おすすめのチップソー18選｜機械別に刃の選び方や製品を紹介！研ぎ方や研磨機、買い替えるタイミングも解説

刈払い機（草刈機）に取り付けるチップソーを特集！「竹・笹・雑木用に使えるチップソー、小石に強いチップソーは？」「研磨機でチップソーの切れ味を蘇らせたい！」そんな人におすすめしたい商品を特徴別にピックアップしました。初めての人も、チップソーの交換が必要な理由や選び方を一緒に見ていきましょう！

なお、人気の草刈機や、草刈機の選び方はこちらの記事で紹介していますので、併せてご覧ください。

チップソーとは？

チップソーとは、ギザギザした刃が付いた円形のノコ刃のことです。上の画像に見られる、刃の先っぽにちょこんと付いた爪のような物は超硬チップ。チップが付いている「ノコギリ＝saw（ソー）」なので「チップソー」と呼ばれています。チップソーは金属を加工・切断できる「チップソーカッター」や、木材を加工できる「丸ノコ」と呼ばれる機械に取り付けることで使用可能です。草刈機や刈払い機にもセットできるので、手間のかかる庭や畑の雑草をさっと処理できますよ。さまざまな素材を簡単に加工できるチップソーですが、石材・ガラス・布・紙といった素材には使えません。安全に使用するためにも、加工したい素材に合わせて適切なチップソーを選びましょう。

チップソーが使われている機械って？

草刈機

草刈機はその名のとおり、庭や畑に生えている草を刈れる機械です。刈払い機とも呼ばれ、重労働な草刈りを手軽に行えます。適切なチップソーを選べば小枝・笹・竹なども切ることができるので、幅広い用途で使用可能です。

丸ノコ

丸ノコは丸いノコ刃の付いた電動工具で、主に木材の加工・切断に使われる機械です。手動のノコギリと比べると、すばやく正確に作業を進めることができます。丸ノコは切断のほかにも、切り込みの深さを調整して欠き込み作業も可能です。

チップソーカッター

チップソーカッターは、金属の加工ができる電動工具です。金属を切断できるほかの機械に比べて、火花が出にくく、すばやく切断作業ができるという特徴があります。火気厳禁な場所や建築現場でも活躍していますよ。

丸ノコとチップソーカッターの違い

「丸ノコは木材」「チップソーカッターは金属」と、切断する素材によって工具の使い分けが必要です。丸ノコはパワー重視で刃の回転が速いのに対し、チップソーカッターは金属を切断するときに発生する熱に強い素材を使い、回転数も遅い仕様になっています。

チップソーを買い替えるタイミング

チップソーは使い続けるうちにだんだんと摩耗が進むため、買い替えが必要になってきます。実際に切断作業を行って、「最近切れ味が悪くなってきたな」と感じたら買い替えどきです。また、チップソーの状態を見ても判断することができ、「ギザギザ部分が丸みを帯びてきた」、「先端に付いている超硬チップがなくなってきた」という状態であれば、新しい物に替えていいでしょう。切れ味の悪いチップソーを使い続けていると、作業時間がかかるだけでなく、回転刃のブレによる振動で機械そのものが劣化してしまう可能性も。高価な機械を長く使うためにも、消耗品であるチップソーは躊躇せず買い替えることをおすすめします。

機械別｜チップソーの選び方

草刈機

1. 刃数で選ぶ
   チップソーのギザギザとした刃の数は、刈りたい草の種類によって選びます。やわらかい雑草を刈りたい場合は、刃数が30枚程度と少ない物がおすすめ。竹・笹・雑木など硬い草を刈りたいときには、60枚程度と刃数が多い物が適しています。
2. サイズで選ぶ
   チップソーのサイズは、草刈機の排気量によって選びます。排気量が26cc以下であれば直径230mmタイプ、排気量が26cc以上あれば直径255mm以上の大きなタイプも使えますよ。

丸ノコ

1. 刃数で選ぶ
   刃数によって、木材の切断面の仕上がりやスピードが変わります。刃数が多いと切断面がきれいに仕上がりますが、抵抗が増えてスピードは遅くなる傾向に。刃数が少ないと切断面の仕上がりは粗めですが、すばやく切断が可能です。
2. サイズで選ぶ
   丸ノコごとに取り付けられるサイズが違います。持っている丸ノコに取り付け可能な、外径と内径を確認して選びましょう。
3. 付加機能で選ぶ
   表面のフッ素コーティングや振動を減らす仕様など、付加機能で選ぶのもおすすめ。より効率的に作業できますよ。

