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育てやすくてかわいい! 秋の訪れを知らせる宿根草8選【Garden Story連携企画】


ガーデニング・植物の魅力や、花・緑にまつわる暮らしの楽しみを紹介している「Garden Story」との連携企画! 今月は、 秋の訪れを知らせる宿根草をピックアップ。育てやすくてかわいい花々をぜひご覧ください。

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紫の花が咲く庭

提供:Garden Story

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まだまだ暑い日は続きますが、季節は確実に進んでいます。そんな季節の移ろいを知らせてくれるサインの一つが、秋に咲く花。ここでは、晩夏から初秋にかけて花を咲かせ、毎年秋の訪れを知らせてくれる宿根草を8種ご紹介します。

毎年秋を知らせてくれる宿根草

シュウメイギク
出典:写真AC
人にも植物にも暑く厳しい夏にもようやく終わりが見え、次第に気候が穏やかになってくる季節です。そんなころに咲く秋の宿根草は、目に見える形で季節の移ろいを伝えてくれる、うれしい存在。宿根草の多くは春から初夏にピークを迎えるため、秋に花盛りとなる種類は少なく、よりいっそう目に美しく映ります。今回は、丈夫で手間がかからず、植えっぱなしでも毎年秋に咲いてくれる宿根草を8種ご紹介します。

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シュウメイギク

シュウメイギク
提供:Garden Story
秋に咲く花の中でも人気の高いのがシュウメイギク。キクという名前ですがアネモネの仲間で、地下茎を伸ばして大きく広がる多年草です。和風の庭にも洋風の庭にも似合い、花弁のように見える部分はじつはガクなので、長く観賞できます。日本の気候に合って育てやすい植物で、日向から明るい日陰の環境を好みます。高温や乾燥に弱く、夏の強い日差しでは葉焼けすることもあるので、鉢植えの場合は半日陰に移動するとよいでしょう。根をよく伸ばして広がるので、鉢植えの場合は根詰まりしないよう春に植え替えます。

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キキョウ

キキョウ
提供:Garden Story
秋の七草の「朝がほの花」とはキキョウのこと。ふっくらと膨らむつぼみと整った花形が愛らしい多年草です。日本では古くから愛されてきた花ですが、現在野生種は減少傾向にあり、希少な花となってきています。園芸品種には青紫や白、淡いピンク、絞りなどの花色があり、開花期が長く耐寒性があるので、初心者にもおすすめ。最初の花が終わったら、茎の半分から2/3ほど残して切り戻すと、二番花を楽しむことができます。

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リンドウ

リンドウ
提供:Garden Story
すぐに思い浮かぶ深いブルーのほか、紫や白、水色などの爽やかな花を咲かせるリンドウ。日本にも自生する多年草で、野山で見ることができる秋を代表する花の一つです。園芸品種も多く作出されています。春の芽出しから梅雨明けまでは明るい日差しを好みますが、夏の間は葉焼けを起こしやすいので、遮光をするか明るい日陰に移動するとよいでしょう。乾燥すると葉が傷むため、水やりを忘れないように。光に反応して開花し、曇りの日や夜には花弁を閉じてしまうので、開花時期は日当たりのよい場所で管理することがポイントです。

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リコリス

リコリス
提供:Garden Story
日本ではあまりよいイメージがないヒガンバナの仲間ですが、花が美しく、丈夫で育てやすいことから、欧米ではガーデンプランツとして人気があり、それに伴って国内でもその価値が見直されてきました。花色は赤や白、黄、紫などがあり、園芸品種も多彩です。花茎に日が当たらないと茎が弱く倒れやすくなるので、開花期はよく日に当てるとよいでしょう。また葉のある時期は特に乾燥を嫌うため、土に湿り気を持たせるよう、しっかりと水やりをします。

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サルビア・レウカンサ

サルビア・レウカンサ
提供:Garden Story
サルビアは世界に900種類以上が分布するといわれているほど種類が豊富で、料理に使うセージや、よく花壇で見かける赤い一年性のサルビア・スプレンデンスも同じ仲間です。多年生のタイプも多く、代表的な秋咲きのサルビアで、ビロードのような紫の花を咲かせるサルビア・レウカンサもその一つ。暑さに強く丈夫ですが、鉢植えはしおれやすいので、水やりを忘れずに行いましょう。

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ホトトギス

ホトトギス
提供:Garden Story
ホトトギスは日本の野草で、海外でも「トード・リリー」の名前で人気があり、園芸品種も多く作出されています。夏の終わりごろから秋にかけて、特徴的な花を咲かせてくれ、茶花としてもよく使われています。やや日陰で湿った場所に自生する植物なので、庭植えの場合も明るい日陰で風通しがよく、強く乾燥しない場所を選びましょう。水分を好む花ですが、水がたまるような状態では根が腐りやすいので、水はけのよい土で育てます。

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フジバカマ

フジバカマ
提供:Garden Story
秋の七草にも数えられる代表的な秋の花。乾燥させると香りもよく、ポプリなどにしても楽しめます。一度植えればよく増えて、夏の後半から秋にたくさんの花を咲かせてくれます。フジバカマのほか、北米産の品種をもとにした園芸品種などもあります。地下茎でよく増えるので、コントロールできない場所には植えないように注意しましょう。日向で育てますが、水切れすると傷むので、水やりはしっかり行います。

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アスター

アスター
提供:Garden Story
野の風情を感じさせる小菊花がたくさん咲き誇り、ナチュラルかつ華やかなアスター。非常に種類が多く、ボーダー花壇やメドウガーデン、ロックガーデンなど、さまざまなガーデンシーンで活躍してくれる花です。花色は青紫やピンク、白、青、赤などバリエーションに富み、草丈も低く広がるものから高性種まで幅広くあります。性質も丈夫で育てやすい植物ですが、開花期を迎えるまではそれほど観賞価値が高くないので、庭植えの際はほかの花と上手に組み合わせるとよいでしょう。

秋を知らせる花を育てて季節の移ろいを感じよう!

アスター
出典:写真AC
ここでは夏から秋にかけて花を楽しめる宿根草を8種ご紹介しました。定番の秋の花も、改良が進んでより育てやすくバリエーション豊富な種類を楽しめるようになっています。どれも育てやすくて可愛い花なので、秋を知らせるガーデン素材として、ガーデンに取り入れてみてはいかがでしょうか?

「Garden Story」には、日々を彩る花や植物の育て方、初心者から通まで楽しめるガーデニング情報がたくさん掲載されています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
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