目次
レタスを間引くと可愛いサイズが長く楽しめる
そこで欠かせないのが間引き。
株間に余裕をつくることで、残した株が丈夫に育ちます。
さらに、小さな間引き菜は柔らかくみずみずしいので、サラダにそのまま使えて無駄がありません。
家庭菜園だからこそ味わえる楽しみです。
リーフレタスの間引きは2回が基本
リーフレタスは、成長に合わせて2回の間引きを行うのが基本です。株同士が適度な間隔で育つことで、葉が大きく育ち、収穫まで元気に成長してくれます。
1回目の間引き(本葉2〜3枚の頃)
小さく弱々しい株や、茎がひょろ長く伸びている株を抜き、元気な株を残しましょう。
2回目の間引き(本葉4〜5枚の頃)
ここでは株間を10〜15cm程度に広げるのが目安です。
生育の遅い株や徒長した株を取り除き、残った株に十分な光と養分を行き渡らせます。
この時期にしっかり間引いておくことで、その後の葉が大きく育ちます。
間引きのコツは強い株を残すこと
残す株を正しく見極められるかどうかで、その後の収穫量や葉の質感に大きな差が出ます。
残す株は茎が太く葉色が濃いもの
間引きで大切なのは「どの株を残すか」の見極めです。大きさだけで判断せず、茎の太さ・葉の色・広がり方に注目すると失敗が少なくなります。
残す株の目安
- 茎が太い株
- 葉色が濃い株
一方で、黄色っぽい株や茎が細く弱々しい株は、生育不良を起こしやすいため間引き対象にしましょう。
強く元気な株を残すのが、美味しいレタスを長く楽しむコツです。
根を傷めないよう注意して
間引きでありがちな失敗は、残す株の根まで一緒に傷めてしまうこと。無理に引き抜こうとすると周囲の株まで弱らせてしまうため注意が必要です。
抜けにくい株は、無理に引っ張らず株元をハサミで切りましょう。
残った根は自然に分解されて土に還るので問題ありません。
さらに、小さな株はピンセットを使うと周囲を動かさずに処理できるので、1本用意しておくと便利です。
ぐらつく株は土寄せで安定させる
間引きのあと、残した株がぐらついて不安定になることがあります。根がしっかり張る前に揺れてしまうと、傷みや乾燥の原因となり、生育不良につながります。
そんなときは株元に軽く土を寄せる「土寄せ」をしてあげてください。
根の周りに土をかぶせるようにすると株が安定し、風や水やりでも倒れにくくなります。
作業のあとは、寄せた土を軽く押さえておきましょう。
ただし、強く押し固めてしまうと株が倒れたり、水がしみ込みにくくなるので、あくまで「軽く押さえる程度」で十分です。
間引き後は水やりと追肥が大切
間引き後のレタスは、根が揺れて不安定になっているためデリケートな時期。ここでの管理次第で、その後の育ち方が変わります。
とくに水やりと追肥の工夫が、ふんわり柔らかく美味しいレタスに育てるカギです。
直後は優しく丁寧に
間引き後の管理でまず大切なのは、水やりをできるだけ優しく行うことです。この時期のレタスは根が揺れて株が不安定になっており、わずかな刺激でも傷みやすい状態。
そんなときにジョウロで勢いよく水をかけると、株が倒れたり土がえぐれて根が露出してしまう原因になります。
水やりはやわらかいシャワーの水を優しくかけてあげましょう。
追肥は2回目の間引き後に与える
2回目の間引きを終える頃は、根が広がり葉も大きく育つため、元肥だけでは栄養が不足しがちです。この時期に追肥を行えば、必要な養分を補い、葉をふんわり柔らかく育てられます。
追肥は化成肥料を株元の周囲にパラパラと撒き、軽く土に混ぜ込むのが基本です。
ただし、与えすぎると葉が硬くなり、えぐみの原因になるので注意しましょう。
「少なめに与えて様子を見る」くらいが、ちょうど良い加減です。
プランター栽培なら可愛いサイズで収穫できる
レタスをサラダにぴったりな小さなサイズで楽しみたいなら、プランター栽培がおすすめです。
畑より管理がしやすく、密植からの間引きでベビーリーフも気軽に収穫できます。
