1. ポポーとは?どんな植物?
2. ポポーの食べ方と栄養素
ポポーの食べ方は、皮を剥き、真ん中に並んだ大きな種をよけるように縦に切るか、横に輪切りにしてタネを取り除きながら食べます。皮ごと横半分に切って、スプーンですくって食べるのも手軽でおすすめ。ヨーグルトやアイスクリームに添えてもおいしく食べられます。
ポポーは果物の中でも栄養価が高く、ビタミンCをはじめとするビタミン類、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル類、健康維持に欠かせない各種アミノ酸などがバランスよく含まれています。
3. 苗木の選び方と品種
おすすめ品種
ウェールズ
ペンシルバニアゴールデン
マンゴー
ウィルソン
サスケハンナ
4. 栽培時期と植え付け方
Step1. 場所選び
庭植えの場合は3m以上、鉢植えの場合は1.5~2mほどの高さに成長します。長く育てるので、建物やほかの植物の邪魔にならない場所を選んで育てましょう。日当たりが良く、強風が直接当たらない環境が栽培に向いています。Step2. 土作り
ポポーの根はまっすぐ下に伸びるので、庭植えでは50cm以上の深さまで土を掘り返します。また、2本以上植える場合は間隔を2m以上空ける必要があるので、十分な面積の土作りをしましょう。水はけが悪い場合は赤玉土、土が乾きやすい場合は腐葉土を加えて改良し、果樹用の配合肥料を元肥として加えます。鉢植えの場合は赤玉土7~8:腐葉土2~3の割合で混ぜ、元肥として果樹用の配合肥料を加えるか、または果樹用の培養土を使います。鉢は直径、深さともに苗のポットよりも1~2回り大きなものを用意しましょう。赤玉土20L 中粒
適度に硬質で、砕けにくい中粒の赤玉土。土の排水性を高める効果があります。完熟腐葉土 20L
草花や庭木、果樹などあらゆる植物に使える完熟タイプの腐葉土。土をふかふかにし、保水力や保肥力を高めます。ヤマト果樹の肥料 2kg
さまざまな果樹に使える、有機質配合の肥料。元肥にも追肥にも使えます。果樹や庭木の培養土 25L
通気性、排水性、保水性にすぐれ、成長に必要な肥料分が配合された果樹と庭木用の培養土。花や実の成長に欠かせないリン酸を強化しています。Step3. 植え付け
植え付け時期の12~3月は落葉しているため、苗木は葉のない棒のような状態です。根を傷付けないように、根鉢は崩さずに植え付け、風の吹き付ける場所では支柱をわきに挿して支えます。プランターの場合は植え付け後に水やりをし、その後も土が乾いていたら水を与えます。庭植えは、基本的に水やりは不要ですが、夏場などに土がカラカラに乾いているようなときは与えるようにします。5. 植え付け後の作業と収穫方法
施肥
肥料は果樹用の配合肥料や即効性のある化成肥料が適しています。庭植えの場合は10 月と2月に、根元の周りに浅い溝を掘り、肥料を入れて埋めます。鉢植えの場合は2月、5月、10月に、鉢土の上に肥料をまきます。剪定
植え付けから3年目ごろになると、枝葉がふえて樹高も高くなります。そのままにするとどんどん上に伸びるので、冬の休眠期の間に剪定して、高さを抑えながら育てます。中心の幹の上部を剪定バサミで切り詰め、それ以外の枝も先端を切って広がり過ぎないようにします。花は枝の付け根から真ん中に掛けて付くので、枝先は強めに剪定しても影響はありません。人工受粉
ポポーの開花は4~5月ごろで、エキゾチックな雰囲気のチョコレート色の花が咲きます。同じ木に咲く花の花粉は受粉しにくく、別の木の花粉を集めて人工受粉を行うと実が付きやすくなります。方法は、毛先の軟らかい筆で花の内側にある雄しべをなでるようにして花粉を落とし、紙やポリ袋に集めて、別の木に咲いた花の雌しべに筆でそっと付けます。摘果
受粉が成功すると、グリーンの小さな実が付きます。1つの花にたくさんの実がついた場合は、1〜2個を残してほかは小さいうちに切り取りましょう。収穫
収穫は9月の中ごろから始まります。自然に落果したものを拾い集め、さらに数日追熟させると、濃厚な香りと甘みの果実が楽しめます。6. ポポーは果樹初心者にもおすすめ
紹介されたアイテム
ポポー ウェールズ 2年生 接木苗
ポポー ペンシルバニアゴールデン 接木苗
ポポー マンゴー 接木苗
ポポー ウイルソン 2年生 接木苗
ポポー サスケハンナ 接木苗
赤玉土 中粒 20L
腐葉土 20L
果樹の肥料 2kg
果樹や庭木の培養土 25L