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秋が植えどき!植えっぱなしで何年も咲くおすすめ球根8選【Garden Story連携企画】


ガーデニング・植物の魅力や、花・緑にまつわる暮らしの楽しみを紹介している「Garden Story」との連携企画!秋が植えどきで植えっぱなしで何年も咲くおすすめ球根をお伝えします。チューリップ、クロッカス、スイセンなどのおなじみの花から、ブルーベルとも呼ばれるシラー・カンパニュラータ、純白が美しいスノードロップなど。色もかたちもさまざまで魅力的。育て方や毎年咲かせるコツも教えてもらいました!

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球根から育てるさまざまな花

出典:Friedrich Strauss/Stockfood

ガーデニング・植物の魅力や、花・緑にまつわる暮らしの楽しみを紹介している「Garden Story」。植物を取り入れたライフスタイルの発信とDIYや料理レシピなどの豊富なコンテンツが魅力的なサイトです。
AGRI PICKではGarden Storyとの連携企画として、毎月季節を彩る花をご紹介しています。今月のテーマは植えっぱなしで何年も咲くおすすめ球根。秋のガーデニングの参考にしてくださいね!
Garden Story×AGRI PICK連携企画 バックナンバーはこちら

美しい花の写真が満載のGarden StoryとAGRI PICKとの連携企画!今月は、秋に植えれば来春に美しい花を見せてくれる「秋植え球根」の中から、植えっぱなしで何年も咲いてくれるおすすめの8種をご紹介します。来年の春の美しい庭のために、今から準備を始めましょう!

球根は初心者にこそおすすめ!

球根
提供:Garden Story
球根は地下の根っこにあたる器官が球状や塊状、いも状に肥大した植物で、そこに生育に必要な養分をあらかじめ蓄えています。ですから、日当たりの良い場所に植えさえすれば自らの養分で育ち、ほぼ確実に花を咲かせてくれるので初心者にこそおすすめ。一つだけコツを押さえれば、ほとんど失敗することはありません。

球根栽培成功のコツは温度

提供:Garden Story
球根は10月初旬から園芸店やホームセンターなどで店頭にたくさんの種類が並びます。さまざまな種類がありますが、定番のチューリップは1球30円位から販売されています。あれこれ選んで買ってきたら、すぐに植えたくなるものですが、ちょっと待って!球根を植える適正温度に達してから植えるのが成功の唯一のコツです。

春に咲く球根は、すべて冬の寒さに合うことで開花するシステムになっており、10~15℃ほどの温度で根を伸ばし始めます。20℃以上ではうまく育つことができないのですが、球根が店頭に並ぶ季節はまだ十分に気温が下がっていません。適温前に植え付けてしまうと、春に茎が伸び切らずに寸足らずのチューリップが咲いてしまったり、生育不良の原因になったりすることがあります。

温度は地域ごと、年ごとに変わるので、最適期は一概には決められませんが、周囲の木々が美しく紅葉する頃が植え付けの目安。近年は温暖化に伴って球根を植える時期はどんどん遅くなっており、年明けの1月でも大丈夫な地域も。実は、その頃には球根の大バーゲンセールが行われていることも少なくないのです!近くの園芸店やホームセンターを要チェックです。

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チューリップが咲き乱れる庭を目指して! 独りだけのチューリップ・プロジェクト【栽培編】

毎年咲く球根と1年限りの球根がある

球根
提供:Garden Story
春に咲く球根には、一度植えたら植えっぱなしで翌年以降も咲くものと、1年限りのものがあります。例えば、同じチューリップでも原種系は何年も咲いてくれますが、園芸品種は1年限り。翌年咲いたとしても数が少なくなったり、花色が異なったりするので、1年目と同じ華やかな風景を望むなら、球根を新たに植え直したほうが良いでしょう。

植えっぱなしで毎年花を咲かせる球根



植えっぱなしでよい花
提供:Garden Story
植えっぱなしで毎年花を咲かせる球根は、分球といって球根の数が自然に増え、花の数も増えていくのでコスパ抜群。ただし、鉢植えや小さな花壇などでは、球根が蓄えられるだけの養分が土に十分ないので、毎年植え替えた方が無難です。もしくは、地面の庭がある場合にはそちらに植えて養生させておくといいでしょう。以下に植えっぱなしで毎年花を咲かせてくれる春の球根をご紹介します。

