目次
爪ブラシの効果とは?メリットとデメリット
おすすめの爪ブラシを紹介する前に、まずは爪ブラシのメリットとデメリットを見てみましょう。爪ブラシは、手を清潔にできるメリットがありますが、見落としやすいデメリットもあります。最も自分に合った爪ブラシを見つけるには、メリットとデメリットを理解しておくことが大切ですよ。爪ブラシのメリット
爪ブラシのメリットは、通常の手洗いだけでは落としづらい指先の細かい汚れも落とせるところです。たとえば、ガーデニング作業をすると、爪の間に入った土がなかなか落ちないこともしばしばあります。そんなとき、爪ブラシを使えば、爪と皮膚の間に入った土汚れなども簡単に落とすことができ、手指を清潔に保てるメリットがあります。感染症や食中毒を防ぐうえで、手洗いは最も重要とされており、爪ブラシでしっかり手指を洗浄することは、感染症や食中毒防止にも有効ですよ。
爪ブラシのデメリット
爪ブラシのデメリットは、爪ブラシ自体の清潔を保つのが困難なところです。爪ブラシは指先の汚れを簡単に落とせるメリットがありますが、ブラシ自体が清潔でなければ意味がありません。管理不足の爪ブラシは雑菌などが残りやすいため、万が一ブラシで皮膚を傷つけてしまうと、ブラシに残った汚れが傷に入り込み、感染症の原因になることもあります。爪ブラシの管理に自信がない方は、水が乾きやすい素材のものなどを使うと良いでしょう。
爪ブラシの選び方
目的に合った形状を選ぶ
爪ブラシを使う目的に合った形状のものを選びましょう。例えば、足の爪か、手の爪か、指の間か、どこに使うかによってベストな形は変わってきます。子どもか大人が使うかによっても、持ちやすい爪ブラシのサイズが決まります。ブラシの毛の硬さで選ぶ
ブラシの毛の硬さも商品によって違います。ブラシの硬さは「硬い方がしっかりと磨けて気持ちがいい!」「柔らかい方が肌に優しくて安心!」といった好みに合わせて選びましょう。ただし、子どもの肌は薄いため、毛の柔らかいブラシがおすすめです。機能面で選ぶ
商品によっては、単なるブラシ以外の機能も持っています。例えば、軽石やヤスリなどの機能。主に足のケア用品になりますが、爪の間以外にも爪の表面や足のかかとのケアにも使用できます。一つの機能ではなく、いくつもの機能を備えたブラシを選ぶと便利ですね!おすすめの爪ブラシ12選
手用爪ブラシ
手洗いの爪掃除に便利!
サラヤ つめブラシ
コンパクトなサイズで手の小さな子どもが使いやすく、持ち運びラクラクな手の指用途の爪ブラシです。専用のハンガーが付いているため、使用後は風通しの良い場所に掛けて簡単に保管することができます。
サイズ | 105×48×43mm |
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質量 | 43g |
材質 | 本体/PP、ブラシ/ナイロン |
内容 | 5個入 |
品番 | 21511 |
目的別に2つの使い方ができる
貝印 ツメブラシ(2WAY)
2種類のブラシが目的別に使い分けできます。表面で範囲の広いブラシは、手の甲や指を洗うのに便利♪裏面の範囲のコンパクトなブラシは、爪や指の間のケアに最適です。コシの強いナイロン毛で汚れを除去できます。
サイズ | 75.9×37.8×31.6mm |
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質量 | 32g |
材質 | 毛/ナイロン、ホルダー/ABS樹脂 |
品番 | KF-1014 |
汚れをしっかり掃除したいなら
オーエ 手洗いしま専科
ブラシ束がギッシリとまとまっていて、汚れを残すことなく落としてくれます。大人が使用しやすいサイズで、手裏面が凸凹にコーティングされているので、うっかり落としやすい人におすすめ!ブラシの上部の穴をフックに掛けて乾かせます。
サイズ | 110×42×30mm |
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質量 | 約53g |
材質 | 甲/ABS樹脂、ブラシ/ポリプロピレン |
品番 | 64406 |
全方位型の柔らかいブラシ
アズワン ツメッコ除菌ブラシ
珍しい円形の爪ブラシ。「水を出して爪ブラシを使用していたら、水しぶきが飛んで服がびちゃびちゃに…」という経験のある方におすすめの商品です!円形で水しぶきを防いでくれるのが、「ツメッコ除菌ブラシ」。除菌抗菌ブラシを使用している優れものです。
サイズ | 96×96×37mm |
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質量 | 90g |
材質 | 本体:PP(ポリプロピレン)、ブラシ:ナイロン |
品番 | 1-4711-01 |
カラフルで気分も上がる!
