目次
- 油圧ジャッキの仕組みと構造
- 車のタイヤ交換を安全に!油圧ジャッキの使い方(上げ方・下げ方)
- 油圧ジャッキの種類
- 油圧ジャッキの選び方
- 【油圧パンタジャッキ(シザーズジャッキ)】おすすめのメーカーは?
- 【小型の油圧ジャッキ(フロアジャッキ、ガレージジャッキ)】軽量でおすすめのメーカーは?
- 【大型の油圧ジャッキ(フロアジャッキ、ガレージジャッキ)】3tもらくらく持ち上げる!
- おすすめ油圧ジャッキスペック比較一覧
- 車用ジャッキ・油圧ジャッキの売れ筋ランキング
- 油圧ジャッキのオイル交換・エア抜きをして、長く大切に使おう!
- 油圧ジャッキが上がらない!下がらない!パッキン交換などの修理方法
- 低価格で力持ち!頼もしい油圧ジャッキ
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- AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
油圧ジャッキの仕組みと構造
ジャッキのレバーを上げ下げすると、油圧で車が持ち上がります。人の小さな力でとても重い車が持ち上がるだなんて不思議ですよね。油圧ジャッキはテコの原理とパスカルの原理を利用しています。レバーを動かすことで内部の小さいシリンダーに入っているオイルが大きいシリンダーに移動し、上昇したオイルの分だけ上に乗っている物が持ち上がる仕組みです。車のタイヤ交換を安全に!油圧ジャッキの使い方(上げ方・下げ方)
油圧ジャッキで車を持ち上げてみましょう!車を持ち上げることを「ジャッキアップ」、下げて元に戻すことを「ジャッキダウン」と呼びます。上の動画も参考に、手順をイメージしてみてください。1. 水平な場所に車を停めて、タイヤストッパーを
車は水平な場所でも、ジャッキアップをすると動いてしまう危険があります。必ず以下のようなタイヤストッパー・カースロープを使いましょう。2. ギアをパーキングまたはマニュアルの場合は1速にし、サイドブレーキを必ず引く
パーキングブレーキをかけます。MT車の場合はギアを1速またはバックに入れましょう。また、必ずサイドブレーキを引いておきます。3. 周りに何もないか、人や動物がいないか確認
車の周囲に物がないか、人がいないか、ぐるりと回って確認します。車体の下と上も忘れずにチェックしましょう。4. ジャッキアップポイントを探し、油圧ジャッキを設置する
フロント部分(前輪と前輪の間)の下や、タイヤの近くなどにあるジャッキアップポイントを探します。ジャッキアップポイントは、丈夫で平らなことが条件です。車体を傷めないためには、以下のようなジャッキパッドを用意しましょう。5. 油圧ジャッキ本体に棒を設置し、上下に動かしてジャッキアップ
バルブを時計回りに締め、油圧ジャッキ本体にレバー(棒)を取り付けます。このレバーを上下に動かしてジャッキアップしましょう。6. ジャッキスタンドを横のジャッキポイントに設置して安定させる
7. 作業が終わったら、油圧ジャッキでジャッキダウン
作業が終わったら安全を確認しながら、まずジャッキスタンドを外し、次にゆっくりと油圧ジャッキのバルブを緩めて車体を下げます。この時も、車の下はもちろん、周囲に何もないことを確認してから行ってください。ジャッキアップ、ジャッキダウンはとにかく安全第一です!油圧ジャッキの種類
車用に使われる油圧ジャッキは、大きく分けて2つの種類があります。ひし形の「パンタジャッキ(シザーズジャッキ)」と、細長い「フロアジャッキ(ガレージジャッキ)」です。油圧パンタジャッキ(シザーズジャッキ)
小型/大型の車用油圧ジャッキ(フロアジャッキ、ガレージジャッキ)
油圧ジャッキの選び方
1. 耐荷重
耐荷重とは、その油圧ジャッキが何キロまでの重さに耐えられるかということ。まずは自分の車がどれくらい重いのかを確認します。自動車検査証を見れば分かりますよ。車の重量に対して、余裕ある耐荷重のジャッキであることが大前提です。2. 地上からの「最低」の高さ
最低高さの低い油圧ジャッキなら、車高の低い車にも使うことができます。最低高さがあまり低くない油圧ジャッキは、車の下に入らないこともあるので気をつけましょう。3. 地上からの「最高」の高さ
対する最高高さは、車を持ち上げられる最大の高さです。持ち上げられる高さが低すぎると、車が地面から離れなかったり、作業しづらかったりするので注意!4. 油圧ジャッキ本体の重さ
油圧ジャッキを持ち運ぼうと考えているなら、本体の重さにも注目しましょう。フロアジャッキの中には、重くて持ち運びに向かないものもあります。【油圧パンタジャッキ(シザーズジャッキ)】おすすめのメーカーは?
