作業着におすすめの洗剤9選！油汚れと泥汚れに最強に効くのはコレ!!

作業着につく汚れの種類と特徴

農作業や飲食店、工場や建築作業など、仕事によってさまざまな汚れがあります。きれいに落とすためには、汚れの種類によって洗剤を選び、その汚れに適した洗い方や落とし方が必要です。どんな汚れがあるかとその性質を、まずは知っておきましょう！

油汚れ

工場や農作業などで使用する機械や、飲食店などでついてしまう油汚れ。油汚れには、その油特有の臭いも衣服についてしまいます。油汚れでできたシミは、水に溶けにくい性質を持っているので、通常の洗濯ではなかなか落ちません。落ちない状態で置いておくと、作業着が黒ずみ、油の臭いも残ってしまいます。そうなる前に、油汚れに適した洗剤で、早めにしっかりと落とすことが大切です。

土・泥汚れ

農作業、土木や建築現場などで作業着につくガンコな泥汚れ。水でゴシゴシ洗ってもなかなか落ちないですよね。泥汚れの性質は「不溶性」。不溶性の汚れは、水にも油にも溶けない性質なんです。ただゴシゴシ洗っても、細かい泥の粒が衣服の繊維に入ってしまい、汚れが広がってしまうだけ。まず泥をしっかり乾かして、泥をできるだけ落としてから、泥汚れに強い洗剤で洗うと、汚れが落としやすくなります。

鉄粉・鉄さび汚れ

金属のさびている部分に作業着が触れたり、作業場の鉄製金属から発生した鉄粉が、作業着に付着しておこる、鉄さび汚れ。鉄紛などのさび汚れは、通常通りに洗濯しても、なかなか落ちません。クエン酸や重曹などを使った、さび汚れ独自の落とし方があります。

汗の臭い

作業着についた汗の臭い。洗濯しても、汗や皮脂などが残ってしまうと、それらをエサにして細菌が繁殖し、黄ばみの原因にもなります。消臭効果の高い洗剤を使い、洗濯物をしっかりと乾かすことが大切。生乾きにしていると、臭いの元となる雑菌が増殖します。

油汚れにはコレ！作業着におすすめの最強洗剤3選

1. 頑固な油汚れを強力に洗浄！｜ワーカーズ（WORKERS）作業着専用洗い

2. 油汚れがひどい部分に！シュッとひと吹き｜ガッツエース

3. つけ置き用洗剤！汚れも臭いにも効く｜作業服スッキリ

泥汚れにはコレ！作業着におすすめの最強洗剤2選

1. クリーニング師が開発した、泥汚れ専用の洗剤｜泥-doro-一刀両断

2. 落ちにくい泥汚れに！つけ置きするだけ｜SK11 泥汚れに強い洗剤

油汚れにも泥汚れにも◎作業着におすすめの洗剤4選

1. 匂いが爽やか！機械オイルの汚れにも◎｜花王 液体ビック 作業着洗い

2. 抗菌効果でニオイ菌増殖を防ぐ！｜カネヨ石鹸 作業衣専用洗剤

3. ホームセンター「コーナン」の洗剤！機械油にも◎｜クリーンランドリー作業服専用洗剤

4.ドラッグストアにもある作業着洗剤｜第一石鹸 ランドリークラブ 作業服専用液体洗剤

作業着におすすめの洗剤を比較！

おすすめの作業着洗剤を比較表にしました。ぜひ参考にして下さいね。

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頑固な汚れに効く！作業着の効果的な洗濯方法

作業着の頑固な汚れは、ちょっとした工夫と手間で、汚れをよりきれいに洗うことができます。汚れの種類によっても異なりますが、ここでは作業着の基本的な洗濯方法をご紹介します。

Point1. つけ置き洗い

作業着の頑固な汚れを落とす場合、つけ置き洗いが効果的。油や泥汚れなどは、洗濯機で洗うだけでは、なかなか落ちないため、洗濯機をかける前にお湯でつけ置き洗いがおすすめ。そうすることで、汚れを浮き出すことができ、より落としやすくなります。

Point2. 直塗り＆ブラシでこする

部分的に汚れがひどい場合は、洗濯機をかける前に、作業着用洗剤を直塗りし、汚れが浮き出た後にブラシなどでこするのがおすすめ。こすった後に洗濯機にかけるだけで、汚れを落としやすくなります。

Point3. 汚れの種類に応じたひと手間

汚れの種類によって、その汚れに適した前処理を行うことが重要です。油汚れは水では落ちないので、お湯でつけ置き＆ブラシ。泥汚れは泥を完全に乾かして、できるだけ泥をはたき落とすなど、汚れの種類によって、その汚れに適した洗濯方法や専用の洗剤にすると、汚れを効果的に落とすことができます。

