風速計とは
どのようなときに測定する?測定位置は?
風速計というと「風の強さを測る」もののように思いがちですが、お仕事の現場で使われる風速計は「空気の流れを確認する」ための役割を担っていることが多いです。例えば、分煙設備の効果を確認したり、換気装置の機能を確認したり、排気装置の風量を確認したり…。測定位置は喫煙場所との境界や、換気装置からできるだけ離れた場所など、風の効果が発揮される場所で測るのがポイントです。風速計の種類
熱線式(ホットワイヤ式)
熱線式の風速計にはセンサーが付いています。このセンサーを電気で加熱し、風によって奪われた熱を元に風速を測る仕組みです。微風の測定も可能。自然の風というより、空調機器の風速測定に使われることが多いタイプです。防水カップ式
防水カップ式は、簡単で使いやすいタイプの風速計です。軸に水平なカップ付きアームが3~4本ついており、このカップが一定時間内に何度回転したかによって風速の平均を測定します。雨の日も測定OK。気象風速の測定、給排気ダクト、クーラー吸排気の測定に使われるタイプです。プロペラ式
もっとも仕組みを想像しやすいのが、このプロペラ式。プロペラの羽が回転する速さで風速を計算するタイプです。屋外に設置され、気象観測に用いられます。プロペラが回転しないような微風には使えませんが、リーズナブルなので家庭用におすすめです。風速計の選び方
種類で選ぶ
微風を計測したいなら熱線式がおすすめです。熱線式は空調関連の検査や、わずかな空気の流れを計測したいときに重宝します。ただし気象観測が主の家庭用なら、プロペラ式か防水カップ式で充分です。一般家庭用or業務用
業務用に多いのは熱線式、家庭用として取り入れやすいのはプロペラ式か防水カップ式でしょう。熱線式は高価で、高いものは十数万円、安いものでも1万円以上します。機能性
三脚を取り付けられる、スマホと連動する、温度の同時測定も可能、過去の測定データを記録できる、USBでパソコンにつなげられる…。商品によっていろいろな機能があります。風速計の使い方
おすすめの風速計
種類別
熱線式(ホットワイヤ式)
・バッテリー寿命:約10hr
・サイズ:150×72×35mm
・電源:単3乾電池6本、ACアダプター(オプション)
・重量:約440g
・電源:単3電池4本(付属)
・重量:約100g
仕事で使うために初めての購入ですが、風速とともに温度も測定できるので小型のFAN搭載の
機器開発には便利に使用できます。
ただ、乾電池で動作するので、例えば機器の動作確認で数日動かす時に電池が切れるのが
残念といえば残念。
出典: Amazon
・電源:単4電池3本
建築設備の定期点検用に購入しました。
他のものを使ったことは無いのですが、この価格でこの性能があれば問題なく使えます。
出典: Amazon
プロペラ式
・電源:リチウム電池
・重量:52g
ドローン用に購入したのですが、家のエアコンや扇風機、ドライヤーなどなど、取り合えず使いたいと言う感じで意味もなく測定してたら、大体の風速が体感で分かるようになりました(笑)
説明書は全て英語ですが、MODEボタン長押しでオンにして風に向けるだけでデジタル表示されるのですぐに使えると思います。
詳しい使い方はググれば出てきますよ。
出典: Amazon
・電源:単4電池
・重量:84g
あまり高価なものは買えないので目安になればとこれを購入。似たような商品のレビューを見ると温度計は使えないとあるがこれは誤差1度か2度程度の様なきがします。風力は大体こんな感じかな?気象庁発表とか比べてないのでなんとも、夏 現場で試すのが楽しみです。
出典: Amazon
・電源:単4形電池4本 またはACアダプター
・重量:365g
思いのほか使いやすかった。風量測定のための面積入力もわりと楽です
出典: Amazon
・電源:モニター電池 CR2032
・電源:1.5V単4電池2本
・重量:約135g
・電源:ボタン電池CR2032 1個
・重量:約95g
防水カップ式
・電源:単4乾電池4個
・重量:180g
スマホ装着タイプ
・電源:単3電池4本
・重量:約345g
最初、三脚に固定して置いていたのですが、野ざらしでは三脚も傷むので、この方法に変更しました。
材料は足場パイプの部品です。
取り付け部分は、垂木固定用の部品にドリルで穴をあけ、インチネジをねじ込み、それを足場パイプに固定。
メンテの時は下のクランプを緩めて手元まで下ろせば簡単。
費用はパイプを入れても7ー800円くらいでしょう。
出典: Amazon
コンパクトで持ち運びやすく精度が高いので便利。
ドローンを飛ばす前の風向風速計測に重宝しています。
出典: Amazon
おすすめアプリ
風速計 – 風速「もっと安く風速を測りたい」というときは、有料アプリも選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか?「風速計 – 風速」は、おしゃれなデザインの風速計アプリです。360円で購入でき、日本語にも対応しています。
風速計の自作方法
用意するもの
・紙・のり
・セロテープ
・はさみ
・カッター
・1cm程度の厚みがある発泡スチロール
・竹串2本
・ストロー2本
作り方
1. こちらのサイトから用紙を印刷して、設計図の部品(A~D)をはさみかカッターで切り離し、厚紙に貼ります。2. 部品のA~Dをさらにはさみかカッターで切り取ります。部品CとDはのりなどで接着しておきます。
3. ストローをT字になるようにセロテープでくっつけます。T字の横棒に、部品B(コの字形に切った紙)を垂らすようにセロテープで付けたら、部品が接触していない部分をはさみで切り離し捨てます。
4. 縦のストローと部品C・Dをセロテープで接着します。部品B~Dのストロー部分に竹串を通します。
5. 部品A(発泡スチロールの台)に方角の紙を貼り、中心に竹串を突き刺します。その上から作っておいたストローのT字パーツを差し込んで完成です。
自作キットも!
・対象年齢:8歳以上