どうして鉢底石が必要なの?ない時の代用法から入れ方のコツまでご紹介!

鉢底石はどうして必要なの?本当は不要なの?ない時は代わりに何を使えばいい?そんなあなたの悩みを解決!鉢底石のがない時の代用法から、処分、再利用方法まで徹底解説!量の目安や、ネットを使った使い方のコツもご紹介。



鉢底石(はちぞこいし)を知っていますか? 名前自体に馴染みはなくても、普段から鉢植えを作っている人はピンとくることでしょう。その名の通り鉢の底に敷く石なのですが、どんな効果があるのかまで知っている人は少ないかと思います。実はとても大切な役目があるのですが──どうしても手に入らない時だってあるはず。どういう効果があるのか、代替品があるのかなど、詳しく紹介しちゃいます!

鉢底石はどうして必要なの?


プランターなどを準備する時、調べてみると土より前に「鉢底石を入れる」と書いてありますよね。そもそもどうして必要なのでしょうか。

鉢底石とは、軽石や黒曜石などの素材から作られた石のこと。入れる一番の理由としては、空気を多く取り込めない鉢の中で、土の排水性や通気性をよくする働きがあり、根腐れの予防に効果があると言われているからでしょう。

鉢底石不要論?

一見良いところだらけに見えますが、小さな鉢では土を入れるスペースを減らしてしまう、水はけがそれほどよくならない、鉢底石を入れたところは根張りが悪いなどの意見もあり、鉢底石の必要性を感じていない人もいます。下の表で比較をしてみましょう。
必要 不要
▼排水性が良くなる
▼通気性が良くなる
▼根腐れしにくい
▼土の流出を防ぐ
▼土を入れるスペースが減る
(育ちが悪くなる)
▼水はけがそれほど良くならない
▼鉢底石を入れたところは根張りが悪くな
使う土の質や粒の大きさ、鉢の大きさ、日当たりなど様々な要因によって土の水はけも変わってきますので、色々な方法を試してみるといいかもしれませんね。

鉢底石を使わない場合とは?

水はけの良い土を使うと?

土とは、植物を支える土台です。土には3つの保持する力と1つの放棄する力があります。保持するのは「栄養分」「空気」「水分」で、放棄するのは余計な「水分」です。水はけは「水分を放棄する力」のことで、「水はけのよい土」とは、植物が吸収できない余分な水を外へ出す土のことをいいます。

古い土よりも新しい土が、水はけがいいと言われています。特に「赤玉土」と、黄色みをした水はけと水もちのバランスがよい「鹿沼土」、ガラス質の火山岩を高温加熱し急激に蒸発させて作られた「パーライト」などをバランスよく含んだ土を使用すると良いでしょう。この場合、土自体の水はけがよいので、鉢底石は必要ありません。

 

通気性も良いスリット鉢を使ってみよう!

鉢底石いらずの鉢が「スリット鉢」とよばれるもの。スリット鉢は側面にまでスリット(切れ目)があり、水はけが良い、植物の根が巻かない設計、自然と同じような根の成長ができる点が特徴です。このため、根詰まりせずに長期間植え替えの必要がなく、水はけも改良させる優れものです。

 

英国王立園芸協会の推奨するリッチェルのスリット鉢

傾斜のある排水穴が水はけを良くしてくれるため、鉢底石いらず。上げ底の構造は、害虫の侵入を防ぐだけでなく、大きな通気口とあいまって植物を地熱から守り根腐れを防いでくれます。その実力はガーデニング大国イギリスの、王立園芸協会日本支部の推薦を受けるほどです。

リッチェル スリット鉢
ITEM
リッチェル スリット鉢
▼サイズ:6号/8号/10号/12号
▼材質:ポリプロリレン
▼色:ダークグリーン/ブラウン/ブルー
▼参考価格:700円前後~
この鉢に代えてからミニバラがすくすくと伸びてつぼみが沢山出来ました。内部の構造を含めて満点でした。 出典:Amazon

⇨次ページ:『鉢底石』入れ方をちょっと工夫するだけで、とっても便利に


鉢底石の使い方 ネットに入れると使いやすい!


それでは、鉢底石を使う場合の入れ方と量の目安、使い方のコツについてご紹介していきます。

鉢底石の適量は?

鉢底石は、植え付ける植物によって量を調節していきます。適量は植物よってまちまちですが、通常の植物は鉢やプランターの鉢穴に鉢底ネットを敷き、その上から鉢底石を容器の1/5ほどの高さまで入れていきます。深めのプランターには、1/3ほどまで鉢底石を入れても大丈夫です。洋ランやオモトなど、特に土の水はけが大切な植物は、鉢底から1/3ほどまで鉢底石を入れていきます。土の水はけ具合を見ながら、最適な量に調節していきましょう。

鉢底石はネットに入れて使うと便利!

