランター

イギリス生まれのプランター
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初心者が家庭菜園を始める際、おすすめのプランターがベジトラグです。ガーデニングの本場、イギリスで生まれただけあり、植物がすくすく育つように設計されています。プランターは通常、地面に接地して置かれますが、ベジトラグは高さが80cmほどあり、テーブル状になっています。ですから、手入れをする際もしゃがまず立ったままできますし、車椅子の人もちょうど目の高さで植物を観察することができます。

プランター部分は中央に向けて深くなるよう三角の形をしており、深さがあるのでジャガイモなどの根菜類も育てることができます。プランターは地面に接しておらず、風通しがよいのが大きな特徴です。

植物を上手に育てるには、この「風通し」が非常に重要です。というのも、日本は梅雨があり、非常にジメジメした期間が長く続き、病気を誘発しやすい環境にあるためです。さらに、ベランダはコンクリートで囲まれていることが多く、真夏は50度以上になることもあるので、風通しがないと植物はうまく育つことができません。ベジトラグは地面から離れた構造になっており、また三角形の形状から水の抜けもいいので、多湿になる心配がありません。

初心者は水のやり過ぎに注意

ベジトラグでの栽培の様子
初心者の失敗に多いのは、水枯れよりも水のやり過ぎです。水やりは何回と決まっているわけではなく、土の状態をみて判断します。これらのハーブは土の表面が湿っているときは、水やりはしなくて構いません。また、水やりは朝の早い時間か、夕方以降気温が下がってからにします。暑いさなかにあげると、鉢内で水がお湯に変わってしまい、植物の根が傷みます。

朝は忙しくてあげられないという人は、帰宅後で大丈夫です。ただし、鉢が小さければ乾くのも早くなるので、家庭菜園の場合にはある程度大きさのあるプランターを選ぶと管理も楽に済みます。そうしたメンテナンスの面からも、ベジトラグは菜園をスタートするのに便利なプランターです。

上手にグッズを利用して、手軽に菜園生活を楽しんでください。

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「Garden Story」には、日々を彩る花や植物の育て方、初心者から通まで楽しめるガーデニング情報がたくさん掲載されています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
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