農業・ガーデニング・園芸・家庭菜園マガジン[AGRI PICK] > ガーデニング・園芸 > 【Garden Story連携企画】彩りが少なくなりがちな冬の庭で楽しめる! 個性派の庭木5選

【Garden Story連携企画】彩りが少なくなりがちな冬の庭で楽しめる! 個性派の庭木5選


ガーデニング・植物の魅力や、花・緑にまつわる暮らしの楽しみを紹介している「Garden Story」との連携企画! 今月は、冬のガーデンにおすすめの常緑樹を5種ピックアップ。個性的な形の枝葉や美しい色合いで、彩りがさびしくなるお庭のアクセントを加えてくれます。各樹木の特徴や、育て方のワンポイントアドバイスも!

AGRI PICKではアフィリエイト広告を利用しています。当サイトの記事で紹介された商品を購入すると、売上の一部がAGRI PICKに還元されることがあります。

Avatar photo ライター
GardenStory

花・緑・庭がある暮らし方を提案するウェブマガジン。専門家とガーデニングに精通した編集者が、さまざまな視点から記事を発信。ガーデンで過ごすライフスタイル、自然に寄り添う暮らし方、植物の育て方などの情報を毎月新たに約60コンテンツという多彩な内容でお届けしています。…続きを読む

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • Pocket
  • Feedly


紅葉した冬の庭木

提供:Garden Story
花が少ない冬枯れの庭を彩ってくれる、個性派の庭木を取り入れてみませんか?ユニークな樹形や鮮やかな色彩が、寂しくなりがちな冬の庭でよく目立ち、落葉期のガーデンを楽しく演出してくれます。今回は、枝の色や樹形が特徴的で冬に存在感を放つ、個性派樹木を5種ピックアップしてご紹介します。

ガーデニング・植物の魅力や、花・緑にまつわる暮らしの楽しみを紹介している「Garden Story」。植物を取り入れたライフスタイルの発信とDIYや料理レシピなどの豊富なコンテンツが魅力的なサイトです。
AGRI PICKではGarden Storyとの連携企画として、毎月季節を彩る花をご紹介しています。
Garden Story×AGRI PICK連携企画 バックナンバーはこちら
GardenStoryロゴ


サンゴミズキ

サンゴミズキ
提供:Garden Story
鮮やかな枝の赤色が冬の庭に彩りを添えるサンゴミズキ。シラタマミズキの名で知られるコルヌス・アルバの赤枝変種で、切り花としてもよく利用されます。ほかの植物も生育している春~秋にはさほど目立ちませんが、落葉するとその特徴的な枝色が露わになり、人目を引きます。サンゴミズキには、代表的な赤枝品種のほかに、黒い枝を持つ品種や、カラーリーフを持つ品種、また近縁種にオレンジや黄色の枝を持つものも。剪定した枝でリースなどを作っても素敵です。

丈夫で耐寒性が強く、冷涼な地域で育てやすい樹木です。温暖地では夏に葉焼けしないよう半日陰に植えるとよいでしょう。水切れには弱いため、地植えのほうが管理しやすく、乾燥が続く際には注意が必要です。枝の色は若枝のほうが鮮やかなので、剪定の際は株元まで強く刈り戻し、新芽を多く出させるとよいでしょう。

Garden Storyのこちらの記事もチェック!
落葉期にハッと魅せられるおもしろ枝モノ樹木 その1〜サンゴミズキの仲間【乙庭Styleの植物7】

コロラドトウヒ「ホープシィ」

コロラドトウヒ「ホープシィ」
提供:Garden Story
葉色の美しいコニファーの代表品種。青みがかった銀葉と、ずんぐりと整った円錐樹形が美しく、大きく育てればそれだけで存在感抜群のシンボルツリーに。冬はクリスマスツリーとしてオーナメントなどを飾ってもいいですね。幼木時のモコモコした姿も可愛らしく、成木に成長すればマツボックリも実ります。常緑樹なので一年を通じて楽しめます。

日本の夏の高温多湿は苦手で、冷涼地のほうが美しい姿を保ちやすく、やや上級者向けの樹種です。夏は木陰などの涼しい半日陰で管理します。生育はゆっくりですが、日本でも最終的には5mを超すほどに成長するので、想定する高さに達したら頂点を切るとよいでしょう。

