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- AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
趣味の養蜂が静かなブーム
養蜂場は必要なし!自宅でできる養蜂について知ろう
庭やベランダ、畑でも
養蜂に必要なのは、「養蜂箱」と呼ばれる木箱を置くスペースだけ。だいたい炊飯器くらいの大きさです。この中に蜂が入って、蜜をたっぷり貯めてくれます。裏庭や畑に養蜂箱を置けば、それだけで立派な養蜂のスタートです!ベランダでも可能ですが、ご近所トラブルには注意してくださいね。よくある誤解
広い土地が必要?お金がかかる?
「養蜂って、広い場所が必要なんじゃないの?」「お金のかかる設備が必要?」なんて思われるかもしれませんが、まったくそんなことはありません!1平方メートルほどのスペースがあれば充分です。最初に必要なのは巣箱だけなので、用意するお金も、数千円~1万円くらいで大丈夫なんですよ。近くに花畑が必要?
蜂に刺されない?
ミツバチはあまり人を刺しませんが、防護服を着るか、燻煙器で蜂をおとなしくさせてから作業すると安全です。世話は大変?
普段の世話はかなり楽です。週末に点検するだけでOKですよ。採蜜の時期、砂糖水をあげる冬の時期は作業が必要ですが、それも週末に時間が取れれば問題ありません。まずは知っておこう!西洋ミツバチと日本ミツバチの違い
対する日本ミツバチは、野生の群れを自分の巣箱に誘いこんで育てます。巣箱さえあればほとんどコストがかかりません。しかも、日本ミツバチのハチミツはほとんど市販されておらず、希少です。
養蜂のやり方を解説!1年間に必要な基本の世話
1. 巣箱の用意
まずは巣箱を用意します。蜂の巣箱は木製で、重箱式と巣枠式と呼ばれる2タイプが主流です。育てたい蜂の種類によって使い分けましょう(詳しくは次の項目で解説)。木材を用意すれば、自分で作ることもできます。売られているものは数千円ほどです。2. 蜜蜂を巣箱に迎える
西洋ミツバチの養蜂では、販売されている蜂を買ってきます。日本ミツバチの養蜂なら、野生の蜂が巣箱にやってくるのを待ちましょう。春~夏に生まれる日本ミツバチの女王蜂は、働きバチを連れて自分の生まれた巣から旅立ち、新しい巣を作れるところを探します。このタイミングで、巣箱を新しい巣にしてくれたら捕獲成功です。3. 内部検査
4. 採蜜
5. 暑さ対策・寒さ対策
ミツバチは暑さが苦手。夏の間は巣箱を日陰に移動させ、直射日光が当たらないようにしましょう。また、冬が来るまでには充分に蜜をストックさせ、巣箱の門を狭くし、保温シートをかけてあげます。6. スズメバチ対策
7. 冬の餌やり
冬場までに蜜がたっぷり貯めきれておらず、餌が不足した際には、砂糖水を与えましょう。巣箱について知ろう!主なタイプは2つ
重箱式
巣枠式
巣箱を作ってみよう
材料
・コンクリートブロック・木材
・トタン屋根
・屋根をおさえる石
・金網
作成手順
Step1. 木材のカット
木材を好きな寸法で切り分けます。必要なのは、重箱、巣門枠、底板、天井板とスノコ板の分です。スノコ板は自作してもかまいませんし、100均で買ったものをカットして使ってもOKです。Step2. 組み立て
切り分けた木材を木ネジか釘で組み立てます。巣箱には巣の落下防止のため、十字の針金を取り付けておくと良いでしょう。天井板には金網を取り付けます。Step3. 完成!
これで完成です。重箱の下にはブロックを置き、一番上にはトタン板、トタン板の屋根をおさえる石を置きます。2~3段程度に留め、4段、5段と重ねすぎないのが成功のコツです。たくさん設置したいなら、段数の少ないものを複数置いてください。意外と少ない!養蜂に必要な道具
必須の道具
防護服・面布
防護服
かぶるだけでハチ対策ができる防護服です。ネット下にファスナーがあるので、服を着たまま飲食ができます。面布をかぶり、ゴム手袋をするだけでも対策は可能です。
サイズ | フリー |
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巣箱・つぎばこ
ミツバチ巣箱(巣箱台なし)AK-2
設置するだけで、日本ミツバチの養蜂が簡単に行える巣箱。日本ミツバチの巣作りに適した構造になっています。
サイズ | 奥行360×幅460×高さ620mm |
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場合によって必要な道具
燻煙器
ブラシ
養蜂用ブラシ
養蜂用のブラシです。やわらかな毛で作られているので、ミツバチを極力傷つけずに作業できます。蜜の採取前に用意しておきたいアイテムです。
サイズ | 40cm |
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蜜刀
これから始めるなら入門キットがおすすめ
日本ミツバチスターターキット(蜂なし)
Yahooショッピングで購入できる、日本ミツバチの養蜂スターターキットです。週末養蜂に必要なものがすべて揃っていますよ。商品詳細は以下のリンクからチェック!→待ち箱ルアーで始める!週末養蜂スタートキット
https://store.shopping.yahoo.co.jp/syumatsu-yoho/set1.html
西洋ミツバチスタートキット(蜂付き)
ミツバチ飼育3枚群入門キット
西洋ミツバチ約9000匹と、女王蜂1匹が付いてくる数量限定の養蜂キットです。ちょっとお高めですが、巣箱、ブラシ、さらにはミツバチ飼育入門書「養蜂のスタート」までセットになっています。これから始める方向けのスターターキットです。
ミツバチの種類 | 西洋ミツバチ(イタリアン系交雑種) |
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ツールセット
養蜂ツールキット 7点セット
蜜を採取するのに必要なブラシや、女王蜂をつかまえるのに使うクイーンキャッチツールがセットになっています。養蜂のための7つ道具です。すべてが必須の道具というわけではありませんが、持っておくと心強いですよ。
セット内容 | ビーブラシ、キャッピングスクラッチャー、フレームグリップ、HiveTool、クイーンマーキングチューブ、スパーエンベッダー、クイーンキャッチツール |
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まずは養蜂体験!見学、蜜しぼりができる全国の施設
千葉 蜂蜜工房
はちみつができるまでの見学、自家製はちみつドリンクの試飲、各種はちみつの試食ができます。千葉県君津市の工房です。→千葉 蜂蜜工房:http://ootake-beehouse.com/hpgen/HPB/categories/13711.html
福島 松本養蜂総本場
昭和16年創業の養蜂所です。巣箱の観察や試食、ミツロウキャンドルづくりの体験ができます。店内ではさまざまなハチミツ、加工品の販売を行っていますよ。→福島 松本養蜂総本場:https://www.aizukanko.com/spot/67/
愛知 養蜂研究所
「養蜂博物館」があります。養蜂に関するものの展示があるだけでなく、養蜂の道具を購入することも可能です。蜜しぼり体験、ミツバチ見学も行っています。→愛知 養蜂研究所http://www.8keninoue.com/all1183/yohohakubutukan.html
養蜂するのに許可は必要?届け出は?
では、趣味の養蜂はどうなのでしょうか。答えは、「都道府県によって異なる」です。届け出が必要な県もあるので、自分の都道府県の決まりを確認しましょう。