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コナガ退治に活路!キャベツ栽培がさかんな三浦の農家も実感する「サブリナフロアブル」の効果とは


難防除害虫・コナガの防除資材として、昨今注目されているBT剤「サブリナフロアブル」。使用回数の制限がなく、野菜類全般に使うことができるといった特長や散布時の使用感、得られる予防効果の高さなどについて、産地・三浦で実際に使用しているキャベツ農家さんの声を交えながら解説します。
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蛭田さんのキャベツ畑

写真撮影:江守敦史
神奈川県三浦市は、全国的にも知られるキャベツの一大産地。温暖な気候を生かして栽培される春キャベツは「本春(ほんぱる)キャベツ」と呼ばれ、国の指定産地にもなっています。そんな地域でも、キャベツ栽培といえば避けて通れないのが難防除害虫・コナガの対策。今回は防除資材として、効果の高さで注目されるBT剤「サブリナフロアブル」について、三浦野菜の農家・蛭田淳也(ひるたじゅんや)さんに効果や使用感などを聞きました。

三浦市のキャベツ栽培の被害状況と、農家が求めていた薬剤

キャベツ畑での作業の様子
写真撮影:江守敦史
難防除害虫として知られ、キャベツ栽培においては多くの被害をもたらすチョウ目害虫・コナガ。「サブリナフロアブル」を使用するまで、蛭田さんの畑には多くのコナガが見られたといいます。
蛭田淳也さん
蛭田淳也さん
キャベツ畑の様子を見に行くと、畑の周りにかなりの数のコナガがたかっていました。パーッと飛ぶ様子が目に見えてわかるほどでした。


コナガ
写真提供:株式会社MMAG
以前は別の農薬を使用していましたが、春キャベツ(3〜5月)はコナガ、早春キャベツ(10〜3月)はハスモンヨトウの被害が大きかったそうです。特に春キャベツは栽培終盤の5月ごろになるとたくさんのコナガがついていたといいます。
たとえば春キャベツの場合、育苗から出荷までの間に合計5回程度の農薬散布が必要になります。そこで使う農薬は同じものではなく、複数の農薬をローテーションで使用していくのが一般的です。
蛭田さんは、

・苗が小さいうちは強い農薬を使いたくない
・なるべく違う農薬でローテーションを回したい
・幅広い害虫に効果を発揮してほしい

ことから、新たな農薬を探していたといいます。

害虫予防効果の高い「サブリナフロアブル」を導入

蛭田さんのキャベツ畑
写真撮影:江守敦史
蛭田さんは2020年に、地域の研究会に来ていた三浦市農協・農業普及センター職員さんの紹介で「サブリナフロアブル」を導入しました。「サブリナフロアブル」は孵化(ふか)直後のコナガに高い効果を発揮するため、予防効果を見込んでのことです。
蛭田淳也さん
蛭田淳也さん
「BT剤のなかでは、最もコナガに効果が高い」という話を聞いて、すぐに導入を決めました。害虫として目立つハスモンヨトウやオオタバコガに効くというのも大きかったですね。

孵化直後のコナガに効果があるのはなぜ?詳しくはこちら


BT剤「サブリナフロアブル」蛭田さんの使用方法

散布作物キャベツ
散布方法コナガの場合、1,000倍に希釈したものを動力噴霧器で散布
作業時間10aあたり約20分
散布回数3月(春キャベツ)と11月ごろ(早春キャベツ)に各1回
※春キャベツは定植前の小苗のうちに、早春キャベツは定植後の苗間に散布。
蛭田淳也さん
蛭田淳也さん
使用感としては、オイルのような薬剤なので散布時にきれいに広がり、作物にムラなく付着するように感じています。まいた後に確認しても、納得のいく仕上がりですね。

サブリナフロアブルの商品詳細はこちらから

「サブリナフロアブル」使用後に害虫被害が軽減

蛭田さんのキャベツ
写真撮影:江守敦史
「サブリナフロアブル」を使用することで、蛭田さんの畑ではコナガを抑え込みやすくなったとのこと。効果の持続に関しても、散布以降コナガが出ないことから、「サブリナフロアブル」の防除効果が続いている実感があるそうです。
蛭田淳也さん
蛭田淳也さん
うちの場合、サブリナフロアブルはコナガが出てから対症療法的に使うわけではなく、あくまで予防として使っています。それで実際に、散布後のコナガの被害が少なくなっているわけですから、予防効果は高いと思いますね。

安心して使用できるBT剤

「サブリナフロアブル」は有機JAS農産物などにも使用できるBT剤で、万が一周囲の畑に飛散した場合でも心配が少ない点も大きなポイントです。野菜類全般に使用でき、蛭田さんの畑ではカリフラワーも栽培しているため、そのローテーションのひとつに組み込めることもうれしい、といいます。
蛭田淳也さん
蛭田淳也さん
自然由来ということで、自分自身も安心して作業できるので、これからも積極的に使っていきたいと思います。あえて製品への要望を挙げるとすれば、もう少し取り扱いが簡単だといいですね。

「サブリナフロアブル」の使用手順

「サブリナフロアブル」は、粉状ではない油性のフロアブル剤。固体の有効成分を細かい微粒子として油に分散させた薬剤です。使用前は容器の下部に有効成分、上部に油分があり2つの成分が分離しているため、下記の手順で使用します。

1) 容器をよくもむ
2) しっかり混ぜる

使用前にひと手間かかる訳ですが、コナガの幼虫が孵化する際、その3/4が死亡するという効果の高さを考えれば納得のいくもの。商品パッケージがボトルでなくフィルム容器であるのも、薬剤が凝固しやすい冬場に、容器を揉むことでしっかり成分を混ぜるためなのです。

サブリナフロアブルのコナガ試験データ
資料提供:株式会社MMAG
サブリナフロアブルの商品詳細はこちらから

持続可能な害虫対策には「サブリナフロアブル」が効果的!

