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- printemps117
家庭菜園を始めて5年ほど。夏になるとカラフルなパプリカを木のように実らせたいと思い、試行錯誤中。 今年は、ころたんメロン、星・ハート形きゅうりなど、子どもも大人もわくわくするような野菜の栽培にも取り組んでいます。…続きを読む
<構成>こぐま農場
→こぐま農場やさいひろば:https://koguma.theshop.jp/
幌とは?
幌とは、トラックの荷台に「幌骨」と呼ばれる金属製の枠組みを取り付け、その上からターポリンやエステル帆布などの素材で作られたシートをかけたものです。荷台に屋根がつくような形になっているので、雨風や直射日光などから資材や野菜の苗などを守ることができます。また、背丈のある花や野菜の商品の運搬にも便利です。幌のバリエーションもいろいろ!
一般的に幌は積み込み、荷下ろしに便利な三方開き構造のものが多く、バリエーションも用途に合わせてさまざまです。幌の後ろ部分だけが開くもの、カーテン状やアコーディオン式に開閉できるものなどもあるんですよ。軽トラ幌はこう使う!おすすめ活用方法
小さな耕運機や自転車などの運搬も可能
軽トラは一般的には農家の方や大型資材を運ぶ仕事で使われていますが、トラックの荷台の最大積載量は、大体2~3t。幌付き軽トラの荷台サイズや規定の高さなどにもよりますが、耕運機などの農機や自転車なども積むことができます。悪天候や外気から守った状態で目的地まで運ぶことができ、とても便利です。運搬の際には、落下防止のためトラックロープなどを荷台にひっかけて固定するなど、十分に注意して走ってください。
テント代わりに車中泊!?キャンプでも大活躍!
軽トラの荷台の長さは約1.8~2.0m前後あるため、人が横になることも可能。テント代わりにすることもできます。荷台のDIYとしてキャンピングカーを自作される方もいるようです。荷台で寝るのは少しつらいかもしれませんので、キャンプで利用するなら、アウトドア用の小型のテーブルや椅子などを置いて、車を止めた状態でご飯を食べるなどすると雰囲気が出ていいかもしれません。軽トラ市や青空マルシェで、売り場に早変わり!
2005年、軽トラの岩手県雫石町で始まった軽トラ市。商品陳列に使ったり、お客さんが品物を見て手に取ったりするのに荷台の高さがちょうどいいということや、家や農場から直接車で乗り付けて準備や撤収も容易であることから全国的に広まりました。生産者の方のほとんどが軽トラを所持しており、産地直送のイメージもあります。作った人の顔をその場で見て新鮮な野菜を購入できるのは軽トラ市ならではのメリットです。フレーム、幌シートはどう取り付ける?
骨組み・シートの取り付け方
組み立て前に、必要な部材がすべて揃っているかチェックします。幌シートの取り付けに必要な道具は、スケール、パイプに印をつけるためのマーカーペン、ハンマー、プラスドライバー、スパナなどの工具類。蝶ネジなどであれば、工具を使わず手で装着でき固定も簡単です。なお、車検の関係上、溶接は不可です。Step1. フレームと車体を蝶ネジで固定する
荷台底面から幌枠を組んで立てます。幌枠は商品に付属している説明書に従ってパイプとジョイントをつなげていきます。ジョイントの向きなどを間違えないように注意しましょう。Step2. フレームと幌を固定する
骨組みに幌天幕を被せます。ファスナーがついているものはファスナーが後ろになるようにしましょう。骨組みと天幕の部分を軽トラに固定します。前幕かぶり部分をできるだけ隙間ができないようにトラックのキャビンの溝に合わせます。天幕の紐は骨組みに括り付けて固定します。
Step3. 幌の裾を軽トラのフックにかける
幌の裾にハトメ穴があれば、そこにゴムベルトを通し、荷台フックに掛けます。天幕前部のロープを引っ張り絞り込みます。フックを車体に取り付け、車体の反対側から引っ張り締め込み、同じようにフックを車体に取り付け紐を結びます。あとは天幕が張るように骨組みを調節しましょう。据え置きタイプも便利
なお、幌セットの中には蝶ネジ固定せず、荷台に据え置くタイプもあります。近距離かつ簡易的に使う際は便利です。軽トラ幌おすすめ3選!定番商品から便利アイテムまで│価格情報付き
1. 幌、フレーム、荷台マットのベーシックなセット
安心・安全の日本製の軽トラ幌、フレームセット。組み立ては2人がかりで約1時間ほどです。装着時、キャビン後部の溝にもきっちりとシートが密着するので、雨風もしっかり防止できます。2. 車体に穴を空けたくない方はコレ!簡易幌セット
全車種、全メーカー対応で取り付けも可能。骨組みの高さをアジャスターにて調整できるようになっています。アジャスターを一番短くするとホンダアクティ、一番長い状態で三菱ミニキャブで対応可能。幌の色のシルバーは、遮光や遮熱に効果があります。3. 軽トラ市に便利なウイング式
三方向から荷台積み下ろしが可能な軽トラ幌セット。必要に応じて骨組みと幌シートを一緒に着脱できるので便利です。左右の扉は跳ね上げ式で、開け閉めが素早くできるのがポイントです。また、キャビン後部の溝にシートがぴったりと被さるため、雨が入りにくい構造になっています。車検は大丈夫?ルールでみる軽トラ幌
車検は通る?
幌付き軽トラ、一つ気になるのが車検。幌自体は車検に対応しているわけではありません。しかし、工具を使わず蝶ネジなどで固定しているものであれば、幌は「積載物(荷物扱い)」と判断されるので、取り外さずにそのまま車検は通ります。車検の際は、整備業者に蝶ネジで固定してある旨を伝えるとよいでしょう。一方フレームを溶接やボルトでしっかり固定すると「車体の一部」とされ、車検の取り直しに等しい「構造変更」の手続きが必要となりますので注意してください。幌のサイズ、どの程度までOK?高さ制限は?
軽トラの最大積載量の規定
道路交通法によると、軽トラックの場合におけるはみ出し量の規定が3つあります。・最大積載の長さ:車両の長さの1/10(10%)まで
・最大積載の幅:車両の幅まで
・最大積載の高さ:2.5mまで
ちなみに最大積載の高さは、積載物の高さが2.5mという意味ではなく、「積載物を乗せた軽トラックのトータルの高さを2.5m以下におさめること」という意味です。
幌を荷台に積んだ状態の高さで測る
組み立てた幌を荷台に積んだ状態で、車両幅・長さともにギリギリでも収まっており、また床から幌の高さをすべて含んだ高さが2.5m以下であれば問題ありません。以下のサイトなども参考にしてみましょう。→中古車情報グーネット(Goo-net)公式サイト:https://www.goo-net.com/magazine/4969.html