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- AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
この記事では、農業をするうえで取っておきたい、さまざまな資格を紹介します。
アドバイスをいただいたのは、農業コンサルタントの前田慶明氏
今回、農業におすすめの資格や免許について教えてくれたのは、アグリコネクト株式会社・取締役副社長の前田慶明氏。同社では、農業コンサルティング事業をはじめ、農業人材の育成、就職イベントの企画・運営など、農業ビジネスの支援を幅広く行っています。アグリコネクト株式会社HP
農業を営むのにどんな資格や免許が必要?
農業は資格を持たなくても始めることはできますが、取得しておくと役立つ資格や免許はたくさんあります。例えば、軽トラやトラクターを運転するためには免許が必要ですし、大規模なビニールハウスの運営には、ボイラー技士や危険物取扱者の資格が欠かせません。また、正しい栽培知識や土づくり、農薬の取り扱い方も知っておきたいところです。さらに、作物の栄養価や食べ方などを学べば、販売時のアピール力が付きます。農家資格って?
農地基本台帳に登録され、一定の規模以上耕作していることが「農家資格」とされます。農地の売買や貸借は、農地法という法律によって規制されており、農家資格がないと行えません。資格を取得するには、各市町村の農業委員会の承認が必要です。農業で役立つ資格や免許一覧
今回紹介する、資格や免許に関する主な情報を一覧表にまとめました。自分の目的に合ったものがあるか、ぜひチェックしてみてくださいね!就農前に取得しておきたい資格・免許一覧
目的 | 資格名 | 合格難易度 | 受験費用 |
軽トラやトラクターなどの運転 | 普通自動車運転免許 | 60~70% | 3,800円 |
大きなトラクターやコンバインなどを公道で運転 | 大型特殊自動車運転免許(農耕車限定) | 約90% | 6,100円 |
総重量が750kgを超える車(自走しない状態)を公道でけん引 | けん引免許 | 約80% | 6,100円 |
農作物などの積み下ろしや資材の運搬 | フォークリフト免許 | 約98% | 15,000~約50,000円 |
農業知識や技術の取得 | 日本農業技術検定 | 1級:7.5%、2級:22.8%、3級:59.1% | 3,140~5,240円 |
栽培・農業全般・環境・食に関する基礎知識を学ぶ | 日本農業検定 | 1級:正答率70%以上、2級・3級:正答率60%以上 | 4,200~5,600円 |
農業経営で必要な簿記を学ぶ | 農業簿記検定 | 1級:38.7%、2級37.4%、3級66.9% | 1,650~4,400円 |
実務や知識を身に付けられる資格・免許一覧
目的 | 資格名 | 合格難易度 | 受験費用 |
毒物または劇物の安全管理 | 毒物劇物取扱責任者 | 29.2% | 自治体によって異なる |
農薬の適切な使用・管理方法を学ぶ | 農薬管理指導士 | 95% | 無料 |
土づくりなど土壌に関する知識を得る | 土壌医 | 1級:約30.9%、2級:30.5%、3級:57.7% | 5,250~10,500円 |
危険物の取り扱い・定期点検・保安の資格を得る | 危険物取扱者 | 正答率60%以上 | 3,700~6,600円 |
大規模なビニールハウスでのボイラー使用 | ボイラー技士 | 特級:30.3%、1級:52.5%、2級:50.8% | 6,800円 |
ドローンで薬剤散布を行う | 産業用マルチローターオペレーター | ー | 教習施設により異なる |
農業機械に関する知識を得る | 農業機械整備技能士 | 実技試験:60点以上、学科試験:65点以上(100点満点中) | 学科試験:3,100円、実技試験:18,200円 |
ブランディングに役立つ資格・免許一覧
目的 | 資格名 | 合格難易度 | 受験費用 |
野菜や果物の選び方や調理法などを学ぶ | 野菜ソムリエ | 約85% | 148,000~270,000円 |
野菜や果物の特徴、料理法などを学ぶ | 野菜コーディネーター | ー | 38,700円 |
季節ごとの野菜の育て方や栄養素などを学ぶ | 野菜栽培士 | 70%以上の評価 | 10,000円 |
食育に関する知識や料理技術を得る | 食育インストラクター | 1級:80点以上、2級:70点以上、3~4級:60点以上 | 5,500円~ |
【就農前編】農業で役立つ資格・免許7選
運転免許や農業に関する知識を学べる資格など、就農前に取っておきたい免許や資格を紹介します。普通自動車運転免許
農業現場で活躍する軽トラやトラクターなどを運転するために、運転免許は必須です。トラクターなどの多くは、原付自動車同様、試験のみで取得できる「小型特殊自動車免許」(小型特殊自動車とは、全長4.7m以下、幅1.7m以下、高さ2m以下で時速15kmを超えて走行できないもの)の対象となるため、普通運転免許を持っていれば誰でも運転できますよ。農業ではマニュアル免許がおすすめ!