作業着の油汚れの落とし方

機械オイルや、食品工場や飲食店、皮脂などでついてしまう作業着の油汚れ。そのまま落とさずに放置してしまうと、作業着も黒ずんでしまい、油の臭いも残ってしまいます。そうなる前に、早めにしっかりと落とすことが大切。ここでは、油汚れの落とし方をご紹介します。

水温がポイント！お湯（50～60℃）でつけ置き

油汚れは酸性ですので、お湯に弱アルカリ性洗剤を溶かしておくことで、油汚れが落ちやすくなります。お湯につけておき、あらかじめ汚れを浮かせてから洗います。油は低い温度だと粘度が高くなりますので、冷水で洗ってもこびりついて取れません。洗濯機にかける前に、バケツにやけどしないぐらいの温度（50～60℃）に作業着洗剤を溶かしておき、その中に汚れた作業着をつけて置きましょう。1時間をして油汚れが浮いて黒くなったら、ブラシなどでこすると、汚れを浮かせることができます。後は通常どおり、洗濯機で洗いましょう。

機械系の油汚れは、酸素系漂白剤とともに30分ほど浸ける

農作業で付きやすい油汚れには、主に芝刈り機など農機具に使用するエンジンオイルなどが多いのではないでしょうか。このような機械に使用する油がついた場合は、50℃ぐらいのお湯に弱アルカリ性洗剤、酸素系漂白剤を溶かしてつけ置きします。機械の油に限らずですが、油は酸性なので、アルカリ性の溶剤で中和することで落ちやすくなります。

用意するもの

• 作業着上下が入るふた付きのバケツ
• 作業着用洗剤（粉でも液体でもどちらでも。機械油対応のもの）

手順

1. バケツにお湯をためます。このとき、お湯の温度は60℃程度にしてください（60℃＝油の融点を考えた温度）。
   ※小さめの鍋でお湯を沸かしておき、給湯温度40℃のお湯を適位まで入れ、沸いた鍋のお湯を足します。頑固な油汚れの場合は、ここで酸素系洗剤もしくは、弱アルカリ性洗剤を入れます。
2. 1のお湯の中に作業着用洗剤を入れます。その中に作業着を入れふたをして、1時間つけ置きます。

お湯（40℃）で洗濯

用意するもの

• ブラシ
• 作業着用洗剤部分洗い用（機械油対応のもの）
• 作業着用洗剤（機械油対応のもの）

手順

1. 汚れが強い部分には部分洗い用洗剤をつけ、ブラシでこすります。
2. 1を洗濯機へ入れます。
3. 洗濯機に40℃ぐらいのお湯をためます。（洗濯機の故障につながるので、温度は熱すぎないように注意！）
4. 作業着用洗剤を入れ、通常通りに洗濯機を回します。

洗剤の直付け＆ポイント洗い

油汚れの程度によっては、ポイント洗いが必要になる場合があります。
軽度の油汚れの場合は、シミの部分を少し濡らしてから中性洗剤を垂らして、歯ブラシで上からトントンと叩き、洗剤と油汚れをなじませます。中性洗剤で落ちが悪い場合は、石鹸をこすりつけてからもみ込み、しっかりとすすぎます。
そのほか、油汚れはクレンジングオイルなど油で落とす手も。

洗濯槽が油で汚れてしまった場合は？

臭いが気になるときには、酸素系漂白剤を使って洗濯槽を洗浄しましょう。

1. 40℃ぐらいのお湯を高水位に張ります。
2. 水10Lにつき漂白剤を100g入れて、洗濯機を5分程回します。
3. 2時間つけ置きをします。
4. もう一度5分ほど回します。
5. 汚れが浮いてきたら取り除きます。
6. すすぎ、脱水で仕上げます。

作業着の泥汚れの落とし方

農作業、土木や建築現場などで作業着につくガンコな泥汚れ。水でゴシゴシ洗ってもなかなか落ちません。泥汚れは水にも油にも溶けない性質。ここでは、なかなか落ちない泥汚れをしっかり落とす方法をご紹介します。

Step1. 泥をはたき落とす

まず泥汚れをしっかりと乾かし、パンパンとはたいて、できるだけ土や泥を落としておくことが大切です。水分がついてドロドロの場合は、一度脱いで直射日光に当てて乾かします。ある程度、泥を叩き落としておくことで、汚れが落としやすくなります。田んぼの土などのドロドロの状態の泥汚れを、濡れたまま石鹸などで洗い流すと、土で衣服が染まってしまうこともあります。