原種チューリップ

原種チューリップは園芸品種と比べて草丈が低いものが多く、風にそよぐような華奢な雰囲気が魅力です。その可憐さとは裏腹に、「野放しチューリップ」とも呼ばれ、まさしく野放しで丈夫に育ってくれます。1本の茎から数輪の花を咲かせるチューリップ・トルケスタニカやツートンカラーのチューリップ・クルシアナなどいくつかの種類があります。(写真①の赤い花)

クロッカス

草丈5~10cmほどの小球根で、2~4月にかけて咲きます。花色は紫、黄色、白、複色があります。秋に花を咲かせ、料理にも使われるサフランもクロッカスの仲間です。(写真①の紫の花)

ハナニラ(イフェイオン)

道端などでも花を咲かせてよく増えるとても丈夫な小球根です。草丈は15~25cm程度で、白、黄色、ピンク、ブルーなどのカラーバリエーションがあります。(写真②)

スイセン

スイセン
提供:Garden Story
品種によって植えっぱなしでも大丈夫。年内から咲き出す早咲きのニホンズイセンなどは植えっぱなしでよく増えます。草丈は10~50cm、花色は黄色か白色が最も多く、オレンジ色、複色などもあります。香りが良いのも魅力です。(写真③)

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小さな庭と花暮らし「春を知らせる球根花、スイセンとチューリップ」

シラー・カンパニュラータ(ヒアシンソイデス)

小さなベル型の花をたくさん咲かせ、ブルーベルとも呼ばれます。草丈は20~40cmほどで、青紫色のほかにピンクや白の花もあります。日当たりはもちろん、半日陰となる樹木の下などでもよく咲き、分球でもこぼれ種でもよく増えます。(写真④)

フリチラリア・メレアグリス

草丈20~30cmほどで、華奢な茎の先にうつむいて花を咲かせます。花色は赤紫色が原種で、花弁には端正な市松模様が入りとても個性的です。園芸品種として白花の「アルバ」などもあります。寒さには強いものの、暑さには弱いので地域によっては夏越しが難しく一年草扱いとなる場合もあります。(写真⑤)

ムスカリ

ムスカリ
提供:Garden Story
青紫色の粒状の花が房になって咲き、その様子がブドウのようなのでグレープヒヤシンスとも呼ばれます。草丈は10~30cmほどで、たっぷり植えこむと青紫色のカーペットのようになりきれいです。寒さにも暑さにも強く、よく増えます。水耕栽培でも育てられます。(写真⑥)

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ムスカリの球根を水耕栽培でかわいく育てる方法

スノードロップ

スノードロップ
出典:Friedrich Strauss/Stockfood
雪の雫との名前の通り、うつむく乳白色の花を雪解けとともに咲かせます。草丈は5~30cmで、小さめのものは夏ごしが難しい場合があります。一般に流通するガランサス・エルウェシー(ジャイアント・スノードロップ)は大きめで夏越しもしやすい種類です。半日陰での栽培が向いています。(写真⑦)

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毎年咲かせるためのコツ

提供:Garden Story
植えっぱなしで毎年咲かせるためには、花後に球根に養分を送り、太らせておくことが大切です。そのためには葉がすっかり枯れるまで、そのまま残しておく必要があります。葉は光合成を行い、球根に養分を送る大切な役目をしているからです。しかし、枯葉を庭の中にいつまでも残しておくのも美観を損ねて少し抵抗がありますね。そんな時は、上手に「隠す」のが手です。球根の花後、4~5月にかけては宿根草が葉を急成長させる時期です。球根の周囲に宿根草を植えておくと、早春から春にかけて主役をバトンタッチしながら、美しい花リレーをみせてくれますよ。

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秋植え時の球根植物と一緒に植えたい宿根草8種

「Garden Story」には、日々を彩る花や植物の育て方、初心者から通まで楽しめるガーデニング情報がたくさん掲載されています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
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