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ですが、冬は落葉するものが多い宿根草の中にも、冬の庭で美しい姿を楽しめるものもいろいろあります。今回は、冬に花や葉が楽しめるおすすめの宿根草の種類を6種ご紹介します。
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冬は宿根草の休眠期
今回は、冬も瑞々しい姿を保つ常緑の宿根草や、冬に開花期を迎える宿根草など、冬の姿が楽しめる宿根草を6種ご紹介します。
クリスマスローズ
クリスマスローズは鉢植えでの栽培にも適し、人気があります。鉢植えの場合は、年に1回、少しずつ鉢を大きく植え替える「鉢増し」を行うと、リフレッシュして花つきがよくなり、株の勢いが衰えません。肥料は生育の始まる秋から冬に与えましょう。
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ビオラ・ラブラドリカ
夏になると花は休みますが、葉が茂ってくるためグラウンドカバーとしても役立ちます。高温多湿になると弱りやすいので、水はけのよい用土で育て、鉢植えの場合は風通しのよい半日陰に移しましょう。うまく夏越しができれば、秋から再び生育を始めて株が大きくなります。
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ヒューケラ
日向〜半日陰を好み、夏場に強い直射日光にさらされると葉焼けすることがあります。とくに斑(ふ)入り種や淡色系の品種は注意が必要です。年数が経って徒長(わさび茎)状態になった株は、露出した部分を土寄せや植え替えで埋め、バランスのよい姿を保ちましょう。
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アジュガ
一日中日が当たり、乾燥しやすい場所よりは、日陰でもやや湿気の多い場所を好みます。咲き終わった花茎は付け根から切り取り、開花期が終わってからは再度刈り込んでおくと、蒸れやすい夏にも風通しよく育てることができます。株が込み合ってきて生育が悪くなったら、株分けや植え替えをしましょう。
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宿根キンギョソウ「ブラックプリンス」
しっかりと日が当たる戸外で、強い乾燥や多湿を避ければ、ほとんどの場所で栽培可能。夏は高温多湿に注意すれば暑さにも耐え、冬も-12℃程度まで耐えることができるので、とくに気を使わなくても育てやすい品種です。
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フェンネル
フェンネルは日本の気候でも栽培しやすい宿根草ハーブで、フサフサとした羽毛状の香りのよい葉が茂り、春〜秋の庭でリーフプランツとしても楽しめます。葉や種子はハーブとして食用できるので、庭に植えてあると便利な存在。銅葉品種のブロンズフェンネルも観賞価値が高く人気があります。
日当たりと水はけのよい肥沃な環境を好み、高温乾燥や低温多湿が苦手です。直根性で移植を嫌うので、苗が小さいうちに根を切らないよう注意して植え付けるか、種まきから育てるとよいでしょう。大きく成長するので、スペースを確保して栽培します。
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冬も宿根草を楽しもう
冬は落葉するイメージが強い宿根草ですが、種類を選べば冬の庭の彩りに一役買ってくれるものもたくさんあります。今回ご紹介した以外にも、冬も葉や花、実、枯れ姿などを楽しめる宿根草はまだまだありますよ。冬に咲くビオラなどの一年草と合わせて、宿根草をガーデンや寄せ植えに活用してみてはいかがでしょうか。「Garden Story」には、日々を彩る花や植物の育て方、初心者から通まで楽しめるガーデニング情報がたくさん掲載されています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。