市販品を超えるボリューム感!エリンギ栽培をやってみました

エリンギを自宅で育ててみた!おうちできのこ栽培第二弾、エリンギ栽培に挑戦してみました。実際に育てた様子を写真多めに紹介。また、エリンギ栽培に向いた季節や、栽培適温など、栽培基礎知識も!


撮影:murasaki
「お家できのこを育ててみよう!」と思って調べると、ほとんどがしいたけ栽培。もちろんしいたけ栽培もいいけれど、ちょっと違うきのこも育てたい…そんな人はエリンギを育ててみるのはいかがでしょうか?実際に育てたレポート、そして栽培基礎知識などをお伝えする、きのこ栽培シリーズ第2弾です。

第1弾、しいたけ栽培のレポートはこちら。

実際育ててみた!市販のエリンギとはちょっと違うぞ!?

エリンギ栽培キットを購入

今回はしいたけ栽培でも使った森産業さんのキットを購入。しいたけが大成功だったため、信頼が高まっています。「きのこいろいろ育てたい!」という気持ちが高まっていたため、ついつい3つセットを購入。好きなきのこを選べて一つ1100円程度とお得。
ITEM
きのこ栽培キット きのこ農園3個チョイス
しいたけ、なめこ、えりんぎ、ぶなしめじ、えのき、ひらたけから好きなきのこ菌床を3つ選べるセット。

エリンギだけ育てるなら、こちらでOKです。
ITEM
エリンギ栽培キット もりのえりんぎ農園
評判の高いエリンギ栽培キット。初めてでも簡単にエリンギが育てられます。

到着

撮影:murasaki
注文の翌々日、早速きのこの菌床が届きました。エリンギとあわせて、ブナシメジ、なめこにもチャレンジするということで、3つ入っています。

撮影:murasaki
エリンギ分のキット内容は、菌床、赤玉土、栽培袋、説明書の4つ。

水や土をセットして栽培スタート!

撮影:murasaki
届いたらすぐにセットが鉄則のきのこキット。さっそくセットしていきます。

撮影:murasaki
開けてみると、カマンベールチーズの表面のように白く覆われたた菌床から、既に芽のようなものが見えます。

撮影:murasaki
袋に水を入れ、30分ほど放置。菌床に水を浸み込ませます。これは水道水でも大丈夫です。

撮影:murasaki
時間型がたったら水を捨て、表面を濡らした赤玉土で覆います。芽が出ていない場合には、赤玉土で覆う前に菌床の表面を少し削り取りますが、今回は芽がたくさん出ているのでそのままかぶせるだけでOK。

撮影:murasaki
栽培袋を被せて、軽く中に霧吹きしてやったらセット完了。簡単ですね。

スマホで生長動画が簡単に!作り方を知りたいならこちらを参照。

2日後

撮影:murasaki
心なしか、芽が少しずつ膨らんできているような…。

5日後

撮影:murasaki
にょきにょきと伸びて、10cmくらいに。エリンギらしい見た目になってきました。

8日後

撮影:murasaki
市販のエリンギより一回り大きいくらいでしょうか。そろそろ収穫した方が良さそうです。見た感じ、市販のエリンギと違うのがおわかりでしょうか?そう、傘がだいぶ開いています。暗いところで育て、早めに収穫すると市販のもののように傘が閉じた状態になります。暗室で育てた方が良かったかな、と頭をよぎりますが、実はこれがむしろ…。

9日後 いよいよ収穫!

撮影:murasaki
一番楽しい瞬間、収穫です。ナイフで根本から切ってやります。小さいものを残し、大きいもの4本を採りました。

ドキドキの実食…そのお味は?

撮影:murasaki
ちょっと見慣れない姿のエリンギに若干不安感を持ちながら調理…。我が家でエリンギといえばこれ、というバター醤油ソテーに。バターで焼いたエリンギに醤油を掛けるだけの簡単料理ですが、食べてみると…激ウマ!特に大きく開いた笠の部分は肉厚でエリンギのステーキと言っていい食感でした。これは傘の閉じた市販品では味わえないかも。エリンギとしては結構な量があったのですが、一瞬でなくなってしまいました…。

後々調べてみるとイタリアでは、この傘の開いたエリンギが普通で、しかも開いた傘の部分が好んで食べられるとのこと。育てる時点では少し心配でしたが、むしろ市販にはない味を楽しめて良かったです。

エリンギ栽培はまだ終わらない…!

第1回の収穫は4本でしたが、その後も2本、そして現在も新しい芽がまた出てきています。一度に大量にできるシイタケと違い、少しずつできてくれるので冷蔵庫を管理する人間としては嬉しいですし、ペット(?)としても長く楽しめますね。ほかの方が育てたものでは一度に育っている例もあるので、もしかしたら今回が例外かもしれませんが。一つの菌床で何本採れるか、なんて自由研究もおもしろそうですね。

エリンギ栽培の基礎知識|季節は?期間は?育てる場所は?

レポートを見て育ててみたくなった方もいるのでは?
というわけで、育てるための基礎知識をおさらいしておきましょう。

そもそもエリンギってどんなきのこ?

そもそもエリンギって何なのでしょう?変な名前だし、自生しているイメージもない…。調べてみると、イタリアやフランスなどの南ヨーロッパ原産で、日本には自生していないそうです。人工栽培が普及したことで日本でもメジャーになったのだとか。「白あわび茸」という別名があるように、アワビに似た食感が特徴。スーパーでもおなじみですね。イタリアでは日本と違って傘の部分が好まれるため、暗室ではなく光の下栽培されるそうです。

栽培に必要な期間はどのくらい?

エリンギ栽培に必要な期間は60日程度。ただし、大部分は菌糸を繁殖させる期間。菌糸が繁殖した後の菌床を使えば、きのこの発生自体は5~10日程度しか掛かりません。

エリンギ栽培に向く時期は?温度は?

エリンギ栽培に重要なのは温度。春、秋、冬が栽培可能な時期です。特に昼は暖かく夜は寒い秋や春先が適しています。菌糸が育つのは25℃前後ですが、きのこは14~20℃で発生します。

どんな場所が適しているの?

直射日光が当たらず、湿度が高い場所で育てます。家庭で行う場合は直射日光や暖房が直接当たらない場所なら大丈夫。カバーを掛けるなどして乾燥しないようにします。

エリンギ栽培はうまいとおもしろいの一石二鳥

育つ様子を見るのは楽しく、さらに育てたエリンギは食べ応えたっぷりでうまい!とまさに一石二鳥なエリンギ栽培。ぜひぜひやってみてください。ちなみに最も長い食用キノコとしてギネス記録に載っているのはエリンギで、なんと59cmもの長さだとか。どこまで大きくできるのかなんてチャレンジもおもしろそうですね。

参考

森産業 きのこ栽培塾

農文協 きのこ栽培全科


編集部おすすめ記事


関連する記事

このまとめが気に入ったら
「いいね!」をしよう
murasaki

DIYなどのものつくりや植物系のガジェットが好き。 屋上で菜園をしたり、自作器具で水耕栽培をしたりしています。