防根シートとは?
防草シートで代用できる?
防根シートとよく似たものに「防草シート」があります。防草シートはあくまで「遮光することで雑草の発生を抑えるもの」です。樹木や竹は、地下で何メートルも根を伸ばすので、防草シートで遮光しても意味がなく、しかも根の強い圧力に耐えられるほどの強度はありません。防根シートのタイプ|不透水・透水・根域制限・薬剤付きなど
防根シートは製品によって、「水を通すかどうか」「薬品は使用されているか」などの違いがあります。また、シート同士をつなぎ合わせたいときは専用のテープが必要です。水も細い根も透さない!不透水タイプ
竹や笹の広がり防止に
RCF 防根防竹シート
自宅の敷地内で使いやすいサイズで、樹木や竹全般に使えます。4層のスパンボンド不職布に、ポリプロピレン樹脂がコーティングされており、水と細い根を通しません。
・サイズ:0.5×10m
・材質:ポリプロピレン
・サイズ:0.5×10m
・材質:ポリプロピレン
花壇に伸びてくる周辺の木々と芝生の根の防止に使用しました。
根の深さは30センチ以下なので、半分に分割して使用しました。
効果がどうかはこれからが楽しみです。
出典: Amazon
軽量で施工かんたん
ルートシールド
舗装された地面の保護などにおすすめ。やわらかく軽量で、楽に作業できます。耐久性と耐水性に優れていますよ。100%リサイクルできるエコなポリプロピレン素材のシートです!
・サイズ:幅0.5×長さ25m
・材質:ポリプロピレン
・サイズ:幅0.5×長さ25m
・材質:ポリプロピレン
透水性あり&根を制限するタイプ
根域制限でおいしい作物を収穫
防根透水シート
作物栽培用の幅が狭い防根シートです。極めて微細な繊維孔で、根や病害虫の侵入を防止します。排水路に根が伸びてしまう現象の防止や、果実の糖度アップに有効です。
・サイズ:幅0.625×長さ100m
・厚さ:0.1mm
・サイズ:幅0.625×長さ100m
・厚さ:0.1mm
薬剤で根を通さないタイプ
ゆっくりジワジワ効く成分を配合
バイオバリヤー
根の成長をコントロールするペレットを定着させた防根シートで、折り曲げ、巻き付け、切断が簡単です。成分をゆっくりと放出するので、取り替えは数十年不要!
・サイズ:幅0.5×長さ30m
・材質:ポリプロピレン
・サイズ:幅0.5×長さ30m
・材質:ポリプロピレン
シートとシートは専用テープで留めて
シート同士を貼り付けたいとき、スペースを囲ったりしたいときには、専用テープを用意しましょう。樹木や笹は20cm以上、竹は1m以上重ねるようにしてください。
グリーンフィールド RCFテープ
防根シートを接続するときに専用テープです。シートとシートの隙間から根が出てきてしまわないように、貼り付けるときはゴミやホコリ、水分も必ず拭き取ってくださいね。
・サイズ:幅0.1×長さ10m
・サイズ:幅0.1×長さ10m
防根シートの施工方法
垂直施工(木のまわりに)
樹木や竹を設置したいスペースを決め、掘ります。防根シートを掘った深さに合わせてカットしましょう。たるみができないよう、支柱で支えながらシートを垂直に広げて囲うように設置します。接合部分は、しっかりと専用テープで留めてください。最後に土をある程度埋め戻し、よく踏み固めて完成です。その後、植栽を行ってください。平面施工(地下に埋まっている配管などに)
配管などの埋設物がある上の地面を掘り、平らにならします。防根シートを掘ったスペースに合わせてカットし、足りない部分は専用テープで継ぎ足しましょう。平らに広げ終わったら、防根シートの上に元の土を戻します。木を植えるときは植え穴を残しておきましょう。施工の注意点
防根シートを購入するとき、あらかじめ根の高さ以上の幅があるか確認しておきましょう。また、春から秋は地下茎が生長する季節です。もし地表から露出してきたときは、シートの上を乗り越えてしまうこともあるので、その部分をこまめに切断してください。防根シートは、通販での購入がおすすめ
紹介されたアイテム
RCF 防根防竹シート
ルートシールド
防根透水シート
バイオバリヤー
グリーンフィールド RCFテープ