目次
融雪剤とはどんなもの?|成分と仕組み
融雪剤の成分と種類|塩化カルシウム以外も!
一般的な融雪剤は「塩化カルシウム」が主な成分です。塩化カルシウムは水に溶けやすく、雪上にまくことで水分と反応して熱を発生させ、一度に多くの雪を溶かします。雪国の一般家庭では、この塩化カルシウムを主成分とする融雪剤がよく使われています。また、塩化カルシウムのほかには、尿素や活性炭などを主成分とする融雪剤もあります。特に尿素はコンクリートや金属への負荷が小さく、植物や人体への影響もないので、庭や畑などにも安心して使用することができます。
融雪剤が雪を溶かす仕組み
融雪剤は、化学反応や物質のもつ熱量を利用して雪を解かす薬剤です。雪を溶かす仕組みは含まれる成分によりますが、多くの融雪剤は水と反応して熱を発生させ、雪を解かします。また、水が凍る温度である「凝固点」を0℃から-50℃まで下げてくれるので、極寒地でも効果を発揮。道路などにまくと雪が凍りにくくなり、スリップ事故の防止に役立ちます。融雪剤と凍結防止剤|効果に違いはあるの?
塩化ナトリウムでできた凍結防止剤は、凝固点の引き下げ効果は塩化カルシウムほどではありませんが、ゆっくり水と反応するので持続性があり、雪が降り積もる前にまいておくことで凍結防止や積雪防止になります。
融雪剤の選び方
融雪剤をまくタイミングは?|メーカーにまき方・使い方を聞いてみた
まくタイミング
融雪剤は、雪が降ってからまくことで、雪を溶かし除雪します。種類にもよりますが、アイスバーン状になった雪にも効果を発揮します。固まった雪の上にまくと1時間ほどでシャーベット状になり、雪かきがスムーズにできるようになります。融雪剤メーカーからアドバイス
融雪剤は一度まくと、水で流れてしまうまで効果を発揮しますよ!
融雪剤の適切な使用量
薄い雪や氷には、1平方メートルあたり50~80gが適量です。ある程度の厚さ(5cmほど)の雪には、100~150g程度と多めにまきましょう。融雪剤メーカーからアドバイス
新雪でフワフワしている場所は、まいた箇所だけ穴が開いてしまうことに。また、雪が積もり過ぎた場所では融雪剤が流れてしまうので、効果が半減してしまいます。融雪剤は、踏み固まったような雪に特におすすめです。
おすすめの融雪剤6選
1. 自治体でも使用されている信頼の融雪剤
・内容量:25kg
・成分:塩化カルシウム
2. 塩害の起きにくい塩化マグネシウム成分
・内容量:25kg
・成分:塩化マグネシウム
3. 車がさびない!尿素成分の融雪剤
・内容量:5kg
・成分:尿素
自宅の駐車場に、腐食を気にせず使えるので、非常に良いです。
出典: 楽天市場
4. 大容量でコスパよし!
・容量:25kg
・成分:塩化カルシウム
今回4年ぶりの大雪で自宅マンション前はよくいえば1本裏の静かな環境なのですが、日陰になるので雪が氷となり中々溶けなかったので困っていましたが、塩化カルシウムのおかげで通行もしやすくなりました。
出典: yahoo!
5. 即効性と持続力に優れる融雪剤
・内容量:10kg
・成分:塩化カルシウム、塩化ナトリウム、ヒトデ抽出成分、腐食防止剤、その他
6. 融雪剤には液体タイプも!
・内容量:1.4L
・成分:サトウキビ成分配合
凍っているところにピンポイントで使いました。自動車を錆びさせたくなくてこちらを選択しました。氷が解けますが、広範囲には量が必要です。
出典: Amazon
融雪剤を使うと車がさびる?使うときの注意点とは
車がさびないようにするには
融雪剤の成分・塩化カルシウムには塩分が含まれているので、車に付着したまま放置するとさびの原因となります。もし融雪剤が車に付着してしまった場合は、すぐに水で洗い流すようにしましょう。冬場は高速道路など融雪剤を散布している場所が多いので、こまめに車の洗車をするように心がけると安心です。融雪剤の使用場所について
塩化物である融雪剤を大量にまくと、土壌の塩分濃度が上がります。その結果、植物が根から水分を吸収しにくくなり、枯れてしまうことも。土壌への影響が懸念される融雪剤は、植物が植えてある花壇や畑などにはおすすめできません。融雪剤をまくときは手袋を
塩化カルシウムは水と反応して発熱する性質があります。また、水分を吸収することから手が荒れてしまうこともあるので、融雪剤は素手で触らないようにしましょう。散布する際は、水を遮断するゴム手袋の着用をお忘れなく。融雪剤を効率的にまくなら散布機がおすすめ!
広い範囲に融雪剤をまくときは、散布機の使用をおすすめします。手作業よりも、効率的かつ均一に散布することができますよ!効率良く散布できるハンディタイプ
・容量:2L
冬場融雪剤を入れて持ち歩いています。部分凍結した路面があったらバイクが通れる部分だけ巻いて使用します。日陰部に思いがけない凍結部があったりするので少量持ち歩くのにちょうど良い大きさです。量が少しなので過信して山間部に入り込んだりするのはお勧めしません。
出典: Amazon
融雪剤をすくって撒くだけ!
・サイズ:約幅9.7×奥行29.5×高さ6.5cm
・容量:約350g
・重量:約100g
先週の大雪で雪かきをしましたが、まだまだ日陰の雪が溶けません。融雪剤を購入しましたが均等に上手く散布できないで居りました所、この商品をお隣の方が使っているのを拝見しました。すぐにネットで検索し購入。一ヶ所にまとまって散布されること無く良い感じです。
出典: 楽天市場
ハンドルを回すだけの楽々操作
・サイズ:幅23.8×奥行22.8×高さ21cm
・タンク容量:最大2L
・散布範囲:最大3m
・重量:約450g
広範囲の散布も手軽にできる手押し車式
・サイズ:幅70.4×奥行68×高さ 83cm
・散布量調整:25段階
・重量:3.3kg