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ここでは、バラの魅力をより引き出してくれる、ローズガーデンに取り入れたい草花を5種類ご紹介します。どれも初心者にも育てやすい花なので、ぜひバラと一緒にガーデンに取り入れてみませんか?
バラと組み合わせたい草花5選
単体でも美しいバラですが、ガーデンではほかの草花を組み合わせることで、お互いが引き立て合い、それぞれが調和した美しい風景が生まれます。イングリッシュガーデンやローズガーデンでも、バラと宿根草が調和したデザインがよく見られますね。バラと草花を組み合わせるなら、まずは開花期が重なることが大切。また、バラのそばに植えるため、バラと同じように日当たりと肥料を好む植物を植えると管理しやすくなります。ただし、生育旺盛な宿根草は、バラの生育に影響しないよう株元から50cm以上離して植えるとよいでしょう。ここでは、バラとの相性がよく、育てやすい植物を5種ご紹介します。
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クレマチス
初夏に開花期を迎え、空間を立体的に彩るつる植物のクレマチスは、バラと相性のよい植物の定番として人気があります。種類が豊富でバラにはない色も多く、組み合わせてコントラストを楽しんだり、よりバラの美しさを際立たせたりと、さまざまな使い方ができます。クレマチスはバラに比べて、茎やつるが細身で、バラの生育を阻害せず共生させやすいのも魅力です。バラと開花期を揃えるなら、遅咲きのものを選ぶとよいでしょう。新枝咲きの品種を選べば、落葉する冬にばっさり切り落とせばいいので、管理も簡単です。Garden Storyのこちらの記事もチェック!
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ニゲラ
どんな色のバラと合わせても、バラを引き立ててくれるのが青色の花。バラには今のところ純粋な青色がないため、ローズガーデンには青色を取り入れるのもおすすめです。何を合わせるか迷ったら、青い花を選ぶとよいでしょう。ニゲラは爽やかな青色に切れ込みの入った葉が繊細で、初心者にもとても育てやすい一年草。こぼれ種でもよく増えます。枝分かれして次々に花を咲かせ、花もちがよいので、アレンジメントにも重宝します。花後にできる小さな風船のようなタネ袋はドライフラワーとしても楽しめます。花後のシードヘッドも魅力的。キャットミント
キャットミントも爽やかな青花が美しい宿根草です。ローズガーデンでは万能と言えるほど、よく活躍する存在です。葉色も淡く、柔らかい雰囲気がバラによく似合います。白花や淡いピンク花などのバリエーションもあります。乾燥に強く、多湿を嫌うので、乾きやすいバラの株元にも最適。バラの花が終わる頃には、夏の蒸れ防止として、バラの剪定ついでに切り戻しておきましょう。Garden Storyのこちらの記事もチェック!
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エリゲロン・カルビンスキアヌス
野趣のある白い小花は、咲き進むとピンクに変化して、二色咲きのようになる可愛らしい咲き姿。低く広がる草姿なので、バラの邪魔をせず、引き立て役にぴったりです。花期の長さは、宿根草の中でもトップクラス。春から晩秋まで咲き、もちろんバラの時期もたくさんの花が咲きます。地面をカバーするグラウンドカバープランツとしてもおすすめです。草丈が伸びて花が減ってきたら短く刈り込んでおくと、花姿が整い、蒸れ防止にもなります。Garden Storyのこちらの記事もチェック!
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オルラヤ(ホワイトレース)
レースのような可憐な白い花が、上品にバラを引き立ててくれます。オルレアとも呼ばれます。一年草ですが、こぼれ種でよく増え、あちこちから咲いてくれるので、空いたスペースを埋めるには最適。少しの風でもふわふわと揺れる繊細な草姿で、ナチュラルガーデンにぴったりの花です。バラ以外の花との相性もよく、花束のような花壇を演出してくれます。寒さ、乾燥に強く、初心者でも簡単に育てることができます。Garden Storyのこちらの記事もチェック!
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草花との組み合わせでさらに引き立つバラの魅力
庭の主役ともいえる豪華で美しいバラは、それのみでも十分存在感がありますが、同じ頃に咲く宿根草や一年草を近くに植えておけば、バラの花が引き立ってよりセンスのよい庭になります。バラに似合う草花を取り入れて、美しい庭景色を楽しんでみてはいかがでしょうか?「Garden Story」には、日々を彩る花や植物の育て方、初心者から通まで楽しめるガーデニング情報がたくさん掲載されています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。