Step2. 汚れに直塗り

汚れが目立つ部分に液体洗剤や固形石鹸、泥汚れ専用洗剤を直塗りすると、落ちやすくなります。先に水洗いをしてしまうと、水で泥が繊維の奥に入り込んでしまい落ちにくくなるので、水に濡らさないように注意しましょう。

Step3. 洗濯ブラシでこする

直塗りした部分を洗濯ブラシなどでこすります。ブラシでこすったあとは、水で軽く洗い流します。

Step4. つけ置きする

頑固な泥汚れは、ぬるま湯（40℃ぐらい）に洗剤を溶かし、汚れた衣類をつけて一晩（色柄物の場合は2～3時間を目安に）つけ置きしておきます。翌朝、洗濯機で洗い流すとスッキリ。つけ置き洗いは、汗の臭いの解消にも有効です。

Step5. 洗濯機で洗う

つけ置きした洗剤液のまま、洗濯機の「通常コース」で洗濯します。「念入りコース」「パワフルコース」など機械力の強いコースを利用するとさらに効果的。ほかの衣料とは分けて、作業着だけの単独洗いがおすすめです 。「草汚れ」は、色素汚れを落とす必要があるため、液体酸素系漂白剤も一緒に入れると効果的です。洗濯機に「つけ置きコース」がある場合は利用すると便利。つなぎタイプなど作業着にファスナーがある場合は、ひっかかりを防ぐため閉じておきましょう。

作業着の鉄紛や鉄さび汚れの落とし方

作業場の鉄製金属の鉄粉が、作業着に付着してしまう鉄さび汚れ。鉄紛などのさび汚れは、通常通りに洗濯しても、なかなか落ちません。ここでは、さびの種類や、作業着の鉄さび汚れの落とし方をご紹介します。

さびの種類

さびには、いろいろな種類があります。代表的なものに、鉄が酸化することで発生する赤さび、鉄を加熱するとできる黒さび、銅や真鍮にできる青さび、アルミニウムなどに発生する白さびなど、「赤・黒・青・白」の4つのさびがあります。

クエン酸で落とす方法

クエン酸は酸性の物質。酸性の力には、酸化した（錆びた）金属から酸素を切り離す、酸化の反対の作用があります。クエン酸をぞうきんやキッチンペーパーなどにつけて、汚れた部分を覆うか、クエン酸を溶かしたぬるま湯につけ置きしておきます。しばらく待つとさびが浮き出てくるので、ブラシなどでこすります。

重曹で落とす方法

クエン酸で落ちない場合は、重曹で落とします。大さじ2杯の重曹と大さじ1杯の水を混ぜ、重曹ペーストを作ります。重曹ペーストを汚れた部分に塗り、そのまま30分ほど放置します。その後、ブラシなどでこすります。

臭いに効く！作業着を早く乾かすポイント

雨が続くと外でも干せず、洗濯物がなかなか乾かず困りますよね。部屋干しになると、生乾きになり、嫌な臭いが発生したり、作業着などの厚手の衣類は、特に乾きづらく大変です。ここでは、つなぎの作業着を、ニオイを残さず、早く乾かすコツをご紹介します。

できるだけ水分をとる

洗濯物の水分をできるだけとる事が早く乾かすポイント。
洗濯機で脱水した後、一度作業服を取り出して、軽くたたんでから、再度脱水にかけて、できるだけ水分をとります。

裏返しに干す

つなぎなどの作業着は、ポケット部分や縫い目の部分がより厚手になっています。裏返しすることで、風があたりやすく、より早く乾きます。

逆さに干す

クリップ付きのズボンハンガーなどで、足の部分と手の部分をクリップで留めて逆さにして、なかの部分を筒状にして干すと、乾かす時間も短縮しますよ。

超裏ワザ！エアロダクトと布団乾燥機を使う

もっと早く乾かしたいという方への裏ワザ。使い方は簡単。クリップ付きのズボンハンガーなどで、足の部分と手の部分をクリップで留めて、中にエアロダクトを通して、布団乾燥機をスイッチするだけ。驚くべき早い時間で乾かすことができます。

作業着用洗剤で頑固な汚れを臭いを撃退！

洗ってもなかなか落ちない、作業着の油汚れや頑固な泥汚れ。作業着用洗剤で、頑固な汚れや嫌な臭いを撃退しましょう！汚れの種類に適した洗濯方法で、簡単にきれいに落とせます。汚れも臭いもスッキリしたきれいな作業着なら、爽やかに気持ちよく仕事ができますよ。