軽トラはマニュアル車が多いため、これから運転免許を取得される方やオートマ免許しか持っていない人は、マニュアル免許を取得しておきましょう。
認定機関 | 各都道府県の公安委員会 |
試験方法 | 適性検査、学科試験 |
受験費用 | 3,800円(受験料1,750円、免許証交付料2,050円) |
試験日 | 平日のみ |
難易度 | 60~70% |
大型特殊自動車運転免許(農耕車限定)
小型特殊自動車よりも大きなトラクターやコンバインなどを公道で運転するためには、大型特殊自動車免許が必要になります。大型特殊自動車免許には農耕者限定の制度があり、農業機械のみを運転するのであれば、農耕車限定の免許で十分です。農業大学校でも受験できる!
大型特殊自動車免許は自動車学校でも取得できますが、各道府県の農業大学校でも研修や試験を受けることができます。農業大学校の学生でなくてもOKですよ。
認定機関 | 各都道府県の公安委員会 |
試験方法 | 適性検査、学科試験 |
受験費用 | 6,100円(試験料2600円、試験車使用料1450円、免許証交付料2050円) |
試験日 | 平日のみ |
難易度 | 約90% |
農業大学校と大型特殊自動車運転免許に関する詳しい情報は、こちらをチェック!
けん引免許
けん引免許は、自走しない状態の車両総重量が750kgを超える車を公道でけん引する場合に必要です。農作業に使うコンバインは大抵750kgを超える重さがあるので、けん引免許は必須となります。農業大学校で研修がある場合や、運転免許試験場で直接学科と実技の試験を受けて取得することもできます。自動車学校によっては、大型特殊自動車免許とセットで取得できるプランが用意されていることも。取得には普通免許や大型免許が必須!
けん引免許の取得には、普通免許・中型免許・大型車免許・大型特殊免許・二種免許のうちいずれかの所持が必要です。
認定機関 | 各都道府県の公安委員会 |
試験方法 | 適性検査、技能卒業検定 |
受験費用 | 6,100円(受験料2,600円、試験車使用料1,450円、免許証交付料2,050円) |
試験日 | 平日のみ |
難易度 | 約80% |
フォークリフト免許
パレット積みにした農作物の運搬や上げ下ろし、重い資材の移動などに活躍するのがフォークリフトです。フォークリフトを運転するための資格は最大荷重によって変わり、1トン未満は「フォークリフト運転特別教育修了証」、1トン以上は「フォークリフト運転技能講習修了証」となります。講習と試験を受けるのは、各地の教習所のほか、農業大学校でも可能です。1トン以上は大型特殊免許があると有利!
フォークリフトの免許を取得するまでの受講時間は、現在持っている免許により変わります。普通免許であれば、講習を受けるのに31時間かかりますが、大型特殊免許では11時間で済みます。
認定機関 | 厚生労働省 |
試験方法 | 学科試験、実技試験(1トン未満は学科と実技の講習のみ) |
受験費用 | 最大積載量1トン未満:約15,000円、最大積載量1トン以上:15,000~約50,000円(地域や受講資格の有無などによって異なる) |
試験日 | 随時 |
難易度 | 約98% |
日本農業技術検定
農業現場への新規就農のほか、農業法人や関連企業等への就業を目指す人を対象にした、農業知識や技術に関する資格です。1~3級まであり、3級は学科試験のみ、1級と2級は学科試験と実技試験が課されます。学科試験はマークシート式で、共通問題と選択問題があります。受験者は年々増加しています。1級・2級・3級のレベルとは?
