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真っ赤な実がかわいいイチゴの育て方&楽しみ方【Garden Story連携企画】


ガーデニング・植物の魅力や、花・緑にまつわる暮らしの楽しみを紹介している「Garden Story」との連携企画!今月は、見てかわいく、食べておいしいイチゴについてピックアップ。育て方や増やし方、ベランダでの栽培のコツなどもお伝えします。

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鉢になるイチゴ

提供:Garden Story

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真っ赤な甘酸っぱい実が愛らしいイチゴ。クリスマスのころからスーパーに並び始めるイチゴですが、じつは本来のイチゴの旬は初夏です。イチゴは丈夫で育てやすく、一度植えると数年にわたって収穫できることから、家庭菜園で人気の高いものの一つ。鉢植えでも育てられるので、ベランダガーデナーにもおすすめです。自分で育てれば、収穫の喜びがあり、赤い実がなるかわいい姿も見られます。なにより、完熟した甘い実は、育ててこそのお楽しみ。そんなかわいらしくておいしいイチゴを自宅で育ててみませんか?

ここではプランター栽培でのイチゴの育て方と楽しみ方をご紹介します。

イチゴの種類

カゴに入ったイチゴを運ぶ様子
提供:Garden Story
イチゴはバラ科の多年草。大きく分けて、「一季なりイチゴ」と「四季なりイチゴ」の2種類があります。一般的なイチゴは一季なりで、冬の寒さに当たることで花を咲かせ、実をつけます。四季なりイチゴは、温度や日照などの条件にあまり左右されず、春から秋にかけて長く収穫できます。以前は一季なりに比べると味や大きさが劣るといわれていましたが、最近では大粒で甘い品種も増えています。一季なりと四季なりのイチゴをそれぞれ植えれば、長く収穫を楽しむこともできますね。

日本で栽培されているイチゴにはたくさんの種類があり、新品種も毎年のように登場します。家庭菜園用に苗が出回るのはその中の一部だけですが、それでもバラエティ豊かなので、好みのイチゴを探して選びましょう。

一季なりイチゴの品種
「とちおとめ」「紅ほっぺ」「おいCベリー」など
四季なりイチゴの品種
「ドルチェベリー」「天使のイチゴ」「ローズベリー・レッド」など


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【プランター栽培】ベランダ菜園で! 初心者でも失敗しないイチゴの育て方

イチゴの育て方

実をつけたイチゴ
提供:Garden Story
イチゴの苗は秋と春に店頭に並びます。一季なりイチゴの植え付け時期は基本的に10~11月ですが、四季なりイチゴは3~4月ごろにも植え付けができるので、春からイチゴ栽培にチャレンジしたい方はこちらもおすすめです。

イチゴは水はけ・日当たりがよく、肥沃な土を好みます。市販の培養土やイチゴ専用の用土もあるので、それらを使うと簡単です。植え付け時には、苗の株元の「クラウン」と呼ばれる新芽の出ている部分を土に埋もれさせないよう、浅めに定植しましょう。また、栽培の際は、長く伸びた茎の先に成る実が地面について傷まないよう、6号以上の深めの植木鉢を選びましょう。ハンギングバスケットやイチゴ栽培専用のストロベリーポットなどもおすすめです。

植え付け後には水をたっぷりと。イチゴは比較的水を好むので、水切れしないように気をつけましょう。一季なりイチゴは寒さに当たることで花が咲くので、冬も屋外で育てましょう。

イチゴの受粉の様子
提供:Garden Story
花が咲いたら、絵筆などの先で花の中心をそっとなでて、花粉を雌しべにつけましょう。屋外で風のある場所やミツバチやアブなどのいる場所なら自然に受粉するので、受粉作業をしなくてもOKですが、ベランダなど昆虫が少ない場所であれば、この作業をすると確実に収穫できます。実を甘くするには、肥料を適宜与えます。

開花から収穫までは、30〜50日ほど。へたのすぐ下まで赤く色づいたものから、摘み取って収穫しましょう。
実が終わるころには「ランナー」というつるが伸び、その先に子株ができます。その子株を育てれば、また来年のための新しいイチゴ苗を作ることができます。

イチゴの育て方のアイデア

ストロベリーポットで育つイチゴ
提供:Garden Story
真っ赤な実がかわいいイチゴは、目にも楽しいガーデニング素材としても活躍します。ランナーを伸ばして増えるイチゴの性質に合わせたストロベリーポットは、子株を育てるスペースがある特徴的な見た目が愛らしい鉢です。

バスケットで育つイチゴ
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ナチュラルな素材の籠に植えて、イチゴのバスケットにするのもいいですね。持ち手付きなので、持ち運びにも便利です。

イチゴの魅力は、果実の味わいだけではありません。白い花も赤い実も愛らしく、ガーデニングの彩りに活躍するほか、フラワーアレンジメントにも重宝します。味の薄い観賞用のイチゴもガーデニング素材としては大活躍。ざっくりと活けるだけでも、季節の雰囲気を演出してくれますよ。もちろん、ほかの季節の草花と合わせて飾っても。

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イチゴの増やし方

イチゴの花
提供:Garden Story
イチゴを育てていると、6月ごろから「ランナー」という細いひものような茎がたくさん伸びてきます。このランナーを使って、株を増やすことができます。ランナーの先には新芽が育ち、それが土に根付くと、新しい株(子株)になるのです。ランナーを伸ばすと子株に栄養が奪われてしまうので、新しい苗を作るなら、収穫が終了してからがおすすめです。

また、親株に最も近い子株は、その後の生長が不安定になりやすいので、親株から数えて2番目、3番目の子株を選んで新しい苗にしましょう。苗にする子株を選んだら、培養土を入れたポリポットの上に置き、Uピンなどで固定して水やりします。1週間ほどで子株から根が伸びて土に根付くので、しっかり根付いたらランナーを切り離し、秋に植え付けましょう。

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目でも舌でも味わいたいイチゴのスイーツ

イチゴののったケーキ
提供:Garden Story
そのまま食べてもおいしいイチゴですが、スイーツや料理に活用するのもおすすめです。ミューズリーやヨーグルトと合わせてパフェ風にしたり、スライスしてクレープでくるりと巻いたり。チョコレートでコーティングするだけでも立派な一品になります。

焼いたメレンゲにたっぷり生クリームをのせたパブロヴァにトッピングすれば、見た目も味も大満足のデザートに。ジャムやコンポート、ラム酒漬けなどに加工すれば、一年を通して楽しむことができますよ。イチゴにはビタミンCや葉酸が豊富に含まれているのもうれしいですね。

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鉢植えでかわいいイチゴを育ててみませんか?

真っ赤な実が、食べてもおいしく、見てもかわいいイチゴ。フルーツの中では珍しく、果樹ではなく多年草なので、小さなスペースでも栽培でき、家庭菜園やベランダガーデンにもおすすめです。プランターでも気軽に育てられるので、ぜひイチゴ栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか?

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「Garden Story」には、日々を彩る花や植物の育て方、初心者から通まで楽しめるガーデニング情報がたくさん掲載されています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
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