サブリナフロアブルの商品パッケージ
写真撮影:江守敦史
今回紹介した「サブリナフロアブル」は、対症療法ではなく予防として使うことができるほか、自然由来のBT剤のため安心に使うことができる、などの特長があります。

卵期処理で孵化直後のコナガに効果がある

オイルベースのフロアブル製剤で、他のBT剤にはない独自の効果を示します。特にコナガに関しては、卵期に散布を行うと、孵化直後の葉に潜る前のコナガに効果が見られます。

若齢幼虫期のコナガへの効果が高く、発現速度も速い

数種類の殺虫活性を持つ殺虫性タンパクをバランスよく配合しているため、高い殺虫効果を示します。

散布期間が広く、圃場(ほじょう)レベルで効果が高い

孵化直後の幼虫にも若齢幼虫にも効果を示すので、被害が少なくなり、より高い防除効果が得られます。また、コナガに対する散布適期も広がります。
加えて、以下の特長もあります。

・コナガだけでなく、幅広いチョウ目害虫に高い効果を発揮する
・使用回数の制限がなく、野菜類全般に使用できる微生物殺虫剤である
・フロアブル製剤なので使用時に調整しやすく、作物の汚れが少ない
・自然由来の製剤であることから、JAS(日本農林規格)で定める有機農産物生産に使用できる
・特別栽培農産物生産に使用しても、化学合成農薬としてカウントされない

孵化幼虫の時点で害虫を減らすことができるため、化学合成農薬の使用回数を減らすことにもつながります。サステナブルな農業といった観点からも注目度が高まっているのです。
サブリナフロアブルの商品詳細はこちらから

「サブリナフロアブル」の製品情報をチェック

サブリナフロアブル芯パッケージ
写真提供:サブリナ普及会
「サブリナフロアブル」は利点がとても多く、産地の農家も効果を実感している農薬です。詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか。

適用作物

・野菜類:はくさい、からしな、えごま、豆類、いも類他
・雑穀類
・茶
・樹木類、食用ほおのき、食用さくら他

使用量の目安

野菜類の場合、メーカー推奨の使用量は10aあたり100〜300L。希釈倍数は500〜1500倍です。

使用方法

使用前に容器をよく揉み、振り混ぜてからお使いください。使用回数の制限はありません。

サブリナフロアブルの商品詳細はこちらから

農業が盛んな地域、三浦市の特色とは?

三浦市のキャベツ畑
写真撮影:江守敦史
蛭田農園のある三浦市は三方を海に囲まれているため「冬は暖かく夏は涼しい」気候です。その温暖な気候を生かした路地野菜中心の農業が盛んで、神奈川を代表する野菜の産地として、全国的にも知られています。
三浦市農協
三浦市農協
冬は大根やキャベツ、夏はスイカ、カボチャ、メロンなど栽培しています。なかでも三浦の春キャベツは「本春(ほんぱる)キャベツ」と呼ばれ、昭和41年から国指定産地となっています。厳選された品種を栽培し、とても柔らかく甘いのが特徴です。3月中旬から5月上旬にかけ出荷されますので、ぜひその食感と甘みを味わっていただければと思います。


三浦市農協のオンラインショップでは、今回紹介したキャベツや野菜セットなども販売。注文を受けてから畑で収穫しています。ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
三浦市農協オンラインショップ

サブリナフロアブルのお問い合わせはこちら

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サブリナ普及会
〒103-0027 東京都中央区日本橋1-19-1日本橋ダイヤビルディング
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TEL:03-3845-7951 FAX:03-3845-7950

取材協力

蛭田さんプロフィール写真
写真撮影:江守敦史

蛭田農園|蛭田淳也さん

1980年生まれ。江戸時代から続く農家の次男。大学で経済学を学んだのち、農家になり20年。栽培面積は約2ha。冬は大根・キャベツ・カリフラワー、夏はカボチャ・スイカを栽培している。半期ごとに土壌分析を行い、新たな資材も意欲的に導入するなど、研究熱心な若手として地域内外から期待されている。

三浦市農業協同組合

神奈川県三浦半島の先端に位置する農業協同組合。昭和40年に「初声町農協」と「三崎町農協」が合併して「三浦市農業協同組合」となり、昭和44年「南下浦町農協」が合併して現在の「三浦市農業協同組合」が誕生した。冬春ダイコンと早春・春キャベツが国の指定産地に、スイカが県の指定産地になっているほか、冬はダイコン、キャベツ、夏はスイカ、カボチャ、メロンなどを生産している。

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この記事の筆者:
atsuhisa.emori

生産者の情報発信やブランディングのお手伝いをする「いまここランド合同会社」代表社員。大手出版社での20年にわたる編集経験と、全国各地の農家漁師とのネットワーク、自ら実践する農業の知識を活かし、難解な用語が並ぶ専門家取材から農家さんインタビューまでわかりやすく伝えます。

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