効果的な防獣ネットの張り方・選び方・おすすめアイテムはこれ!

鹿、イノシシ、たぬきなど獣動物から農作物を守ってくれる「防獣ネット」。コメリが定番ですが、その他のおすすめメーカーと選び方、張り方、杭、セット商品など防獣ネットにまつわるあれこれを紹介します。家のフェンスとして犬や猫の侵入防止にもおすすめ。


出典:PIXTA
畑仕事につきものなのが、野生の獣との戦いです。電気や鉄の柵を設置する方法もありますが、お値段は高め。家庭菜園でそこまで大がかりなアイテムを導入するのは難しいですよね。

そこで注目したいのが、より安価で、同じように物理的な侵入防止対策ができる防獣ネット。コメリなどのホームセンターだけでなく、通販でも購入することができます。価格、緑・黒・青などのカラー、対象動物などを比較しながら見ていきましょう!

もう悩まない!防獣ネットでイノシシやシカ対策

防獣(ぼうじゅう)ネットとは、イノシシやシカなどの動物が侵入してこないように張るネットやワイヤーのことです。野生の動物は畑の農作物を荒らし、多大な被害を残していきます。この被害を防ぐには物理的に防止することが重要であり、動物対策をしたいなら第一に検討すべき道具といえます。

防獣ネットを活用する3ポイント

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鳥専用の防鳥ネットはこちら


ポイント1. 足跡や爪痕から動物を特定する

糞(ふん)の大きさ、足跡の形や大きさ、掘り起こし跡、爪痕……。畑に侵入する動物たちは、何かしらの痕跡を残していきます。動物の種類によって、向いている防獣ネットも違ってくるので、まずはこの痕跡を頼りに動物を特定しましょう。クマなら握りこぶし以上の大きさの糞、カモシカやシカは俵状の糞をします。

 

監視カメラで動物の正体を突き止める

よりお金をかけられるなら、正確に敵をとらえられる監視カメラを設置してみるのもありです。自動撮影カメラなら、動物の熱を感知し自動で撮影してくれます。

ポイント2. 動物の種類や設置のしやすさで選ぶ

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防獣ネットには大きく分けて「ネット柵」「電気柵」「金属柵」の3種類があります。それぞれに特徴があり、活用範囲も変わってきます。「動物の種類」「設置のしやすさ」「値段の安さ」に分けて比較してみましょう。

 

防獣ネット比較表

 
柵の名前 ネット柵 電気柵 金属柵
効果的な動物 イノシシ、シカ イノシシ、シカ、サル、クマ、ハクビシン等 イノシシ、シカ
設置のしやすさ
安さ × ×
 

ネット柵

低価格&初めてでも取り付けがしやすいのが特徴。一方で、強度がいまいちなので対応範囲が狭まります。中〜大規模な畑・農場というよりは、家庭菜園におすすめです。

 

電気柵

対策できる動物の種類が豊富。自分で設置する自信のない方は業者さんに依頼するのもあり。その反面、価格が高く、撤去も容易ではないので、設置する際は使用する規模などを把握しておきましょう。

 

金属柵(ワイヤーなど)

ステンレス線などが織り交ぜられたワイヤータイプなので、かみ切られてしまう心配がありません。どうしても高価になってしまいますが、プロの農家さん、ずっと家庭菜園を続けるつもりの人におすすめです。

ネットの張り方については後述しています。

ポイント3. 畑の周辺に食べ物を放置しない

売り物にならない野菜や、とれすぎた野菜を、畑の周辺に放置していませんか?あらゆる食べ物が動物の餌となり、彼らを呼び寄せてしまいます。食べ物は畑に置かないようにしましょう。カキやクリなどにも注意です。

おすすめの防獣ネット

出典:Pixabay

GardenHOME アニマルネット|60平方メートル(2m×30m)に対応

ITEM
GardenHOME アニマルネット
60平方メートル(2m×30m)の範囲を覆えるネットです。好きな大きさに切って使うことができます。果樹へかぶせるように覆っても◎。

・素材:ポリプロピレン
・目穴:1×1cm
・長さ:2m×30m
・セット内容:ネット本体

マルソル 鹿侵入防止ネット|定番の緑色ネット

ITEM
シンセイ 防獣網 アニマルネット
景色になじみやすいことから定番化している、緑色の防獣ネットです。シカの侵入防止を想定して作られています。

・素材:ポリエチレン
・目穴:16mm
・長さ:1m×20m
・セット内容:ネット本体

防獣ネットセット|お得な支柱付き

ITEM
防獣ネットセット
支柱を打って、ネットを張るだけですぐ使用できます。設置に必要なものが揃った、便利なセット商品です。

・目穴:16目合
・長さ:1m×10m
・セット内容:杭・パッカー・Uピンセット

庭に超音波式を2台使っていたが、時間が経つとはやり猫の糞が発見されるようになり悩んでいた。そこで、最後の物理的対策としてネットをセットしたところ、全く猫が入ってこなくなった。猫の通り道側にだけ設置しています。安い割に全てセットになっていて設置も簡単、効果抜群。初めからこれを使っておけばよかった。プライムでは無いので送料がかかりましたが、それでも安いです。庭で猫の糞害に悩んでいる方はぜひ試してみてください。高さに不安がありましたが、飛び越えてまでは入ってきません。