編集部イチオシはコレ!
「マサダ製作所 BEETLE 油圧シザースジャッキ DPJ-850DX」
Point1. 軽量で、1.5tまで持ち上げる力持ち!
このパワーで、油圧パンタジャッキ自体の重さは7キロをきる軽さ!持ち運びが多く、作用場が狭い場合に特におすすめです。Point2. 最低位が低い
油圧パンタジャッキの中でも、最低121mmとかなり最低位が低めです。車高を落としている車にも、スムーズに潜らせることができます。マサダ製作所
メルテック(Meltec)
エマーソン(EMERSON)
【小型の油圧ジャッキ(フロアジャッキ、ガレージジャッキ)】軽量でおすすめのメーカーは?
編集部イチオシはコレ!
「メルテック(Meltec) ローダウンフロアージャッキ FA-24」
Point1. 最低位85mm!
最低位はなんと85mmで、油圧パンタジャッキの最低位が低い一般的なモデルより、さらに35mmほど低いです。ローダウン車におすすめ!Point2. 使い方ガイド付きで安心
図解付きの丁寧な使い方ガイドが付属しています。まだジャッキアップを行ったことがない人、自分でジャッキアップできるか不安に感じている人も安心です。メルテック(Meltec)
大橋産業
エマーソン(EMERSON)
【大型の油圧ジャッキ(フロアジャッキ、ガレージジャッキ)】3tもらくらく持ち上げる!
編集部イチオシはコレ!
「アルカン(ARCAN)ハイブリッド ジャッキ HJ3000JP」
Point1. 大型車にも使えるパワフルさ!
3tまでの車を持ち上げられます!パワフルな分、本体もズッシリしていますが、持ち運びをしないのであれば問題ないでしょう。これから大きな車に乗り替えるかもしれない場合も安心です。Point2. 安定したジャッキアップ
安定感も魅力。安いジャッキにありがちな、「使用中に壊れそうで心配になる」なんて不安を解消してくれます。しっかりとした作りで耐久性も期待できるので、かなりコスパがいいですよ!耐荷重があまりない油圧ジャッキでは不安な人たちに選ばれています。口コミでは具体的な使用車種がいくつも挙げられているので、ご自分の車種についての口コミがないか、購入前にチェックするのがおすすめですよ。
メルテック(Meltec)
エマーソン(EMERSON)
大橋産業
おすすめ油圧ジャッキスペック比較一覧
商品名 | タイプ | 最低の高さ/最高の高さ(mm) | 重さ(kg) | 車両重量(t) | |
マサダ製作所 DPJ-850DX | 油圧シザースジャッキ | 121/381 | 6.98 | 1.5以下 | |
マサダ製作所 DPJ-1000DX | 油圧シザースジャッキ | 121/381 | 7.35 | 1.8以下 | |
メルテック FJ-100 | 油圧シザースジャッキ | 140/356 | 7.76 | 1.0 | |
エマーソン スピーディジャッキ | 油圧シザースジャッキ | 138/355 | 6.8 | 1.0 | |
メルテック FA-24 | フロアジャッキ、ガレージジャッキ | 85/335 | 11 | 2.0以下 | |
メルテック FA-22 | フロアジャッキ、ガレージジャッキ | 130/385 | 11.5 | 2.0以下 | |
大橋産業 1366 | フロアジャッキ、ガレージジャッキ | 125/410 | 12.9 | 2.5 | |
エマーソン EM-516 | フロアジャッキ、ガレージジャッキ | 133/387 | 10 | 2.0 | |
アルカン HJ3000JP | フロアジャッキ、ガレージジャッキ | 101.6/470 | 28.2 | 3.0 | |
メルテック FA-31 | フロアジャッキ、ガレージジャッキ | 148/530 | 18 | 3.0 | |
エマーソン EM-514 | フロアジャッキ、ガレージジャッキ | 135/435 | 16.45 | 3.0 | |
大橋産業 NO1339 | フロアジャッキ、ガレージジャッキ | 140/430 | 17.7 | 3.0 |
車用ジャッキ・油圧ジャッキの売れ筋ランキング
油圧ジャッキのオイル交換・エア抜きをして、長く大切に使おう!
参考サイト:ガレージジャッキ オイル交換 方法・エア抜き
油圧ジャッキが上がらない!下がらない!パッキン交換などの修理方法
油圧ジャッキ修理(パッキン交換)