チップソーカッター

1. 切断する素材で選ぶ
   アルミ用、ステンレス用など、切断したい素材専用のチップソーを選びましょう。違う物を使うとうまく切断できない場合もあるので、要注意です。
2. 刃数で選ぶ
   切断面をきれいに仕上げたいときや、アルミなどの薄い素材を切るときには、刃数の多い物がおすすめ。鉄など厚い素材を切るときは刃数が少ない物がよく、バリは出やすいですが、切断スピードは速めです。
3. サイズで選ぶ
   持っているチップソーカッターに取り付けできるサイズを選びます。サイズが違うと取り付けられないので注意しましょう。

草刈機用チップソー12選

雑草の下刈りにも便利な10枚セット

チップが大きめで切断面が広い！効率よく草刈り作業ができる

チップが飛びにくいから切れ味が長続き

埋め込みタイプで飛びにくいチップ

竹や笹の草刈りに最適！軽量で錆びにい、フッ素加工付き

千鳥刃構造で切れ味抜群！汚れにくく、雑木用に使える

しっかり食い付いて切れ味良好！切りくずのはけもよく使いやすい

L型の刃でシャープな切れ味！切りくずが詰まりにくいタイプ

頑丈なチップで小石に強い！汎用性も高く使いやすい1品

チップを保護するコブ付きで、小石を気にせず草刈りできる

小石に当たっても外れにくい、F型のチップ埋め込みタイプ

特殊な形状のチップを縦に埋め込み！耐久性に優れたアイテム

電動工具用チップソー6選

なめらかで静かに作業できる木材用

さまざまな素材に対応！持っておくと便利な1枚

軽量で抵抗感が少ない！すんなりきれいに木材が切れるアイテム

軽快な切れ味が長続き＆鉄工材がスパッと切れる

プロ仕様で切れ味抜群！低音タイプで静かに切れる

切りやすい工夫が満載でコスパも抜群

チップソーの取り付け方

チップソーは各アイテムごとに取り付け方が違います。草刈機、丸ノコ、チップソーカッターなどの手持ちの機械によっても取り付け方が変わるため、必ずチップソーや機械の説明書を読んで正しく取り付けられるようにしましょう。間違った取り付け方をすると機械やチップソーを傷めてしまうだけでなく、怪我など大きな事故に繋がってしまう場合もあります。正しく取り付け、正しい使用方法で安全に使いましょう。

目立てに挑戦！チップソーの研ぎ方

チップソーは使っているうちに摩耗・変形し、段々と切れ味が悪くなってしまいます。機械の燃費も悪くなってしまうため、定期的に交換しましょう。とはいえ、先端のチップがまだ残っているのに、刃を交換するのはもったいないですよね。定期的にチップソーの刃を研ぎ、切れ味の回復を図りましょう。ちなみに、研磨は目立てとも呼ばれ、どちらも同じ意味で使われます。

研磨機で仕立てる場合

チップソー用の研磨機が販売されています。最初の購入費用こそかかりますが、長い目で見れば、短期間で刃を交換するよりお買い得でしょう。使い方はこちらの動画を参考にしてください。

ヤスリで仕立てる場合

ヤスリで研いでもOKです。どのくらい研いだらいいかわからなくても、数回こするだけで大分違いますよ。

1. 刈払い機にセットしたまま行うときは、チップソーが動かないように固定します。
2. ダイヤモンドヤスリを使用して、刃先に付いた爪のようなチップ部分を一つひとつ研いでいきます。
3. 角が立ったら完了です。

適正な角度で削ろう！

研磨機・ヤスリ、もしくはグラインダー（研削盤）、いずれで研ぐにしても、適正な角度に合わせて削ることが大事です。

おすすめのチップソー研磨機5選

ここからは、手軽に刃研ぎができるおすすめのチップソーの研磨機を五つご紹介します。長い目で見たコスパのよさを重視したい人や、簡単に新品のような切れ味を取り戻したい人は、ぜひチェックしてみてくださいね！

ダイヤモンドホイールで研磨力が優秀。簡単に研げて耐久性も高い

3ステップで簡単に研げる！チップソーだけでなく刃物の研磨にも

電源が必要ないから持ち運びに便利。10秒前後で切れ味復活！

片手でも操作できて簡単！誰でも使えて操作性ばっちり

レバー1本で手軽に研げる。角度調整もワンタッチで便利

新しいチップソーで切断能力を向上！

草刈機、丸ノコ、チップソーカッターで使えるチップソーについてご紹介しました。どんな素材を切りたいかで選ぶアイテムが変わってきますので、選び方やおすすめを参考に、用途に合ったチップソーを選んでみてくださいね。