目次
イチゴ苗選びで見るべき3つのポイント
イチゴ苗は「クラウン・根・葉」の3カ所を確認すると、元気な苗と弱った苗を見分けやすくなります。
一部分だけで判断せず、株全体の状態を見比べることが苗選びのコツです。
| 確認する場所 | よい苗の目安 | 避けたい苗の状態 |
|---|---|---|
| クラウン | 太く締まり、ぐらつかない | 細い、黒ずみや傷がある |
| 根 | 白色や淡い色の新しい根が見える | 根が軟らかい、ぬめる、異臭がある |
| 葉 | 緑色でつやとハリがある | 黄変、斑点、害虫が見られる |
クラウンが太くしっかりしているか
クラウンとは、葉が集まる株元の太い部分です。
同じ品種の苗を見比べ、太く締まり、軽く触れてもぐらつかないものを選びましょう。
クラウンが極端に細い苗や、黒ずみや傷がある苗は、植え付け後の生育が安定しないことがあります。
土に深く埋もれている苗も、株元の状態を確認しにくいため注意が必要です。
白い根が適度に見えるか
店頭では、ポットの底穴から見える根の状態を確認しましょう。
白色や淡い色の根が少し見え、底穴から大量にはみ出していない苗がおすすめです。
根が黒っぽくても硬く締まっていれば、古い根の場合があります。
ぬめりや異臭、根の軟らかさがある苗は、根傷みの可能性があるため避けましょう。
葉色がよく病気や傷みがないか
葉は、同じ売り場に並ぶ苗と見比べ、緑色が鮮やかでつやとハリのあるものを選びましょう。
株の中心から出ている新芽が、元気に伸びているかも確認します。
次のような苗は避けた方が安心です。
- 新しい葉まで黄色い
- 複数の葉に斑点がある
- 葉裏に虫や卵が付いている
葉裏には、アブラムシやハダニなどの害虫が隠れていることがあります。
害虫や斑点のある苗を持ち帰ると、植え付け後にほかの植物へ広がる可能性もあるため、葉をそっと持ち上げて確認しましょう。
通販でイチゴ苗を買うメリットと失敗しない選び方
通販は実物を確認できないため、届く苗の状態が気になる人も多いと思います。
購入前のチェックポイントと、苗が届いた後の対応を押さえておくと安心です。
通販なら豊富な品種から選べる
通販では、近くの園芸店では見つけにくい品種も幅広く探せます。
甘みや酸味、実の大きさなどを比べながら、好みに合う苗を選べるのもメリットです。
複数のショップを見比べれば、ポットサイズや価格、発送時期も比較できます。
販売元・商品情報・レビューを確認する
園芸店や種苗会社など、植物の発送に慣れた販売元を選ぶと安心です。
購入前に、次の項目を確認しましょう。
| 確認する項目 | チェックする内容 |
|---|---|
| 販売元 | 園芸店や種苗会社など、苗の扱いに慣れているか |
| 苗の規格 | ポットサイズ、苗の本数、苗の大きさ |
| 発送情報 | 発送時期、配送方法、送料 |
| 商品写真 | 届く苗の状態が分かる写真があるか |
| 補償・対応 | 苗に傷みがあった場合の連絡方法や対応 |
| レビュー | 苗の状態や梱包が丁寧だったか |
レビューでは、収穫した実の味よりも、届いた苗の元気さや梱包の状態を参考にしましょう。
商品写真が開花時や収穫時のイメージだけの場合は、発送される苗のサイズも確認してください。
苗が届いたらすぐに状態を確認する
苗が届いたら箱に入れたまま放置せず、できるだけ早く取り出します。
次のポイントを順番に確認しましょう。
- クラウンに黒ずみや傷みがないか
- 新芽や葉がしおれていないか
- 茎や葉が折れていないか
- 害虫やカビが見られないか
問題が見られる場合は、苗全体と梱包の状態が分かる写真を撮ります。