3級は農作業の意味が理解できる入門レベル、2級は農作物の栽培や管理などができる基本レベル、1級では高度な知識や技術を習得している実践レベルとなります。
認定機関 | 日本農業技術検定協会 |
申し込みHP | https://www.nca.or.jp/support/general/kentei/ |
試験方法 | 1、2級:学科試験+実技試験 3級:学科試験のみ |
受験費用 | 1級:5,240円、2級:4,190円、3級:3,140円 |
試験日 | 第1回:2022年7月9日(土) 第2回:2022年12月10日(土)※1級学科試験は第2回(12月)のみ |
難易度 | 合格率は1級:7.5%、2級:22.8%、3級:59.1%(2019年度) |
日本農業検定
小・中学生から社会人まで、幅広い人を対象にした栽培・農業全般・環境・食に関する基礎知識を学べる資格です。出題範囲は栽培、食、環境、農業全般の4分野で、いずれも基礎的な知識を問う内容です。どの級からでも受験可能!
日本農業検定には1~3級がありますが、どの級からでも受験はOK。3級はプランター栽培などで農業を学びたい人、2級は3級に合格した人、1級は家庭菜園や体験農園に興味のある人やすでに畑で栽培をしている人に適しています。
認定機関 | 一般社団法人全国農協観光協会 |
申し込みHP | https://nou-ken.jp/ |
試験方法 | 学科試験 |
受験費用 | 1級:5,600円、2級:4,700円、3級:4,200円 |
試験日 | 2023年1月5日(木)~ 2023年1月15日(日) |
難易度 | 2級・3級:正答率原則60%以上で合格 1級:正答率原則70%以上で合格 |
農業簿記検定
一般的な商業簿記を農業経営に深化させた簿記検定です。全国農業経営コンサルタント協会の監修のもと、農業の実体や実状を踏まえた出題内容となっています。農業経営者になることを目指している人にとっては、収益を出すために大変役に立つ資格。1~3級まであります。ホームページでは過去問題の無料公開も!
期間限定ではありますが、農業簿記検定の1~3級の過去問題をホームページで確認することができます。PDFでダウンロードもできるので、ぜひ予習に役立ててみては?
農業簿記検定の過去問題公開ページ
認定機関 | 一般財団法人日本ビジネス技能検定協会 |
申し込みHP | https://www3.o-hara.ac.jp/jab/agboki_form.html |
試験方法 | 学科試験 |
受験費用 | 1級:4,400円、2級:2,200円、3級:1,650円 |
試験日 | 年度内1回目:7月3日(日) 年度内2回目:11月27日(日) |
難易度 | 合格率は1級:約38.7%、2級:37.4%、3級:66.9%(2020年7月実施) |
【実務編】農業で役立つ資格・免許7選
農薬などの取り扱い方や土づくりに関する知識など、農業で必要となる資格を紹介します。毒物劇物取扱責任者
毒物または劇物を取り扱う場合に必要となる資格です。一般、農業用品目、特定品目の3種類の区分があり、「一般」はすべての毒物劇物を取り扱うことができます。なお、薬剤師と応用化学に関する学科を卒業した人は毒物劇物取扱責任者の資格を有しているため、試験を受ける必要はありません。試験の回数や傾向は?
各都道府県ごとで年に1回実施され、問題数や試験傾向などは都道府県によって異なります。
認定機関 | 都道府県 |
申し込み | 各都道府県の薬事関係主管課 |
試験方法 | 学科試験 |
受験費用 | 受験する自治体によって異なる(例:東京都 12,900円、大阪府 10,300円) |
試験日 | 都道府県による |
難易度 | 合格率29.2%(2019年度東京都の農業用品目の場合) |
農薬管理指導士
農薬の適切な使用を助言・指導するための資格です。「農薬管理指導士養成研修」を受けて試験に合格すると取得可能になります。有効期間は都道府県によって異なりますが、一般的には3年間で、更新を必要とする地域もあります。養成研修の講義内容は?
主に農薬取締法、毒物及び劇物取締法、農薬、植物防疫、総合的病害虫管理などを学びます。
認定機関 | 都道府県 |
申し込み | 各都道府県の担当部署(農林水産部や環境農政局など) |
試験方法 | 研修+学科試験 |
受験費用 | 無料 |
試験日 | 都道府県による |
難易度 | 合格率95%(2018年度東京都の場合) |
土壌医
土壌に関する知識のほか、土づくりと作物の生育・収穫・品質との関係を重視し、土づくりのアドバイスや指導を担う人材を育成を目指したものです。1級が土壌医、2級が土づくりマスター、3級が土づくりアドバイザーという資格名となっています。2級と3級は特に受験資格を問われませんが、1級は受験資格が「土づくり指導または就農実績5年以上」となっています。試験の回数は?