実は、ネット入りの鉢底石を使うと、作業がとっても簡単になります。鉢底ネットの必要がなく、鉢の底に必要な個数をポンと入れるだけ。植え替え作業や、使用後の培養土との分別も簡単になり本当に便利ですよ。

 

ネット入り 鉢底石 0.5L|自然応用科学

鉢底石(軽石)を0.5L分ネットで分包した、中小サイズの鉢にちょうどいいネット入り鉢底石。大きなプランターには、3,4つを並べて置くだけ。ネットも破れにくく使い勝手は抜群に良いです。

鉢底に入れる石0.5L
ITEM
鉢底に入れる石0.5L
▼サイズ:0.5l
▼枚数:10枚
▼参考価格:645円
こんな商品ほしかったというネット入り・小分けされた鉢底石です。少し多いかなと思いましたが実際に使ってみると10個あっという間に使い切ってしまいました。中小鉢用に最適で大きな鉢にはたくさん使ってしまいます。 出典:Amazon


 

⇨次ページ:『鉢底石』『ネット』がない時は何で代用する?


鉢底石の代わりに使えるもの

鉢底石を使って水はけをよくするには、ある程度の鉢の大きさが必要です。ただ、必ずしも鉢底石でなければならないわけではありません。発泡スチロールを大きく砕いたものや、木炭、コルク、ヤシガラはよく利用されます。また、鉢底石のネットは専用のものでなくても、三角コーナー用のネットなどを使っている方もいらっしゃいます。

一つ、注意が必要なのは、鉢底石を入れない場合には、底の穴をネットや大きな石で埋めることです!そうしないと、害虫・なめくじが侵入してきてしまい、植物の発育に影響が出てしまします。それでは早速、一つずつアイテムを見ていきましょう。

 

発泡スチロール

発泡スチロールを細かく砕いて鉢底にいれると、水はけがよくなります。発泡スチロールで代用するメリットは何より「軽い」こと。家にある素材で、使い終わった後の処分も簡単です。胡蝶蘭をはじめとする洋ラン類など水はけのよい土を好む植物を育てるときは、水苔と絡みやすく軽い発泡スチロールがよく使われるんですよ。

 

木炭

木炭も同じ様にすることで水はけを良くし、害虫対策にもなります。さらに、木炭をそのまま砕いて土に混ぜれば、微生物の住処になりよりいい土ができあがりますよ。

竹炭粒(国産) 1kg
ITEM
竹炭粒(国産) 1kg
▼内容量:1kg
▼粒の大きさ:0.5cm~5cm
▼原産国:日本(南九州産)
▼参考価格: 1,300円前後~


 

鉢底石を入れるネットの代用にはコレがおすすめ

鉢底石が植物の根にからまるのを防ぐためにもおすすめなのが、石をネットに入れることでしたね。ただ、「専用のネットをわざわざ買うのはちょっと…」「家にあるもので代用したい」という方におすすめなのが排水溝ネットと洗濯物ネット。排水溝ネットは躊躇なく使い捨てができるのが利点。ただ「排水溝ネットは強度がちょっと不安」「口を閉じられないのが不便」という方にはチャック付きの洗濯物ネットもおすすめですよ!

除菌の仕方と再利用の仕方

除菌の方法として大きく分けて2つ、太陽で乾かす方法と、熱湯で消毒する方法があります。太陽で乾かす方法としては、黒いビニール袋に平たくのして天日干しをします。アルミホイールなどを先に敷いてから袋を置くとよりいっそう効果を期待できます。もう一つの熱湯で消毒する方法としては、30分くらい鍋でぐつぐつと煮ます。電子レンジであたためる方法もありますが、あまり量がいれられないので少量であればおすすめします。このような方法で鉢底石は半永久的に利用できるので、正しく除菌して長く使っていきたいですね。

これであなたも鉢底石マスター!


たかが鉢底石、されど鉢底石。使用の仕方によって植物の成長がおおきくかわってくるものです。最近ではホームセンターだけでなく100円ショップでも種類が多くそろえられていますので、一度店頭に足を運んでみるのも面白いかもしれません。環境によって育て方のコツは変わってくるので、色々な方法を試してみてくださいね!

紹介されたアイテム

リッチェル スリット鉢

リッチェル スリット鉢

鉢底に入れる石0.5L

鉢底に入れる石0.5L

¥90 税込

竹炭粒(国産) 1kg

竹炭粒(国産) 1kg

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