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【Garden Story連携企画】夏植え球根で秋の庭支度!いま植えどきのおすすめ球根5種


ガーデニング・植物の魅力や、花・緑にまつわる暮らしの楽しみを紹介している「Garden Story」との連携企画! 今月は、7~8月に球根を植え付け、9~10月に花を咲かせる「夏植え秋咲き」の植物を5種類紹介します。どれも育てやすく、かわいらしい花が楽しめますよ。栽培管理のポイントも併せてお届けします!

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群生して咲くピンク色のネリネの花

提供:Garden Story
連日の猛暑により、日中はなかなか庭に出られない日が続きますが、そろそろ秋の庭準備のシーズンです。この時期に植えどきを迎えるのが、夏植え秋咲き球根。球根というと、秋に植えて春に開花を楽しむイメージがありますが、夏に植え付けて秋に咲かせるタイプもあります。今回は、丈夫で可愛いおすすめの秋咲き球根を5種ご紹介します。

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夏植え球根とは

木の床に置かれた4つの球根
提供:Garden Story
球根植物は、根や茎が肥大して水分や養分を蓄える器官を持つ草花で、開花後には葉を茂らせて光合成を行い、養分を蓄えて球根を太らせます。植えっぱなしにして育てられるかは種類によっても異なりますが、上手に管理すれば毎年開花を楽しめるものが多く、コストパフォーマンスが高い植物。また、球根に栄養が蓄えられていることから、ガーデニング初心者でも失敗せずに花を楽しみやすいのも魅力です。

夏植え球根は、そうした球根の中でも、夏に植え付けて秋に咲くタイプ。比較的植え付けから開花まで短いのが特徴で、7~8月頃に植え付けをすると9〜10月に開花するものがほとんどで、種類によっては冬まで咲くものもあります。温帯原産で耐寒性が強いものが多く、花後に葉を茂らせて冬の間も常緑で、春になると葉が枯れ始め、夏の終わりまで休眠をするというライフサイクルです。休眠中の球根を掘り上げて保管する必要があるのかは種類や栽培地域により異なるので、それぞれの植物に応じた方法で管理しましょう。

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おすすめ夏植え球根1|ネリネ

淡いピンク色のネリネの花
提供:Garden Story
ネリネは、ヒガンバナ科ヒメヒガンバナ属(ネリネ属)の球根植物。南アフリカ原産で、8月中旬から9月にかけて球根を植えると、10月中旬~12月中旬に真っ直ぐ伸びた茎の先に花を咲かせます。繊細な細い花弁にはラメのようなきらめきがあり、光を受けて花が輝くことから、ダイヤモンドリリーとも呼ばれます。花色はピンク、オレンジ、紫、複色など幅広く、花もちがよいことからフラワーアレンジメントでも人気。多くの品種はヒガンバナと同様に葉より先に花を咲かせ、細身でほかの草花とも合わせやすいのも魅力です。

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おすすめ夏植え球根2|コルチカム

群生して咲くコルチカムの花
提供:Garden Story
コルチカムは、イヌサフラン科イヌサフラン属(コルチカム属)の植物で、ヨーロッパやアジアを原産とします。非常に乾燥に強く、土に植えずに球根のままポンと置いておいても開花します。葉を展開する前に、土から直接花茎を伸ばして咲く特徴的な花姿で、透明感のあるピンクや白、紫などの花を、地際付近に美しく咲かせます。同じく夏植え球根であるサフランに似ていることからイヌサフランとも呼ばれますが、コルチカムは有毒で食用にはできません。水はけのよい土であれば植えっぱなしでも育つ丈夫な植物ですが、湿気に弱いため、梅雨前に掘り上げておくのもよいでしょう。

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おすすめ夏植え球根3|オキザリス

群生して咲くオキザリス
提供:Garden Story
オキザリスは、カタバミ科カタバミ属(オキザリス属)の球根植物。原産地は主に南アフリカ、中南米で、世界中に分布しています。日本では、耕地や道端に生える山里植物として知られるカタバミの仲間で、園芸品種も流通しています。オキザリスには秋咲きタイプのほか、春咲きタイプ、四季咲きタイプもありますが、秋咲きタイプの植え付け適期は8〜10月で、開花期は10〜12月。花色は紫、ピンク、白、黄、オレンジ、複色など豊富にあります。光に反応して花を開き、暗くなると閉じる性質があるので、一日を通して日当たりのよい場所で栽培しましょう。

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おすすめ夏植え球根4|リコリス

群生して咲くリコリスの白い花
提供:Garden Story
リコリスは、ヒガンバナ科ヒガンバナ属(リコリス属)の植物の総称で、日本では真っ赤な花を咲かせるヒガンバナが秋の風物詩として最も親しまれています。「死人花」などとも呼ばれるヒガンバナにはやや不吉なイメージがあり、庭にはあまり植えられませんが、リコリスの園芸種には赤以外にも可愛らしい花色がたくさんあり、海外では人気のガーデンプランツです。細長い花弁がくるりと反り返り、数輪の花弁が外側に向かって放射状に並ぶ咲き姿は、エレガントでとても華やか。基本的には植えっぱなしでも咲く丈夫な植物ですが、種類によっては寒さに弱いものもあるので、栽培時に確認しておきましょう。

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おすすめ夏植え球根5|ステルンベルギア

群生して咲くステンベルギアの黄色い花
提供:Garden Story
ヒガンバナ科キバナタマスダレ属(ステルンベルギア属)の球根植物、ステルンベルギア。原産地はヨーロッパ南東部〜アジア南西部です。植え付け適期は8〜9月、開花期は主に9月下旬〜10月中旬で、クロッカスに似た黄色の花を咲かせ、開花と同時に細長い葉を伸ばします。和名はキバナタマスダレ。寒さには強い一方で過湿には弱く、水はけが悪い土壌では夏に球根が腐りやすいので、6月頃に葉色が黄変して地上部が枯れたら掘り上げ、植え付けまで風通しのよい涼しい場所で保管しておくとよいでしょう。

夏植え球根を植え付けて秋の庭準備を

ピンクと紫色の花が咲く秋のガーデン
提供:Garden Story
夏植え球根は植え付け後、比較的短い期間のうちに花が咲き始めるため、ビギナーにおすすめの草花です。育てやすく、華やかなものが多いので、オータムガーデンを彩るのにぴったり。ぜひお好みの花を選んで、庭やベランダに取り入れてみてはいかがでしょうか?

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「Garden Story」には、日々を彩る花や植物の育て方、初心者から通まで楽しめるガーデニング情報がたくさん掲載されています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
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