年に1回の実施となります。申し込み期間や試験日などの情報は、日本土壌協会のホームページで発表されます。
一般社団法人日本土壌協会HP
認定機関 | 一般社団法人日本土壌協会 |
申し込みHP | https://www.doiken.or.jp/app.html |
試験方法 | 1級:学科試験+記述試験+業績レポート 2、3級:学科試験のみ |
受験費用 | 1級:10,500円、2級:6,300円、3級:5,250円 |
試験日 | 2022年2月13日(日) |
難易度 | 合格率は1級:約30.9%、2級:30.5%、3級:57.7%(2019年度) |
危険物取扱者
一定数量以上の危険物を貯蔵したり、取り扱ったりする施設には、危険物取扱者を置かなければいけません。免状には、甲種、乙種、丙種の3種類があり、甲種のみ一定の受験資格が必要になります。甲種・乙種・丙種の資格内容とは?
甲種はすべての危険物を取り扱うことが可能。乙種は指定された種類の危険物について、取り扱いと定期点検、保安の監督ができます。丙種は、特定の危険物(ガソリン、灯油、軽油、重油など)に限り、取り扱いと定期点検ができます。
認定機関 | 一般財団法人消防試験研究センター |
申し込みHP | https://shinsei.shoubo-shiken.or.jp/shoubou_ia/iajs0101.do |
試験方法 | 学科試験 |
受験費用 | 甲種:6,600円、乙種:4,600円、丙種:3,700円 |
試験日 | 受験地により異なる |
難易度 | 試験ごとの成績が、それぞれ正答率60%以上で合格 |
ボイラー技士
大規模なビニールハウスでボイラーを使用する場合、取っておきたいのがボイラー技士。ボイラー(小規模・小型ボイラーを除く)は、ボイラー技士の免許を受けた者でなければ、取り扱うことができません。特級、1級、2級の種類がありますが、取り扱うボイラーの電熱面積によって必要な級が変わります。危険物取扱者の資格も併せて取得を!
ボイラーの運用には重油などの可燃物が欠かせません。そのため、危険物取扱者の資格も取得しておくことをおすすめします。
認定機関 | 公益財団法人安全衛生技術試験協会 |
協会HP | https://www.exam.or.jp/index.htm |
試験方法 | 学科試験 |
受験費用 | 6,800円 |
試験日 | 特級は2022年10月27日(木)、1級、2級は受験地により異なる |
難易度 | 合格率は特級:30.3%、1級:52.5%、2級:50.8%(2019年度) |
産業用マルチローターオペレーター
農薬散布ドローン、いわゆる産業用マルチローターで薬剤散布を行うために必要な資格。指定教習施設での教習を終了すると「産業用マルチローターオペレーター技能認定証」が交付されます。なお、資格を取っただけではドローンでの農薬散布はできません。国土交通省に飛行申請書を提出し、承認を得る必要があります。農薬散布できるドローンは認定機種のみ!
ドローンでの農薬散布は、農林水産航空協会で認定を受けた機種でしか行えません。機種の一覧は協会の公式ホームページで確認することができます。なお、使用するドローンの機種ごとに技能認定が発行され、教習施設も異なります。
産業用マルチローター
認定機関 | 一般社団法人農林水産航空協会 |
指定教習施設一覧 | lhttps://www.j3a.or.jp/business/multirotor.html |
試験方法 | 指定教習施設での教習(実技及び学科) |
受講費用 | 教習施設により異なる |
試験日 | 随時 |
農業機械整備技能士
農業機械の専門知識を持っていることを証明する国家資格で、1級と2級があります。学科試験は農業機械はもちろん、材料・機械要素・製図・農業一般・関連基礎知識など幅広い知識が問われます。実技試験は、作業試験とペーパーテストとなっており、学科試験と実技試験を年次を分けて受験することも可能です。受験の際は事前予約を!
