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ここではプランター栽培でのイチゴの育て方と楽しみ方をご紹介します。
イチゴの種類
日本で栽培されているイチゴにはたくさんの種類があり、新品種も毎年のように登場します。家庭菜園用に苗が出回るのはその中の一部だけですが、それでもバラエティ豊かなので、好みのイチゴを探して選びましょう。
一季なりイチゴの品種
「とちおとめ」「紅ほっぺ」「おいCベリー」など
四季なりイチゴの品種
「ドルチェベリー」「天使のイチゴ」「ローズベリー・レッド」など
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イチゴの育て方
イチゴは水はけ・日当たりがよく、肥沃な土を好みます。市販の培養土やイチゴ専用の用土もあるので、それらを使うと簡単です。植え付け時には、苗の株元の「クラウン」と呼ばれる新芽の出ている部分を土に埋もれさせないよう、浅めに定植しましょう。また、栽培の際は、長く伸びた茎の先に成る実が地面について傷まないよう、6号以上の深めの植木鉢を選びましょう。ハンギングバスケットやイチゴ栽培専用のストロベリーポットなどもおすすめです。
植え付け後には水をたっぷりと。イチゴは比較的水を好むので、水切れしないように気をつけましょう。一季なりイチゴは寒さに当たることで花が咲くので、冬も屋外で育てましょう。
開花から収穫までは、30〜50日ほど。へたのすぐ下まで赤く色づいたものから、摘み取って収穫しましょう。
実が終わるころには「ランナー」というつるが伸び、その先に子株ができます。その子株を育てれば、また来年のための新しいイチゴ苗を作ることができます。
イチゴの育て方のアイデア
イチゴの魅力は、果実の味わいだけではありません。白い花も赤い実も愛らしく、ガーデニングの彩りに活躍するほか、フラワーアレンジメントにも重宝します。味の薄い観賞用のイチゴもガーデニング素材としては大活躍。ざっくりと活けるだけでも、季節の雰囲気を演出してくれますよ。もちろん、ほかの季節の草花と合わせて飾っても。
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イチゴの増やし方
また、親株に最も近い子株は、その後の生長が不安定になりやすいので、親株から数えて2番目、3番目の子株を選んで新しい苗にしましょう。苗にする子株を選んだら、培養土を入れたポリポットの上に置き、Uピンなどで固定して水やりします。1週間ほどで子株から根が伸びて土に根付くので、しっかり根付いたらランナーを切り離し、秋に植え付けましょう。
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目でも舌でも味わいたいイチゴのスイーツ
焼いたメレンゲにたっぷり生クリームをのせたパブロヴァにトッピングすれば、見た目も味も大満足のデザートに。ジャムやコンポート、ラム酒漬けなどに加工すれば、一年を通して楽しむことができますよ。イチゴにはビタミンCや葉酸が豊富に含まれているのもうれしいですね。
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鉢植えでかわいいイチゴを育ててみませんか?
真っ赤な実が、食べてもおいしく、見てもかわいいイチゴ。フルーツの中では珍しく、果樹ではなく多年草なので、小さなスペースでも栽培でき、家庭菜園やベランダガーデンにもおすすめです。プランターでも気軽に育てられるので、ぜひイチゴ栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか?Garden Storyのこちらの記事もチェック!
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