- GardenStory
花・緑・庭がある暮らし方を提案するウェブマガジン。専門家とガーデニングに精通した編集者が、さまざまな視点から記事を発信。ガーデンで過ごすライフスタイル、自然に寄り添う暮らし方、植物の育て方などの情報を毎月新たに約60コンテンツという多彩な内容でお届けしています。…続きを読む
ガーデニング・植物の魅力や、花・緑にまつわる暮らしの楽しみを紹介している「Garden Story」。植物を取り入れたライフスタイルの発信とDIYや料理レシピなどの豊富なコンテンツが魅力的なサイトです。
AGRI PICKではGarden Storyとの連携企画として、毎月季節を彩る花をご紹介しています。
Garden Story×AGRI PICK連携企画 バックナンバーはこちら。
ガーデンに欠かせない白い花
白い花は、ほかのどんな植物とも調和しやすく、ガーデンでも重宝する存在。代表的なホワイトガーデンがある、イギリスのシシングハースト・カースル・ガーデンでは、さまざまな白花が咲き誇り、エレガントでロマンチックな景色を作ります。ここでは、ガーデンでよく見かける可愛い白花を7種ピックアップ。どれも育てやすいので、ガーデニング初心者にもおすすめです。Garden Storyのこちらの記事もチェック!
ガーデナー憧れの地「シシングハースト・カースル・ガーデン」誕生の物語
スノードロップ
春を告げる花として愛されるスノードロップ。ヒガンバナ科の球根植物で、寒さに強く、2〜3月頃に花弁に小さくグリーンが入った白い花を咲かせます。草丈は30cmほどとコンパクトに育ち、夏前には葉を枯らして休眠に入ります。球根の植え付け適期は10月頃。開花中は花がらを摘んで株周りを清潔に保ちましょう。植えっぱなしで翌年も開花が楽しめます。Garden Storyのこちらの記事もチェック!
【春に咲く白い花12選】庭を明るくする草花・庭木/人気の種類と育て方
アメリカノリノキ「アナベル」
すっと伸びた茎の先に、こんもりと手毬状の白い花を咲かせるアジサイの仲間、アメリカノリノキ「アナベル」。アジサイは土壌の酸度により花の色が変わることで知られていますが、アナベルは土壌の状態に関係なく純白の花を咲かせます。時間が経つと次第にセピア色へと変化し、ドライフラワーとしても人気があります。植え付けの適期は3~4月、または10~11月。乾燥させ過ぎないように注意します。アナベルは春に花芽ができるため、剪定を急ぐ必要はなく、2~3月頃までに剪定すればよいでしょう。
Garden Storyのこちらの記事もチェック!
【憧れの花】アジサイ‘アナベル’の魅力が深まる早春のお手入れ&新品種をチェック![PR]
イベリス
イベリスはアブラナ科イベリス属に分類される植物で、小さな花が集まって丸みのある花房を作り、花付きよく開花します。一年草と多年草があり、植え付けの適期は3〜4月か10月中旬〜11月頃、開花時期は4~6月です。開花中は適宜追肥を施し、花がらはまめに摘み取りましょう。耐寒性・耐暑性はありますが多湿に弱く、多年生でも夏に枯れることがあるので注意。草丈は20~60cmとコンパクトで、這うように広がって伸びるのでグラウンドカバーとしても利用できます。
Garden Storyのこちらの記事もチェック!
可愛い花姿で人気の高いイベリス! 育て方のコツを基本から解説
スイートアリッサム
ほんのり甘い香りの白い小花を咲かせるスイートアリッサムはアブラナ科の一年草で、高温多湿に弱く、開花期は3〜5月頃と10〜12月頃。草丈は10〜15cmで這うようにして広がるので、花壇のエッジなどにおすすめです。植え付け適期は10〜11月か3月頃。春にアブラムシが発生しやすいので注意しましょう。花がらはまめに摘み、草姿が乱れてきたら切り戻すと再び開花します。夏越しはできないので、枯れたら抜き取って処分しましょう。
Garden Storyのこちらの記事もチェック!
【寄せ植え・花壇の名脇役】スイートアリッサムで庭を彩ろう!
オルラヤ(ホワイトレース)
セリ科のオルラヤ(ホワイトレース)は、レースのような繊細な花形が他の草花と自然に組み合わさり、花束のような素敵な花壇を演出してくれます。特に、バラの足元をカバーするローズガーデンの花として人気。寒さ、乾燥に強く、初心者でも簡単に育てることができます。基本的に一年草として扱われますが、こぼれ種でよく増え、翌年以降もあちこちで咲いてくれます。苗の植え付け適期は3月頃で、9月下旬〜10月中旬に種まきをしても育てられます。終わった花は花茎の元から切り取りましょう。
Garden Storyのこちらの記事もチェック!
可憐な姿が人気! オルレアの魅力から育て方までご紹介
リクニス・コロナリア
茎葉全体が白いうぶ毛に覆われ、シルバーリーフとしても美しいリクニス・コロナリア。ナデシコ科の多年草で、細い茎葉を多数伸ばして茂り、花壇にボリューム感を出すのに一役買ってくれます。花色は白のほか、濃い赤やピンクもあります。リクニス・コロナリアは日当たり、風通しのよい場所を好みます。寒さや乾燥には強い一方で、高温多湿が苦手なので蒸れに注意が必要。開花中は花がらをこまめに摘み、開花後は半分くらいまで切り戻し、混みあっている場所を透かし剪定して風通しよく育てましょう。
Garden Storyのこちらの記事もチェック!
華やかなリクニス・コロナリアをきれいに咲かせる基本的な栽培方法と注意点
マーガレット
整った花姿が愛らしいマーガレット。キク科の低木で、開花期は11〜5月。花色は白のほか、クリーム、黄、ピンク、ペールオレンジなどがあります。マーガレットは温暖な気候を好み、寒さ・暑さにやや弱い性質を持っています。日当たり、風通しのよい場所を好み、多湿を嫌うので注意しましょう。花がらはまめに摘み取ります。冬前に切り戻して株元をバークチップなどでマルチングし、寒さ対策をしておきましょう。
白い花をガーデンに取り入れよう!
ここでご紹介した以外にも、清楚な白い花を咲かせる植物はたくさんあります。白花はほかの色とも合わせやすく、ホワイトガーデンにも欠かせないもの。ぜひ好みの白花をガーデンに取り入れてみてはいかがでしょうか?Garden Storyのこちらの記事もチェック!
「私の庭・私の暮らし」こだわりの植物選びで心安らぐホワイトガーデン 埼玉県・秋山邸
「Garden Story」には、日々を彩る花や植物の育て方、初心者から通まで楽しめるガーデニング情報がたくさん掲載されています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。