農業機械整備技能士の試験は、完全予約制になります。予約期間中に、各都道府県の職業能力開発協会へ申し込みましょう。
都道府県職業能力開発協会 一覧
認定機関 | 全国農業機械商業協同組合連合会 |
全農機商連 公式HP | http://www.zennouki.org/upgrading.html |
問い合わせ一覧 | https://www.javada.or.jp/kyoukai/itiran.html |
試験方法 | 学科試験+実技試験 |
受験費用 | 学科試験:3,100円、実技試験:18,200円 ※都道府県により異なる場合があります |
試験日 | 実技試験2021年12月3日~2022年2月13日の間、学科試験2022年1月30日(日) |
難易度 | 合格基準点は100点が満点として、実技試験は60点以上、学科試験は65点以上(基礎級では60点以上) |
【上級編】農業で役立つ資格・免許4選
農業をするうえで、身に付けたいのが作物に関する知識です。栽培する作物にどのような栄養があり、おいしく食べるにはどんな調理法があるのかなど、知っておくのはとても大切。いろいろな角度から作物の魅力を消費者にアピールでき、販売プロモーションにも役立ちますよ!野菜ソムリエ
一般社団法人日本野菜ソムリエ協会が認定する民間資格。野菜・果物の目利き、栄養、素材に合わせた調理法など、幅広い知識を身につけることができます。2~3日間の講座受講と学科試験受験により取得可能。より上級の資格として、野菜ソムリエプロ、野菜ソムリエ上級プロも設置されています。ライフスタイルに合わせて受講方法が選べる!
野菜ソムリエの受講方法には、講師から直接学べる通学制、通学・通信で学習できる半通学制、自宅で受講できる通信制があります。※検定試験のみ協会指定の会場で実施
認定機関 | 一般社団法人日本野菜ソムリエ協会 |
申し込みHP | https://www.vege-fru.com/ |
試験方法 | 課題提出+学科試験 |
費用 | 148,000~270,000円(コースにより異なる) |
試験日 | 随時 |
難易度 | 合格率は約85% |
野菜ソムリエの資格が販路拡大にも役立った!深見さんの資格取得体験談はこちら
野菜コーディネーター
一般社団法人ホールフード協会が認定する民間資格。野菜や果物の特徴、選び方、保存法のほか、おいしさを引き出す料理法やレシピを学べます。通信講座の受講で取得が可能なので、自分のペースで勉強できることがメリット。豊富な教材で楽しく学べる!
受講すると、野菜の知識や料理のレシピ、食材の選び方などが学べるテキストが送られてきます。講座が終わったあとも活用できるので便利!
認定機関 | 一般社団法人ホールフード協会 |
申し込みHP | https://www.gakubun.co.jp/lecture/c30.html |
試験方法 | 通信講座(がくぶん) |
受講費用 | 38,700円 |
試験日 | なし |
難易度 | 標準受講期間は4カ月 |
野菜栽培士
季節ごとの野菜の育て方や栄養素、それぞれの野菜に合う食材に関する知識を得ることができる資格。野菜の栽培方法を基礎から学びたいという人におすすめです。資格取得後は、野菜栽培のインストラクターとしても活躍できます。勉強方法は?
野菜栽培士には公式のテキストがないため、野菜栽培の本などから独学で学ぶ必要があります。不安な人は、民間の通信講座もあるのでチェックしてみましょう。
認定機関 | 日本インストラクター技術協会 |
申し込みHP | https://www.jpinstructor.org/shikaku/yasai/ |
試験方法 | 在宅受験 |
受験費用 | 10,000円 |
試験日 | 年6回(偶数月) |
難易度 | 70%以上の評価 |
食育インストラクター
NPO日本食育インストラクター協会が認定する、食育を広く社会に推進できる”食育の指導者”の証となる資格。1~4級、その下にプライマリーがあります。取得方法はさまざま
資格を取得するには、協会推進校に通学するほか研修会を受講するなど、いくつかの方法があります。
NPO日本食育インストラクター協会 推進校一覧
認定機関 | NPO日本食育インストラクター協会 |
公式HP | https://www.npo-shokuiku.com/shikaku/ |
試験方法 | 1級~4級:講座+学科試験 プライマリー:通信講座修了 |
受験費用 | 5,500円~(級によって異なる) |
試験日 | 随時 |
難易度 | 筆記試験の合格基準は 1級:80点以上、2級:70点以上、3~4級:60点以上 |