CCINEE ネイルブラシ
カラフルな爪ブラシの6個入り!コスパがいいので、汚れたり傷んだりしたらすぐ交換できます。
サイズ | 64×32×15mm |
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質量 | 5.8g |
内容 | 全6個(赤×2個、紫×2個、青×2個) |
持ちやすく使いやすい形状
サラヤ つめブラシ赤色
持ち手が半円状になっているため、持ちやすく手入れもスムーズに行えます。ブラシは水切れしやすく、使用後のメンテナンスも簡単です。持ち手は赤色で目立ち、洗面所のアクセントにも。
サイズ | 60×28×28mm |
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材質 | 本体/ABS樹脂 ブラシ/ポリブチレンテレフタレート(PBT) |
品番 | 21506 |
子どもにおすすめのフォルム
アズマ 手洗いブラシ ペンギングリーン
ペンギンモチーフの爪ブラシで子どもも楽しんで手洗いをできそうですね。ブラシは左右に2種類付いており、爪用と手洗い用に分かれます。石けんが手に付いても滑り落ちないよう、輪っかに手を入れて使えます。
サイズ | 約6×10×3cm |
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質量 | 約30g |
材質 | 台/ポリプロピレン、ブラシ/ナイロン |
品番 | AZ950G |
やわらかく毛量が多く汚れを落としやすい
サニーフーズ HACCPブラシ
柔らかいたくさんの毛が皮膚を傷付けず、汚れをきれいに落とします。耐久性・耐熱性に優れているので、しっかり洗浄、消毒することができます。
サイズ | 45×120×17mm(幅×長さ×毛丈) |
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質量 | 約100g |
材質 | 柄/PP(ポリプロピレン)、毛・ブラシ/ポリエステル |
品番 | 3-5421 |
立てて保管が可能で衛生的
カナヤブラシ 爪ブラシ
しなやかな天然の豚毛を使用した爪ブラシです。柔らかく長いブラシと、硬く短いブラシの使い分けが可能。持ち手は木で作られており、立てて保管できるため、ブラシを乾燥させやすく衛生的です。
サイズ | 約770×420×320mm |
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質量 | 30g |
材質 | 柄/木材、ブラシ/豚毛 |
品番 | 131139 |
足用爪ブラシ
かかとのケアにもおすすめ
ITOMTE 足軽石の足爪ブラシ
天然毛と軽石が足の甲や足裏、ひざの角質も取り除いて、しっかりケアしてくれます。持ち手が握りやすく、ハンギングに使える紐も付いているので、風通しの良い場所で保管も楽です。耐久性にも優れて長持ちします。
サイズ | 約180×35×40mm |
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質量 | 60g |
材質 | 柄/木材、ブラシ/豚毛、軽石 |
品番 | Pumice-brush |
吊り下げて保管ができる
Fenteer 足軽石 足爪ブラシ
足の形が楽しい爪ブラシです。ブラシだけでなく、軽石やメタルファイル、エメリーファイルもあるので、爪指や肌の角質除去、爪のスムージングなど多彩に使えます。指の形状に穴が空いているので、使用後の乾燥にも便利。
サイズ | 約165×60mm |
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材質 | サンドストーン |
2種類の角質除去剤付き
ULTNICE 足ブラシ
持ちやすい形状で、届きにくい足の爪にも使いやすい爪ブラシです。2種類の角質除去用軽石も付いていて、足全体のケアに使えます。紐付きなので引っ掛けて保管できるところもポイント。
サイズ | 約190×50×40mm |
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質量 | 76g |
材質 | 柄/楠木・浮石・研磨紙、ブラシ/ファイルスライス |
ダイソー・セリア|100均の爪ブラシってどうなの?
爪の中も汚れも落としてくれる爪ブラシ。手洗いに本当に嬉しいアイテムです。実は100円ショップにも、爪ブラシは売っています。どんな爪ブラシが気になりますよね。そこで今回は、ダイソーとセリアに売っている爪ブラシの、使い心地や、汚れの落ちぐあいなどを検証してみました。ぜひ参考にして下さいね。今回検証するのは、この3つ
今回検証するのは、ダイソーの爪ブラシ2品と、セリアの爪ブラシ。この3つの爪ブラシを検証していきます。価格はすべて110円(税込)です。
商品名 | サイズ | 材質 | 特長 |
吸盤付つめブラシ(ダイソー) | 6cm | 本体(ポリプロピレン) ブラシ(ナイロン) | 収納ケースと吸盤つき |
爪をキレイにするブラシ(ダイソー) | 7cm | ポリエチレン | ブラシが曲がる |
クリアマルチブラシ(セリア) | 8cm | 本体(ポリスチレン) ブラシ(ポリプロピレン) | 爪以外も使える |
では一つずつ、詳しく紹介していきますね。
まずはダイソーの「吸盤付つめブラシ」
では、中を開けてみます!ブラシのほかに、吸盤と収納ケースが入ってます。組み立てると、洗面台や鏡に取り付けられるようになっています。これはとっても便利です!
