毎日つける、しかも素肌に近くで使うワックスだからこそ、良いものを使いたいですよね。こだわるなら手作りはいかがでしょうか?ヘアワックスが手作りできるというと驚く人もいるかもしれませんが、意外に簡単な上、手作りだからこその素晴らしい点も。メリットや、実際の作り方を説明します!
手作りヘアワックスのメリット
手作りヘアワックス、いいんです!サロンで使われるようなオーガニックワックスだって、自分で作れば経済的だし、なにより自分好みに。手作りワックスの素敵な点は、こんなところです。
自分の髪質にあったワックスを作れる
100人いれば100通りの髪質があるといわれるほど一人一人の髪質は違います。美しく健康な髪を保つには、単なる「良いワックス」ではなく「あなたの髪質に合った良いワックス」が必要。手作りなら、髪質にあわせたワックスを使えます。材料がわかっているから安心。オーガニックワックスも。
市販のワックスには様々な化学物質が含まれています。特にシリコンは頭皮の毛穴を詰まらせる原因にも。よくわからないものがたくさん入っていて不安…という気持ちがあるなら、手作りを。何が入っているか理解できて安心できますし、材料にこだわったオーガニックワックスも作れます。香りや質感などを自分好みに調整できる
市販のワックスで、質感やキープ力はいいんだけど匂いが苦手、ということはありませんか?手作りなら自分好みの香りに作れます。リラックスするハーブの香りのワックス、リフレッシュするハーブの香りのワックスなんてものも作れます。簡単!手作りヘアワックスの作り方
簡単にできるヘアワックスの作り方を紹介します。ここで紹介するのは柔らかめの基本のワックス。固めが好みなら蜜蝋を増やしたり、エッセンシャルオイルを好みのものにしたりと、アレンジして楽しんでください。材料・道具
材料
・シアバター大さじ1・ホホバオイル大さじ1
・蜜蝋大さじ1
・オレンジオイル 10滴
・ラベンダーオイル 10滴
道具
・湯煎またはレンジ加熱ができるポット・リップクリームの容器
・ポットが入るボウル
手作りヘアワックスづくりの手順
STEP1.材料を計量して混ぜる
シアバター大さじ1、みつろう大さじ1、ホホバオイル大さじ1を計量しながら同じポットに入れます。STEP2.湯せんして溶かす
蜜蝋がしっかり溶けるまで湯せんで温め、材料を混ぜます。湯せんでは蜜蝋を溶かすのに時間がかかるため、レンジで行ってもOK。その場合600Wで最初は1分、後は様子を見ながら10秒ずつ加熱します。STEP3.エッセンシャルオイルなどを混ぜる
蜜蝋が完全に溶けたら、エッセンシャルオイルを入れて香り付けをします。だいたい20滴程度。香りのないものが良い人は何も入れなくても大丈夫。STEP4.泡だて器で混ぜる
冷水を入れたボウルに容器をつけ冷やしながら、空気を入れるようにして泡立て器でよく混ぜます。良く空気を含ませると柔らかくなり、軽い仕上がりに。STEP5.容器に入れ、冷ます
容器に入れ、常温で冷まします。固まったら出来上がりです。作らないでも買えちゃうオーガニックワックス
使いたいけど作るのは苦手なら、市販のオーガニックワックスを買って使うという選択肢も。また、自分で作ったものと比べて見ても面白いかもしれませんね。
手作りヘアワックスでプチオーガニック生活
意外に簡単に作れることに驚かれた方も多いのではないでしょうか。毎日使うものはいいものを。プチオーガニック生活の始まりとして、自分好みのヘアワックスを作ってみるのはいかがでしょうか??