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40歳になったときに出会った本がきっかけ
東京農業アカデミーに入学する前、武本さんはIT企業で自治体向けシステムの販売をしていました。40歳の誕生日を迎えたころから、残りの人生に思いを巡らせるようになったそうです。入学する1年前は、大阪に単身赴任をしていた武本さん。大阪で週末農業講座に参加して学ぶうちに、地方には農地はあるけれど、マーケットに出すまでが大変だと考えるようになりました。そして、自身の家があり、消費地の近い東京で農業に携わることを目指します。
東京都のウェブサイトで東京農業アカデミーの開校を知り、参加を決意。何年も前から50歳になったら新しいことを始めると話していたことや子どもが自立していたこともあり、家族の理解を得ることができました。
国が就農直後の経営確立を支援する資金を交付してくれる「農業次世代人材投資資金」は50歳未満、農業経営を開始するために必要な資金を借りられる「青年等就農資金」は45歳未満など、補助金には年齢制限があることがあります。東京農業アカデミーの応募資格における年齢制限は18歳以上というもので、上限は設けられていません。
東京農業アカデミーの研修を受講して感じたこと
圃場では毎日学ぶことがある
研修に参加する前、武本さんは毎日の研修って何をやるのだろう?と思っていました。しかし、実際に圃場に行くと毎日学ぶことがたくさんあり、農業は奥が深いことがよくわかったそうです。また、収穫したての作物がすごくおいしいことや、見た目が悪くても味が変わらないこと、品種によっての味の違いなどを知りました。きれいな農作物をつくることは大変
研修中に印象的だった出来事を聞くと、武本さんはトウモロコシの被害について話してくれました。自然の中で行うのが農業。いろいろなことが起きる研修の中で、指導員の先生はどんな質問にも適切に回答を示してくれる頼れる存在です。東京農業アカデミーには安心して学べる環境が整っています。
就農後の将来のビジョンは?
地域の人においしい野菜を
研修終了後は自宅の近くでまとまった農地を取得して、採れたてがおいしいトウモロコシや枝豆を栽培していきたいという武本さん。その想いは、おいしい野菜を食べてもらうことで地域貢献したいと考えているから。東京農業アカデミーでは、東京都内に広い農場があり、充実した設備や機械が使えて、毎日畑仕事をしながら学ぶことができます。同期の研修生は5人。「世代の違う同期とも仲良くやっていますよ」と話す武本さんは、笑顔でその充実ぶりを楽しそうに伝えてくれました。
東京農業アカデミー八王子研修農場
東京農業アカデミー八王子研修農場
概要:就農希望者を都市農業の担い手として育成することを目的として東京都が開設した研修農場
対象:18歳以上で都内で就農を目指す人(毎年5名程度を受入れ)
研修農場 : 八王子市大谷町(約20,000㎡)
研修期間 : 2年間(年間約220日)
問い合わせ:東京農業アカデミー八王子研修農場 042-649-3444、東京都産業労働局農林水産部農業振興課 03-5320-4814(直通)
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======== オンライン説明会========
【日程】
令和3年9月25日(土)13:00~15:00
※Zoomにて実施
======== 現地説明会========
【日程】
第2回 令和3年10月9日(土)10:00集合~12:00解散予定
第3回 令和3年10月14日(木)14:00集合~16:00解散予定
第4回 令和3年10月24日(日)10:00集合~12:00解散予定