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- AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
背負い(しょい)かごって?
背負いかごによく使われる竹の種類
背負いかごに使われる竹の種類はさまざま。柔軟性があり、色艶も良い「真竹(まだけ)」や、細くしなやかな「鈴竹(すずたけ)」、寒冷地の積雪にも負けない「根曲竹(ねまがりたけ)」などで作られています。竹製背負いかごの編み方の違い
竹製の背負いかごには「ゴザ目編み」や「四ツ目編み」などの技法が用いられています。編み方によって重さや入れられる物のサイズが変わるので、どんな用途に使いたいのかイメージしながら選びましょう。ゴザ目(笊目)編み
四ツ目編み
六ツ目編み
【やっぱり天然素材!】竹製の背負いかご
竹製の背負いかごの良さ
背負いかごといえば竹製!自然素材ならではの香りや風合いが魅力です。プラスチック製よりも手入れは大変ですが、軽いので身体に負担がかかりにくく、大切に使えば何十年と長持ちしますよ。繊維がすべて平行に並んでいるため、しなやかで折れにくく、とても丈夫です。肩紐は、さまざまな色の布を使って手作りされているものが基本なので、色合いや太さも千差満別。通販で購入した場合、届くまでどんな色が来るかわからないのも楽しみの一つです。
おすすめの竹製背負いかご
スタンダードな背負いかごはこちら
竹製 背負いかご
中身を出し入れしやすい丸く大きな口です。ゴザ目編みなので、小さなベリー類の収穫にも便利。肩ヒモも手づくりなので、デザインや色は一つひとつ違います。
・サイズ:幅34×奥行32.5×高さ45cm
・素材:竹
・編み方:ゴザ目(笊目)編み
・サイズ:幅34×奥行32.5×高さ45cm
・素材:竹
・編み方:ゴザ目(笊目)編み
狭い場所もスイスイ歩ける
ゴザ目編みと四ツ目編みを組み合わせ!
gannbarou 竹製背負いかご
ゴザ目編みと四ツ目編みが組み合わさったデザイン。内面の凹凸が少なく、隙間もほとんどありません。小さい収穫物でも気にせず入れられる、オールラウンドな背負いかごです。
・サイズ:幅38×奥行33cm(上部)、高さ38cm
・重さ:約1.5kg
・素材:竹
・編み方:ゴザ目(笊目)編み
・サイズ:幅38×奥行33cm(上部)、高さ38cm
・重さ:約1.5kg
・素材:竹
・編み方:ゴザ目(笊目)編み
たくさん入る深めサイズ
軽さ重視の人に!六ツ目編みの背負いかご
背負いかごのひもは交換可能!
背負いかごのひもは負荷がかかりやすく、使っているうちにだんだん傷んできます。そんな時は、ひもだけ新しいものに交換しましょう。肩に食い込みにくく、手編みベルトと竹かごをつなぐひも掛け部分が、しっかりしているものを選んでくださいね。【メンテナンスが楽!】プラスチック製の背負いかご
プラスチック製の背負いかごのメリット
プラスチック製の背負いかごもあります。背負いかごより無機質な見た目ではありますが、水洗いできて便利です。また、内側に突起などがなく、収穫物や道具を傷つけないのも魅力です。おすすめのプラスチック製背負いかご
負荷を減らす肩当て付き
軽い&目立つ色で使い勝手◎
竹の背負いかごの手入れ方法
普段の手入れのポイント
雨や収穫物の水滴で濡れたときはできるだけ早く拭き取り、風通しの良いところで陰干しして乾燥させます。日なたに長時間干しておくと、乾き過ぎて割れることがあるので注意しましょう。また、重いものを入れ過ぎると肩ひもが外れたりちぎれたりすることもあります。無理のない範囲で使ってくださいね。長期保管する場合
納戸や物置、家の中など、雨風が当たらない場所で保管します。背負いかごをしまった場所は締めっぱなしにせず、できるだけ換気をするとカビが生えにくくなります。市販の乾燥剤、防虫剤も一緒に置いておくと効果的です。竹製背負いかごと肩ひもの作り方
背負いかごは、縦に割って細くした竹を編み合わせて作られます。動画で名人の背負いかご作りを見てみましょう!硬そうな竹をスッスッと切り、繊細に組み上げていく匠の技は圧巻です。家で手作りは難しいですが、各地で背負いかご作りのワークショップなどが開かれているので、興味がある人は体験してみてくださいね。匠の技を見てみよう!
肩紐の作り方
背負いかごの肩ひもが汚れたりちぎれたりしたら、その部分だけ自分で作ってみるのもありです。麻縄4本を束ねて、そこに細く割いた布を編み込んでいきます。布は使い古しのものでOK。リサイクルにもなって素敵です。囲炉裏暖炉のある家「肩ひも自作、背負い子完成!」