第1弾、しいたけ栽培のレポートはこちら。
実際育ててみた!市販のエリンギとはちょっと違うぞ!?
エリンギ栽培キットを購入
今回はしいたけ栽培でも使った森産業さんのキットを購入。しいたけが大成功だったため、信頼が高まっています。「きのこいろいろ育てたい!」という気持ちが高まっていたため、ついつい3つセットを購入。好きなきのこを選べて一つ1100円程度とお得。エリンギだけ育てるなら、こちらでOKです。
到着
水や土をセットして栽培スタート!
スマホで生長動画が簡単に!作り方を知りたいならこちらを参照。
2日後
5日後
8日後
9日後 いよいよ収穫!
ドキドキの実食…そのお味は?
後々調べてみるとイタリアでは、この傘の開いたエリンギが普通で、しかも開いた傘の部分が好んで食べられるとのこと。育てる時点では少し心配でしたが、むしろ市販にはない味を楽しめて良かったです。
エリンギ栽培はまだ終わらない…!
第1回の収穫は4本でしたが、その後も2本、そして現在も新しい芽がまた出てきています。一度に大量にできるシイタケと違い、少しずつできてくれるので冷蔵庫を管理する人間としては嬉しいですし、ペット(?)としても長く楽しめますね。ほかの方が育てたものでは一度に育っている例もあるので、もしかしたら今回が例外かもしれませんが。一つの菌床で何本採れるか、なんて自由研究もおもしろそうですね。エリンギ栽培の基礎知識|季節は?期間は?育てる場所は?
レポートを見て育ててみたくなった方もいるのでは?というわけで、育てるための基礎知識をおさらいしておきましょう。
そもそもエリンギってどんなきのこ?
そもそもエリンギって何なのでしょう?変な名前だし、自生しているイメージもない…。調べてみると、イタリアやフランスなどの南ヨーロッパ原産で、日本には自生していないそうです。人工栽培が普及したことで日本でもメジャーになったのだとか。「白あわび茸」という別名があるように、アワビに似た食感が特徴。スーパーでもおなじみですね。イタリアでは日本と違って傘の部分が好まれるため、暗室ではなく光の下栽培されるそうです。栽培に必要な期間はどのくらい?
エリンギ栽培に必要な期間は60日程度。ただし、大部分は菌糸を繁殖させる期間。菌糸が繁殖した後の菌床を使えば、きのこの発生自体は5~10日程度しか掛かりません。エリンギ栽培に向く時期は?温度は?
エリンギ栽培に重要なのは温度。春、秋、冬が栽培可能な時期です。特に昼は暖かく夜は寒い秋や春先が適しています。菌糸が育つのは25℃前後ですが、きのこは14~20℃で発生します。どんな場所が適しているの?
直射日光が当たらず、湿度が高い場所で育てます。家庭で行う場合は直射日光や暖房が直接当たらない場所なら大丈夫。カバーを掛けるなどして乾燥しないようにします。エリンギ栽培はうまいとおもしろいの一石二鳥
育つ様子を見るのは楽しく、さらに育てたエリンギは食べ応えたっぷりでうまい!とまさに一石二鳥なエリンギ栽培。ぜひぜひやってみてください。ちなみに最も長い食用キノコとしてギネス記録に載っているのはエリンギで、なんと59cmもの長さだとか。どこまで大きくできるのかなんてチャレンジもおもしろそうですね。参考
森産業 きのこ栽培塾農文協 きのこ栽培全科