Garden Storyのこちらの記事もチェック!
庭のおしゃれ度爆あがり! レアカッコいいコニファー神8

雲竜カラタチ

雲竜カラタチ
提供:Garden Story
長いトゲがあることから侵入防止の生け垣にも使われる、ミカン科の樹木カラタチの雲竜枝品種。盆栽にも好んで用いられます。「雲竜(雲龍)」とは、荒ぶるように激しく曲がる枝芸品種で、日本の伝統園芸でも珍重されてきました。雲竜カラタチは、曲がりくねった緑色の枝に鉤爪状の長いトゲというユニークな株姿で、春には白い花、秋~初冬には丸い黄色の実も楽しめます。

耐寒性もあり、丈夫で育てやすい樹木ですが、ミカン科のためアゲハチョウの幼虫に葉を食害されやすいです。発生した場合は捕殺するか、殺虫剤などで対処するとよいでしょう。また、魅力の一つでもあるトゲはとても鋭いので、植える場所などには十分注意しましょう。

Garden Storyのこちらの記事もチェック!
落葉期にハッと魅せられる!おもしろ枝モノ樹木 その2〜カラーステム&雲龍枝【乙庭Styleの植物8】

赤葉ツツジ

赤葉ツツジ
提供:Garden Story
赤黒い葉がユニークなツツジの品種。通常のツツジ同様、日本の気候にも合い、とても育てやすい庭木です。常緑で一年中カラーリーフとして楽しめ、初夏~秋までは銅葉色ですが、晩秋~冬の寒冷期には葉色の黒みが増し、春に真っ赤な新芽が芽吹きます。花は咲きにくいため、カラーリーフとして楽しむのがおすすめ。株が成熟して気候などの条件がそろうと、濃いピンクのツツジらしい花を咲かせます。

水はけのよい、肥沃な酸性土壌を好みます。植え付けの際は鹿沼土とピートモスを配合した土に植えましょう。日当たりを好みますが、根が浅く乾燥に弱いため、水切れには注意が必要。夏は半日陰になるようにするとよいでしょう。連作障害が出ないよう、ツツジ科の植物を植えていた場所に植える際は土づくりをしっかりと行います。

Garden Storyのこちらの記事もチェック!
冬の庭でも活躍する技アリ素材、和を感じるカラーリーフ常緑樹 10選【乙庭Styleの植物6】

ヤツデ

ヤツデ
提供:Garden Story
深い切れ込みが入る大きな葉を広げるヤツデは日本原産で、古くから庭木として親しまれてきました。見慣れている人も多い植物ですが、日陰でダイナミックな葉を展開する貴重な常緑樹として、とくに海外で人気。11~12月には、小さな白い花が丸く集まって咲き、冬の庭のアクセントになります。なかでも斑(ふ)入りや覆輪(ふくりん)といったカラーリーフ品種はより観賞価値が高く、シェードガーデンの彩りとしておすすめです。

耐寒性は中程度で、寒冷地にはやや不向きですが、性質は丈夫で育てやすい樹木です。2時間程度しか日が当たらない日陰でもよく生育します。一方で強い直射日光と土壌の乾燥に弱いので、西日が当たる場所は避け、鉢植えの場合は水切れに注意しましょう。

Garden Storyのこちらの記事もチェック!
ガーデン上級者が実践する、庭を美しく保つコツ「斑入り葉」

個性派の庭木でウィンターガーデンをもっと楽しく

マツ
提供:Garden Story
今回は、冬枯れの景色に彩りを添えてくれる、枝姿や色彩に特徴ある個性派樹木を5種類ご紹介しました。樹木なので、ローメンテナンスで何年も楽しめるものが多いのも嬉しいところ。あまり見かけないユニークな庭木を取り入れれば、庭仲間との会話も弾むかもしれません。ぜひいろいろな樹木のなかからお気に入りを見つけて、庭に取り入れてみてはいかがでしょうか。

「Garden Story」には、日々を彩る花や植物の育て方、初心者から通まで楽しめるガーデニング情報がたくさん掲載されています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
GardenStoryロゴ

RECOMMENDSおすすめ

SERIALIZATION連載

  • 脱・東京!北海道でメロン農家になりたい夫婦の農業研修記
  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 収量アップの秘訣
農業・ガーデニング・園芸・家庭菜園マガジン[AGRI PICK] > ガーデニング・園芸 > 【Garden Story連携企画】彩りが少なくなりがちな冬の庭で楽しめる! 個性派の庭木5選