早速、洗面台の壁につけてみました。これなら洗う時にすぐに使え、水切れもできます。
では、まずは普通に洗ってみます。
ブラシ部分はやわらかく、手を持つ部分がくぼみがあるので、とっても洗いやすいです。
わかりますでしょうか?この微妙なくぼみが手にフィットします。
では次に、泥がついた汚れた手を洗ってみます。
ブラシが柔らかいので、爪の中に入った泥も、取れやすく。指も痛くありません。とっても洗いやすいです。
次は、同じダイソーの商品「爪をキレイにするブラシ」
ダイソーには爪ブラシが2種類もあります。どちらを買おうか迷いますよね。では早速こちらも試してみます。こちらの爪ブラシは最初に検証した「吸盤付つめブラシ」と全く違う材質です。では中を開けてみます。取り出してみると、立てることができ、安定感があります。これなら洗面所に置きながら、水切りもできます。上部分に穴があり、フックにかけることもできます。
後ろが溝がある形状になっており。
このように曲げることができます。曲げることができるので洗いやすそうです。
では、普通に洗ってみます。
ブラシの硬さが同じダイソーの「吸盤付つめブラシ」より硬めなのですが、それがほどよい硬さ。洗っている時の指や手が、ものすごく心地よく、クセになるような感触です。見ためは、あまり心地よさそうではなかったので、かなり意外です。曲がるので、指先も洗いやすく、とっても使いやすいです。
では、泥がついた汚れた手を洗ってみます。
指にこびりついた泥汚れも落としやすく、爪の中の泥汚れもとれました。ブラシが硬めなので、ガンコな泥汚れも落ちそうです。
最後に、セリアの爪ブラシ「クリアマルチブラシ」
セリアには爪ブラシは1種類でした。売っているコーナーも、ダイソーは衛生品コーナーにあったのですが、セリアは美容品コーナーにありました。パッケージには、爪だけではなく、洋服の汚れや、タイルの汚れ落としにも使用できると書かれています。では中を開けてみます。うしろに取っ手ような持ち手があり、指にひっかけやすく持ちやすいです。ブラシ部分のサイズは、ほかの2品に比べて一番大きいサイズ。ブラシのやわらかさは3つの中で一番やわらかいです。
では洗ってみます。
ブラシのサイズが大きめなので、指を全部一回で洗うことができます。ブラシがかなりやわらかいので、洗浄力は少なめです。サイズが大きめでブラシがやわらかいので、指だけではなく手全体を洗うことができます。
では次に、泥がついた汚れた手を洗ってみます。
ブラシがかなりやわらかく、大きいので、指に入った泥は落としにくいです。洗った後、ブラシの毛が少し抜けてしまいました。爪よりも洗面台の掃除用にむいているかもしれません。
3つの爪ブラシを試してみて。一番のおすすめは?
3つの爪ブラシを試してみて、どれが一番使いやすく、きれいに汚れを落とせたか?私の一番のおすすめは…。
ダイソーの「爪をキレイにするブラシ」!!
正直、デザインは一番よくなかったのですが、使い心地が最高でした!爪や指の洗った感触が、なんともいえない気持ちよさ。ブラシも硬さもほどよく、爪の中まで入りこんだ泥もしっかり落としてくれました。あまりの気持ちよさに、手の爪だけではなく、お風呂場に置いて、足の指も洗いたくなりました。立てることができ、水切りもでき、フックでもかけることができます。洗面台に置くのにぴったりなサイズです。
わかりやすいように、ほかの爪ブラシとの「良い点・悪い点」を表にまとめました。よかったらぜひ参考にして下さいね。
商品名 | 良かった点 | 悪かった点 |
吸盤付つめブラシ(ダイソー) | 収納ケースと吸盤つきだから、洗面台や鏡につけることができる。デザインがかわいい。 | ブラシの硬さが弱め |
爪をキレイにするブラシ(ダイソー) | 使い心地が気持ちがよく、ブラシの硬さがほどよい。爪の中のガンコな泥も落とせる。自立型で水切りができる。 | デザインがいまいち |
クリアマルチブラシ(セリア) | 見ためがカラフルでかわいい。爪以外にも使用できる。 | ブラシの毛がとれる。ブラシがやわらかすぎて、泥が落ちにくい。洗面台に置きにくい。 |
爪ブラシの使い方マニュアル
調理仕事の現場では、厚生労働省が定める手洗い方法の基準が決まっています。それほど感染症や食中毒予防には手洗いが重要だということです。正しい手順で手洗いをし、爪ブラシも正しく使って清潔を保ちましょう。
まず、爪ブラシは他人と共用してはいけません。爪ブラシを介して、雑菌やウイルスに感染する危険性があるからです。また、爪ブラシは毎日洗浄し、除菌と乾燥をさせるようにしましょう。濡れたままの状態では菌が繁殖し、爪と皮膚の間や、指先の傷から菌が入り込む危険性があります。可能であれば、一日おきに使用するブラシを変え、衛生的に使うことがおすすめです。
また、爪ブラシは手洗い時毎回使用しましょう。ハンドソープや石鹸で約30秒かけて手のひらや甲を洗ったあと、爪ブラシで丁寧に汚れを落としていきます。爪の表面や側面、爪と皮膚の間などの汚れを綺麗にしてください。
下記のリンクでは正しい手洗いの方法を紹介しています。爪ブラシは使い方によっては細菌が増殖し、かえって二次汚染の原因になってしまうこともあるそう。爪ブラシを使用する場合は十分な数をそろえ、適宜消毒するなど衛生的な取扱いが必要です。
公益社団法人日本食品衛生協会「手洗いマニュアル」