プランターは葉が柔らかく育ちやすい
プランターで育てたレタスが柔らかく仕上がるのは、水分や肥料を調整しやすいからです。そのため葉が厚く硬くなりにくく、サラダに向いたやわらかい食感に育ちます。また、市販の野菜用培養土を使えば排水性と保水性のバランスが良く、失敗が少ないのも魅力です。
リーフレタスはプランターと相性が良く、家庭菜園におすすめです。
必要な分だけ摘んで料理に使える
プランターなら、育ち具合を見ながら少しずつ間引き菜や葉を収穫できるのが魅力です。また、ある程度育った株は、抜かなくても外側の葉を必要な分だけ摘み取れるので、毎日の食卓にちょうど良い量が収獲できます。
さらに、ベランダやキッチン近くに置いておけば、料理の直前に新鮮な葉をサラダやスープに使えるのでとても便利。
摘みたてならではのみずみずしい触感は、家庭菜園だからこそ味わえる醍醐味です。
間引き菜はサラダで楽しむ
葉が柔らかくみずみずしいので、洗って盛り付けるだけでサラダの彩りにぴったりです。
ほんのり苦みのあるサニーレタスや、さっぱりとしたグリーンリーフなど、品種ごとの風味の違いを楽しめるのも間引き菜ならではの魅力。
収穫した葉を無駄にせず、美味しく味わえるのが家庭菜園のうれしいポイントです。
おすすめリーフレタス3選
リーフレタスといっても種類はいろいろ。どれを育てるか迷ったら、サラダに向いていて育てやすい代表的な3品種から始めてみましょう。
サニーレタス|アントシアニンが豊富
赤紫の葉が特徴で、サラダの彩りに欠かせない存在。
ポリフェノールの一種「アントシアニン」が多く含まれており、栄養面でも人気です。
柔らかい葉はそのまま生食で美味しく、間引き菜もサラダ映えします。
グリーンウェーブ|生育旺盛で育てやすい
鮮やかな緑の葉が広がり、クセがなく食べやすいのが魅力。
葉がふんわり柔らかいので、サラダやサンドイッチに最適です。
栽培もしやすく、家庭菜園での定番のリーフレタスです。
ロメインレタス|シャキシャキ食感、加熱してもOK
縦に伸びる姿が特徴で、葉は肉厚でシャキシャキとした歯ごたえがあります。
サラダはもちろん、炒め物やスープにしても美味しくいただける万能タイプ。
収穫量も多く、育てがいのある品種です。
レタスの間引きに関するよくある質問
玉レタスも間引きは必要?
はい、必要です。
玉レタス(結球レタス)は最終的に1株だけを残して結球させます。通常は3回ほどに分けて弱い株を抜き、徐々に株間を広げます。
リーフレタスより少し手間がかかるので、初心者にはリーフレタスから挑戦するのがおすすめです。
間引きのタイミングを逃したらどうなる?
間引きが遅れると株の根が絡み合い、抜くときに隣の株まで傷めてしまうことがあります。
さらに、株同士が養分や光を奪い合うため、葉が小さく硬くなり、味も落ちてしまいます。こうした失敗を防ぐには、本葉が触れ合う前に早めに間引きましょう。
間引いた苗は植え替えて育てられる?
間引いた苗は、本葉が2〜3枚までなら移植して根付く可能性があります。
別のプランターに植え替えれば、追加の株として育てることもできます。ただし、苗が小さすぎる場合や、抜くときに根を傷めたものは活着しにくいです。
そのため、無理に植え替えずベビーリーフとして食べて楽しむのがおすすめです。
まとめ
レタスを育てるには、間引きが欠かせません。
株間を整えることで株が丈夫に育ち、ふんわり柔らかな葉を長く楽しめます。
リーフレタスは、本葉2〜3枚で1回目、4〜5枚で2回目の間引きを行い、強い株を残すのが基本。
間引き菜はベビーリーフとしてサラダに使え、無駄なく味わえます。
そして、可愛いサイズで収穫したいならプランター栽培がおすすめ。
管理がしやすく、葉も柔らかく仕上がりやすいです。
ベランダやキッチン近くに置けば、必要な分をすぐに摘み取れるので、いつでも新鮮なサラダを食卓に添えられます。