強力アニマルガードネット|広範囲50mに対応

ITEM
強力アニマルガードネット
ほつれや目ずれが起きにくいネットです。トンネル支柱で鳥よけ、蝶々よけ、水田ではアイガモ放鳥の囲いとしても使用できます。

・素材:ポリエチレン
・目穴:25mm×20mm
・長さ:1m×50m
・セット内容:ネット本体

アニマルネット2|ステンレス線入りワイヤー

ITEM
獣害防止ネット アニマルネット2
イノシシやシカ、アライグマなどに。ステンレス線が入っているため、簡単に噛み切られません。

・素材:ステンレス線入
・目穴:6cm
・長さ:2.3m×30m
・セット内容:ネット本体

あらゆる防獣におすすめの電気柵

出典:PIXTA

イノシシ向けの電気柵

ITEM
電子防護器 アポロ AP-2011
イノシシの対策におすすめ!連続・昼・夜のモードがあり、経済的に使用可能な電気柵セットです。大事な畑をしっかり守りたい方に。

・サイズ:H31×W20.5×D15.5cm
・セット内容:防護器本体、FRPポール、フックなど

すべてが揃っており、到着後、すぐに設置できました。今のところ、いのししの侵入はありません。


クチコミで人気

ITEM
ナカトミ(NAKATOMI)RH-75 電気柵 豊柵クン
強力7500V。Amazonで「効果がある」と好評な電気柵です。24時間モードと夜間モードの切り替えができ、189坪の菜園なら2段で張ることができます。防雨型ですよ!

・セット内容:防護器本体、高圧線、電圧チェッカーなど

耕作放棄地を数名でお借りして楽しんでいますが、今年は収穫直前のトウモロコシやスイカが一晩に全滅させられる被害が各自に発生。太い魚網ネットも簡単に噛み切られて対応が出来ないとあきらめる方も出る始末に。
害獣はハクビシンかアライグマらしく、最近近所の空き家に居ついた様子で、防御は電気柵しかないのではないかと思って購入しました。
効果は抜群で、設置後害獣が近寄らなくなり、防御エリア外の隣接した耕作地も被害が出なくなりました。
単一アルカリ乾電池8本の12V動作で、夜間動作なら2カ月程度電池が持つようで、収穫時期は充分カバーできそうです。12V外部電源入力端子もついています。


設置に必要な杭(くい)や支柱


支柱

ITEM
タイガー ガイシ付支柱 アニマルポール FRPロング TAK-PFI002
すぐれた弾力性と耐久性をもつ、電気柵に使える支柱(杭)です。柵線と接触しても漏電しない樹脂製なので、使い勝手良好!

・サイズ:20mm径×長さ125cm
・本数:20本入


ITEM
タイガー アニマルキラー ガイシ付支柱 アニマルポール FRPシカ
シカ、イノシシに使える、上下2段式の支柱です。こちらも樹脂製なので、漏電の心配がありません。ネット用の内側フックが付いています。

・サイズ:20mm×長さ185cm

ITEM
防獣杭 25mm×2.1m 25本組
高さが2メートル以上あり、シカ・イノシシにも有効な杭(支柱)です。フック付きなので、防獣ネットもかんたんに設置することができます。

・サイズ: 25mm×2.1m
・本数:25本

ITEM
防獣杭 25×2100mm 25本組
法人向け商品です。防獣ネット用の杭25本セット。硬い土壌でも打ち込むことができます。フック付きなので簡単に引っかけられて、設置がラク!

・サイズ:25mm×2100mm
・本数:25本

固定バンド

ITEM
防獣フェンス用固定バンド
金属の防獣フェンスと杭を固定するためのバンドです。錆びにくいスチールを使用しています。10本入りもあるので、使いたい量に合わせての購入がおすすめ。

・サイズ:19mm×高さ150cm
・本数:50本入

防獣ネットの張り方

出典:PIXTA

用意するもの

・防獣ネット(イノシシは幅1.5m、鹿の場合は2m必要)
・杭
・結束バンド
・U型ピン
・はさみ(残ったネットを切るため)

張り方

1. 杭を打つ

まず、畑をぐるりと囲うように杭を打ちます。間隔は1〜1.5mです。杭は防獣専用のものがおすすめですが、お値段を考えて、農業用パイプや竹(ただし耐久性は弱い)で代用してもかまいません。間隔が狭いとネットがたわみ、獣が侵入します。狭めに打っていくのがコツです。

 

2. ネットを張る

杭と杭の間にネットを張ります。地面との間は、余分にネットを30㎝くらい垂らし、結束バンドで固定しましょう。たわまないようにピンと張ってください。獣が侵入しやすいのは、このネットと地面の間です。固定は念入りに行います。

 

3. ピンで固定する

30cm間隔でピンを固定します。杭と杭の間、地面とネットの間から動物の鼻が入らないよう、隙間がないことを確認したら完成です。

防獣ネット選びは強度も大切

出典:Pixabay
山間部では、特にひどい獣の被害。ネットを噛み切られて、そこから侵入……というパターンも多いので、大きさだけではなく強度も見て選んでくださいね。せっかく育てた野菜や果物が台無しにならないよう、防獣ネットを張って対策しましょう!

 

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MitsuyaNao
MitsuyaNao

ブルーベリー畑やってます。農業、ガーデニング、アイテム紹介系中心のライター。