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寒さのなかで美しさが際立つハボタン【Garden Story連携企画】


ガーデニング・植物の魅力や、花・緑にまつわる暮らしの楽しみを紹介している「Garden Story」との連携企画!今月は近年、品種のバリエーションが続々増えているハボタンをご紹介します。小型サイズは冬の寄せ植えの花材としても人気ですよ。

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一面のハボタン

提供:Garden Story

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AGRI PICKではGarden Storyとの連携企画として、毎月季節を彩る花をご紹介しています。
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美しい花の写真が満載のGarden StoryとAGRI PICKとの連携企画!今月は、冬の庭を彩ってくれる「ハボタン」をピックアップ。育て方のポイントや寄せ植えでの使い方のコツをご紹介します。

冬の庭に美しい葉色が冴え渡るハボタン

冬の花壇や寄せ植えで活躍するハボタン。別名は「花キャベツ」ともいわれ、日本には食用として渡来しましたが、苦味があってあまりおいしくなかったことから、観賞用として改良されてきた歴史があります。

以前はお正月の花材として直径30cmもある大株が人気でしたが、近年はほかの植物と合わせやすいように直径5cm前後の小型の品種も多数登場しています。気温が下がり始める10月ごろから一段と色が鮮やかになり、春は薹(とう)が立ち、菜の花に似た黄花が咲くまで長く楽しめます。

特徴的な葉型は5系統

丸葉系

バラのようなハボタン
提供:Garden Story
花のように整った葉の重なりは、バラのよう。色のグラデーションが美しいものや、緑や赤など単色のものもあります。江戸時代から東京で改良されてきた「東京丸葉系」は草丈が少し高く、キャベツのように葉が丸いのが特徴です。また、戦後に大阪地方で作り出された「大阪丸葉系」は、葉の縁がやや波打ち、色彩が鮮やかなのが特徴。

ちりめん系

ちりめん系のハボタン
提供:Garden Story
パセリのような見た目が面白い種類。縮葉ケールとの交配で生まれた系統で、葉の縁がちりめん状に細かく波打ちます。フリル系とも呼ばれ、ボリュームたっぷりで、庭での存在感あり。

サンゴ系

サンゴ系のハボタン
提供:Garden Story
葉に深い切れ込みが入り、ゴージャスな雰囲気。花が咲く時期が遅く、その分美しい葉姿が長く楽しめます。

高性系

高性系のハボタン
提供:Garden Story
伸びた軸の上に葉が展開し、平坦になりがちな冬の花壇に動きを与えることができます。

矮性・ミニ系

矮性・ミニ系のハボタン
提供:Garden Story
寄せ植えに取り入れやすい小型種。ピンクやグリーン、白、シルバー、黒など色幅も広がっています。

このほかにも、艶やかな光沢のものやメタリックな質感の「プラチナケール」という新タイプなど、新しいハボタンが多数登場しています。

ハボタンがきれいに育つ土

ハボタンは、丈夫で育てやすい植物なので、それほど神経質になる必要はありませんが、有機質の豊富な土に植えると発色がより美しくなります。

鉢で育てる場合は、市販の草花用培養土でOK。地植えの場合は、土に川砂やパーライトなどを混ぜ、水はけをよくしてから植えます。

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ハボタンを元気に育てるには、適した土作りが必要です

ハボタンにおすすめの肥料

ウッドデッキの上のハボタン
提供:Garden Story
ハボタンは葉の鮮やかな発色を楽しむ植物。肥料をやり過ぎると、葉がきれいに色づかなくなりますが、かといって「肥料切れ」になると発色が進みません。鮮やかな発色のための適切な肥料をご紹介します。

ハボタンは、チッ素分が多過ぎると緑が強くなり、白やピンクの発色が悪くなります。そのため、肥料の“三大要素”である「チッ素(N)」「リン酸(P)」「カリ(K)」がバランスよく含まれる肥料(N-P-K=10-10-10)がおすすめ。

ただし、土を自分でブレンドした場合は、リン酸が不足しがちなので、リン酸分が多めのもの(N-P-K=6-40-15など)がよいでしょう。
肥料は元肥(もとごえ)といい、植えつけ時の最初の肥料として与えるのみでOKです。

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ハボタンに必要な肥料について、正しい与え方と注意点を知りましょう

ハボタンの水やりの仕方

ハボタンの水やりの様子
提供:Garden Story
地植えの場合は、植え付け直後は乾かないようにたっぷり土に水が染み渡るように水を与えますが、その後は基本的に自然の雨水だけでOK。鉢植えは根がしっかり張ったあとは、やや乾燥ぎみに。毎日、頻繁に水やりする必要はありません。土の表面が乾いたら、できれば朝、鉢底から水が流れ出る程度にたっぷりと水を与えます。

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ハボタンと冬の花材を使った寄せ植え

ハボタンの寄せ植え
提供:Garden Story
冬の花材、ハボタンとガーデンシクラメンをメインとした寄せ植えを作りましょう。初心者でもきれいに仕上げることができますよ。

使った花材

・ハボタン
・ガーデンシクラメン
・シキミア
・コプロスマ
・カルーナ・ガーデンガールズ
・イベリス
・ゴーチェリア・ホワイトベリー

寄せ植えの方法

奥は最も高さがあるシキミア、次にカルーナ・ガーデンガールズ、メインとなるハボタン、ガーデンシクラメンを中央に配置します。イベリスとゴーチェリア・ホワイトベリーを手前に並べ、華やかさを加え、白と赤で冬らしい寄せ植えに仕上げます。

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宿根草とハボタンの組み合わせもすてき

宿根草とハボタンの寄せ植え
提供:Garden Story

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ハボタンと同時期に見頃を迎える植物

草丈の低い植物

パンジー、ビオラ、アリッサム、オキザリス、チェッカーベリー、プリムラ・ポリアンサ(プリムラ・ジュリアン)

背丈が中くらいの植物

キンギョソウ、ガーデンシクラメン、シロタエギク、スノードロップ(球根)、スイセン(球根)、ノースポールなど

草丈の高い植物

スキミア、ナンテン、ストック、エリカなど

もちろん、種類豊富なハボタンだけでも、すてきな寄せ植えに仕上がります。

ハボタンで美しい冬の庭を

ハボタンで美しく冬の庭を彩り、新しい年も華やかに迎えてくださいね。

「Garden Story」には、日々を彩る花や植物の育て方、初心者から通まで楽しめるガーデニング情報がたくさん掲載されています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
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