時間がたつと配送時の傷みか判断しにくくなるため、早めに販売元へ連絡してください。
軽い葉折れや土こぼれがあっても、クラウンや新芽が元気なら生育に大きく影響しない場合があります。
家庭菜園で人気のイチゴ苗3選
家庭菜園では、育てやすさだけでなく、実の味も品種選びのポイントです。
家庭で育てて味わいたい、人気のイチゴ苗を3種類紹介します。
宝交早生|家庭菜園で育てやすい定番品種
比較的丈夫で、プランターでも育てやすい品種です。
甘みと酸味のバランスもよく、初めてのイチゴ栽培にもおすすめです。
章姫|酸味が少なく子どもにも食べやすい
縦長の実と強い甘みが特徴です。
酸味が少ないため、酸っぱいイチゴが苦手な子どもがいる家庭におすすめです。
とちおとめ|品種選びに迷ったときの定番
甘みとほどよい酸味のバランスがよい品種です。
甘さだけでなく、イチゴらしい甘酸っぱさを楽しみたい人に人気です。
イチゴ苗を買った後に気をつけたいこと
元気な苗を選んでも、植え付け方やその後の管理が悪いと、生育不良につながります。
購入後は長く放置せず、土やプランターを準備して早めに植え付けましょう。
クラウンを埋めずに植え付ける
イチゴ苗は、クラウンが土の表面に出る深さで植え付けます。
深植えすると生長点が埋まり、株元が傷みやすくなるため注意しましょう。
植え付けの手順
- 根鉢が入る大きさの穴を掘る
- 根鉢を崩さず苗を置く
- クラウンの高さを土に合わせる
- 周囲の土を軽く押さえる
- 鉢底から流れるまで水を与える
ランナーの切り跡が残っている場合は、プランターの内側へ向けます。
実が外側へ垂れやすくなり、収穫や管理がしやすくなります。
水やりと追肥は生育を見ながら行う
植え付け直後は、鉢底から流れ出るまでたっぷり水を与えます。
その後は、土の表面が乾いてから水やりをしましょう。
肥料を与え過ぎると葉ばかり茂ることがあるため、イチゴ用肥料をパッケージの表示どおりに施してください。
イチゴの肥料
追肥の量やタイミングに迷う人は、使用方法が分かりやすいイチゴ専用肥料を活用すると安心です。
イチゴ苗選びでよくある質問
購入時期やプランター栽培など、苗選びと一緒に気になりやすい疑問をまとめました。
育てる場所や目的に合った苗を選ぶ参考にしてください。
イチゴ苗はいつ買うのがよい?
春の収穫を目指す一季なり品種は、一般地では9月下旬~11月ごろに秋苗が流通します。
植え付けは10月前後が目安ですが、地域や品種によって適期が異なるため、苗のラベルや販売店の案内も確認しましょう。
すぐに収穫を楽しみたい場合は、春に販売される花付き・実付き苗も選べます。
価格は高めですが、植え付けから収穫までの期間が短いのがメリットです。
プランター栽培でも実は収穫できる?
イチゴは、プランターや鉢でも収穫できます。
庭がない家庭でも、日当たりのよいベランダで育てられます。
複数株を植える場合は、株間を20~30cm程度空けましょう。
実がプランターの外側へ垂れるように植えると、泥はねや傷みを防ぎやすくなります。
親株用苗と実取り苗は何が違う?
親株用苗は、ランナーを伸ばして翌年用の苗を増やすための株です。
実取り苗は、定植後に花や実を付け、収穫することを目的とした苗です。
春の収穫を楽しみたい初心者は、「実取り用」「定植用」などと表示された苗を選びましょう。
まとめ|イチゴ苗はクラウン・根張り・葉色を見て選ぼう
イチゴ苗選びで大切なのは、太くぐらつかないクラウン、白色や淡い色の新しい根、つやとハリのある葉です。
品種名だけで決めず、苗そのものの状態を見比べることが、元気に育てて収穫につなげるコツ。
丈夫な苗を選び、イチゴ栽培を始めてみましょう。



























