暑さ対策&雑草対策もできるグラウンドカバープランツの賢い使い方【Garden Story連携企画】

ガーデニング・植物の魅力や、花・緑にまつわる暮らしの楽しみを紹介している「Garden Story」との連携企画!今月は地面を緑で覆ってくれるグラウンドカバープランツのご紹介。見た目に美しいだけでなく、夏の暑さを大幅に軽減し、さらに雑草対策にも役立ちます。ぜひ庭に取り入れて、快適な夏を過ごしてください。


机のある美しい庭

提供:Garden Story

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美しい花の写真が満載のGarden StoryとAGRI PICKとの連携企画!今月は、地面を覆うように育つグラウンドカバープランツをピックアップ。雑草にお困りの方は必見です!

グラウンドカバープランツをおすすめするワケ

2種類のグランドカバープランツ
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夏の間に繁茂する雑草。草取りの手間を省くために、コンクリートや砂利敷きなどで庭を覆ってしまうケースがよくみられますが、真夏の日射を受けたコンクリートの表面温度は60℃近くまで上がることもあります。温度が上がった地面は赤外放射という熱を発し、外気温が30℃の場合の体感温度は40℃にまで上がってしまいます。

環境省が発表している「まちなかの暑さ対策ガイドライン」では、真夏の正午、広い道路で歩行者が受ける受熱量が、6畳の部屋で1,000Wの電気ストーブを10台使用した場合と同程量と報告されています。草取りの手間が省けたとしても、家の周囲がこんな環境では快適とはほど遠いですよね。

そこで、おすすめするのがグラウンドカバープランツ。グラウンドカバーとは地面を覆うという意味で、「地被植物」と呼ばれる植物のことです。草丈が低く、絨毯を敷くように地面を這って育つため、雑草が生えにくくなります。前述の環境省の発表では、緑で覆われた地面とアスファルトの地面の温度を比較したところ、緑で覆われた地面は10℃以上も低いと報告されています。

その理由は植物の蒸散作用にあります。植物は気温の高い日中、葉の裏から水分を水蒸気として蒸発させて温度調節をしており、気温が高ければ高いほど根から水を吸い上げ蒸散作用は活発化します。植物による蒸散は、いわば天然のミストです。夕刻以降は緑で覆われた地面は外気温より温度が低くなるとも報告されており、熱帯夜の寝苦しさを軽減してくれます。

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グラウンドカバーにおすすめの植物

リシマキア・ヌムラリア‘オーレア’と‘ミッドナイトサン’
リシマキア・ヌムラリア「オーレア」と「ミッドナイトサン」
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タイムやリシマキア、ツルニチニチソウは常緑性で一年中美しい緑で庭を彩ってくれます。グラウンドカバープランツは多少の踏圧には強いものが多いですが、年中踏まれていると傷むので、人が通る道にはレンガなどで通路をもうけておくとよいでしょう。

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グラウンドカバープランツの代表、芝生のコツ

芝生の庭
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芝はグラウンドカバープランツの代表ですが、管理が難しいというイメージがありませんか?いいえ、作業自体はそれほど難しいことはありません。ポイントは適した種類を選ぶことと、タイミングよく芝刈りをすることです。

まず、芝には大きく分けて暖地型と寒地型があります。高麗芝(コウライシバ)や野芝(ノシバ)は暖地型(夏芝)で、高温多湿、病害虫に強く比較的管理が楽です。暖地型の芝は、11~3月の冬は休眠して地上部の葉は枯れて茶色くなり、春に再び芽吹きます。一方、寒地型の芝の大きな特徴は、冬でも緑を保つ常緑性があること。ゴルフ場の芝などによく使われているペントグラスもその一つです。しかし、夏の暑さに弱いため、関東以南では管理が難しいでしょう。

芝生の管理の基本は、なんといっても芝刈り。芝刈りをすることで、分枝が促され、みっちり緻密に芝生をつくることができます。このような芝生は見た目に美しいだけでなく、雑草が生えてくる隙間を防ぎ、雑草対策になります。芝刈りはおおむね2~3週間に1回程度が理想的。まず芝生が生え揃ったところで一度芝刈りをすることで分枝し、それ以降芝刈りごとに分枝して、密になっていきます。多くの芝の生長期に当たる夏は頻度を増やしましょう。生長が鈍る冬は芝刈りの必要はありません。

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グラウンドカバープランツを取り入れるときに気をつけたいこと

グランドカバープランツ
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グラウンドカバープランツは、生育旺盛で地下茎で増えるものが多くあります。一度庭に植えると、抜くのに苦労するものもあるので、繁茂しても構わない場所を選びましょう。
例えば、花壇のすぐ側などの場合は、花壇とグラウンドカバープランツの間に、土中に仕切りを設け、花壇エリアまでグラウンドカバープランツの根が侵入しないようにしておくとよいでしょう。園芸センターなどで波板状の根止めフェンスが販売されています。ミントやヒメツルソバ、グレコマなどは人気のガーデンプランツですが、非常に繁殖力旺盛で思いがけないところにまで伸びていきます。取り入れ方に注意しましょう。

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グランドカバープランツで暮らしを快適に

取り入れ方次第で、植物は私たちの暮らしを快適にサポートしてくれます。上手に使って庭空間を活かしてくださいね。

「Garden Story」には、日々を彩る花や植物の育て方、初心者から通まで楽しめるガーデニング情報がたくさん掲載されています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
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