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- AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
香りが良く花もかわいい!レモンタイムの魅力
レモンタイムは地中海沿岸が原産のハーブです。タイムというハーブの中でも、レモンの香りがする種類を指して「レモンタイム」と呼びます。タイムには上に伸びる立性のものと、地面を這うように伸びるほふく性のものがあり、レモンタイムは立性です。寒さに強い多年草なので、越冬させるのも難しくなく、栽培と収穫が一年中楽しめます。生育旺盛でよく育つ
レモンタイムは生育旺盛で、特別な管理もなくすくすく育ってくれるので、初心者にはもってこいのハーブ。冬は生長が止まり、霜にあたって変色することもありますが、完全に葉っぱがなくなるわけではないので、緑や香りが常に楽しめます。室内でも育てられるハーブ
屋外だけでなく、室内でも育てることができるレモンタイム。サッと使いやすい場所に置き、肉料理や魚料理などにはもちろん、ハーブティーやお風呂用のアロマ、ポプリなどにも利用できます。カバープランツとしてもおすすめ
レモンタイムは立性ですが、カバープランツとして育てることもできます。初夏には薄紫色のかわいい花も咲きますよ。多年草なので、一度植えればずっと緑も花も楽しめます!レモンタイムの育て方
レモンタイムを元気に育てるコツは、夏の暑さと蒸れに注意することです。涼しい場所に移動させる、風通しが良くなるように切り戻しを行うなどの工夫をして、暑さが厳しい季節を乗り切りましょう!栽培カレンダー
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
| 植え付け | ● | ● | ● | ● | ● | |||||||
| 肥料 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||||||
| 切り戻し | ● | ● | ● | |||||||||
| 開花 | ● | ● |
種まき
地植えの場合は、水はけの良い土に種まきしましょう。セルトレーやポリポットで育苗する場合は、園芸用の培養土でOK。レモンタイムの種はとても細かいので、一つひとつ種まきするのは大変です。あらかじめ種を少量の土と混ぜておいてから、土の上に散らすと簡単です。最後に手で軽くおさえるようにしてなじませたら、たっぷりと水やりして、発芽後は元気な芽だけを残して間引きます。植え付け
地植えの場合は、水はけの良い土に苗間を10cm以上あけて植え付けます。レモンタイムはあまり根を深く張らないので、プランターや鉢植えの場合は、浅めのものでも問題ありません。地植えと同じく、苗と苗を10cm以上離して植え付けます。土は、培養土に腐葉土やバーミキュライトを1~2割混ぜるのがおすすめです。日当たり
日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。日当たりや風通しが悪いと、葉が茶色く枯れ込み、見た目が悪くなってしまいます。真夏は涼しい半日陰に移動させてください。地植えの場合は、寒冷紗やよしずなどで直射日光を遮るとgood!ただし日照不足にならないよう注意してください。水やり
土が乾いたら水やりしましょう。蒸れやすい夏場は、水やりを控えめにしてください。肥料
4~6月、9~11月に、固形の肥料を置きます。肥料は多過ぎると香りが薄くなるので、たくさん与え過ぎないようにしましょう。収穫
基本的に一年中、いつでも好きなときに収穫できます。生育旺盛なので、放置しているとワサワサ茂り、風通しが悪くなって生育が悪くなる場合も。多めに収穫しても乾燥保存がきくので、根元から切り取ってどんどん収穫しましょう!剪定・切り戻し
剪定・切り戻しの時期は、新芽が出てくる前の2~3月ごろと、花が終わったあと(蒸れやすい梅雨前)です。根元の葉を数枚残して、株全体を3分の1くらい切り戻します。すると春に株元から新芽が出てきますよ。植え替え
植え替えは、植え付けと同じ時期に行います。根を傷付けないように、一回り大きな鉢へやさしく移しましょう。枯れている葉や茎も取り除いてください。地植えしたレモンタイムを植え替えたいときは、よく耕した日当たりと水はけの良い場所へ移植します。挿し木で増やす
木化した枝を、約5cmの長さで切ります。下葉を落としてから、1時間くらい切り口を水に浸けておきましょう。その後、挿し木用の土に挿して、切り口から発根させます。発根した苗が大きくなったら、プランターや花壇に植え替えましょう。挿し木の成功率が高い植物なので、ぜひ挑戦してみてください!病害虫
レモンタイムはほとんど病害虫の心配がありません。とくに対策しなくても、すくすくと元気に育ってくれますよ!季節ごとの管理

夏越し
高温には弱い植物です。真夏は涼しい半日陰に移動させる、鉢を二重にするなどの工夫をしましょう。地植えの場合は、寒冷紗やよしずなどで遮光し、高温になるのを防ぎます。冬越し
いっぽう寒さには強く、関東以南の地域では特に防寒しなくても、問題なく越冬します。地上部が枯れてしまっても、春になればまた新しい芽が出てきますよ。レモンタイムの楽しみ方!保存や料理の方法は?

フレッシュなまま生で使う
レモンタイムの香りは臭み取りや香り付けにもなるので、枝ごと煮込み料理に入れたり、肉や魚を蒸し焼きにするときに加えたりすると、料理の味わいを引き立ててくれますよ。クセが少ないので、ほかのハーブと組み合わせても調和しやすいです。また、ポットに入れて熱湯を注ぎ、数分蒸らせば、フレッシュなハーブティーも作れます。レモンタイムを乾燥保存
レモンタイムは乾燥させても香りが残るので、たくさん収穫したら乾燥保存して、好きなときにいつでも使えるようにしておくと便利!自然乾燥させてもOKですが、電子レンジを使えばスピーディーです。葉っぱがパリパリになるまで、様子を見ながら加熱してください。しっかり水分を飛ばしたら、密閉容器に保存しておきましょう。乾燥レモンタイムをハーブティーやお菓子に
定番の楽しみ方は、ハーブティーです。茶こしや茶袋に入れて、色が出るまで熱湯で蒸らします。レモンの香りがさわやかで飲みやすいですよ。また、クッキーやお菓子作りの材料として入れると、レモン風味のすっきりとした大人の味わいに!レモンタイムは、育てやすくてキュートなハーブ
レモンタイムは料理に使えるだけでなく、見た目もかわいいので、観賞目的で育ててもいいですね!収穫したレモンタイムを束にして逆さに吊るせば、香りを楽しみながらドライハーブも作れます。おしゃれでキュートなレモンタイムを、ぜひ育ててみてくださいね。
















