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- SuzukiMarina
自然あふれる青森で、庭にお花を植えつつ、ものづくりも楽しんでいます!キャンプやアウトドアも大好き!AGRI PICKの記事をみながら、何を作ろうかワクワクしています。…続きを読む
香川県小豆島は、手延べそうめんが有名です。職人の手間暇がかかったそうめんは、豊かな風味とコシが口いっぱいに広がる自慢の逸品!ここでは、小豆島でつくられる極上の手延べそうめんや、そうめんの手作り体験情報、おいしいそうめんの茹で方について解説していきます。
小豆島はそうめんの島
小豆島そうめんの歴史
小豆島でそうめんがつくられるようになったのは、約400年前の江戸時代初め。小豆島池田村の島民が大和の三輪(奈良県)に立ち寄った際に、そうめんの製造技術を学び、小豆島に持ち帰ったのが起源だといわれています。「冬の農閑期に家族の労力だけで生産できる」と考えた島民が、何度も三輪に通って技術を習得。1年後には製造に成功し、島全体にそうめんづくりが広がっていきました。そうめんづくりに適した小豆島の気候
小豆島には、小麦の栽培に適した気候や瀬戸内海の塩、そうめん作りに必要なごま油が豊富にとれるなど、そうめん作りに最適な気候風土があります。この環境で生まれた小豆島の手延べそうめんは、奈良県の「三輪そうめん」、兵庫県の「揖保乃糸」に並ぶ日本三大そうめんの一つとなりました。小豆島そうめんの特徴
製麺時に小豆島の特産品であるごま油を練りこむことで、ほかの地域のそうめんとは違った風味が生まれます。
ギフトにもおすすめのブランドそうめん「島の光」シリーズ
寒い時期だけに製造される手延べそうめんブランド「島の光」は、原材料に厳選された小麦粉、食塩、ゴマ油を使用しています。寒期にたっぷり熟成時間をとった職人の手による製造工程と、空気の澄んだ瀬戸内の潮風を受けての天日干し製法で、白く細い麺で強いコシとなめらかなのど越しが特徴です。
束数や重さなど、幅広いラインナップから量を選んで購入することができますよ。お試しに購入してみても、贈答用にも◎。
通販で買える!特級品「黒帯」と上級品の「赤帯」
「島の光」には、上級品の赤帯と特級品の黒帯の2つの等級帯がありますが、生産時期に違いがあるという点以外は、上級品も特級品も生産方法は同じです。上級品の赤帯は12月~3月、特級品の黒帯はさらに短い12月~1月の期間限定で生産されています。
製造日の天候によって麺の色が違う?
「島の光」は天日乾燥を行っているので、雨の日や湿気の多い日に製造された麺は黄みを帯びている場合があります。そうめんの原材料である中力粉に含まれるグルテンの量によって色合いが変化するのです。臭いなどに変化がない場合は問題なく召し上がれます。
そうめんつゆも一緒に小豆島産を
「島の光」では、そうめんをつけるめんつゆも生産しています。せっかくの小豆島産の手延べそうめん、めんつゆも小豆島産でそろえてみては?
小豆島手延素麺 島の光 そうめんつゆ ストレート
・内容量:400ml×2本
・価格:800円前後~
・価格:800円前後~
生の手延べそうめんは貴重!
生の手延べそうめんは、普段なかなか目にすることができない商品。乾麺では味わえない甘みを感じることができる逸品です。乾麺より長持ちしないので、贈答用というより自宅でのちょっと豪華な昼食にいかがですか。

森本商店 小豆島生素麺
・内容量:約二人前
・参考価格:500円前後~
・参考価格:500円前後~
特産物のオリーブそうめんも人気

さまざまな味が楽しめる!人気店「銀四郎」や「甚助」のそうめんも
小豆島の特産品をそうめんに取り入れた、色鮮やかなそうめんも販売されています。見た目にも美しく、食卓を楽しませてくれるので、ホームパーティや流しそうめんにもいいですね。3色セットなど、一度にさまざまな味を楽しめる商品もあるのでおすすめです。


ふるさと納税 甚助 小豆島手延 枝豆素麺
香川県土庄町へのふるさと納税で、人気店「甚助」のそうめんが受け取れます。
・返礼品:150g×6袋(国内産枝豆100%使用)
・寄付金額:11,000円~
・返礼品:150g×6袋(国内産枝豆100%使用)
・寄付金額:11,000円~
製麺所で手延べそうめんづくりを体験しよう
できたての生そうめんを食べられる製麺所も。乾麺では味わえない弾力とコシがありますよ。
体験では、「箸分け」といってそうめんがくっつかないようにほぐす作業を体験することができます。自分で箸分けをしたそうめんを郵送してくれる製麺所もあるので、要チェック!
→手延べそうめん館:http://www.soumenkan.com/
→小豆島手延べそうめん作兵衛(さくべえ):http://sakube.co.jp/user_data/sakube.php
→麺のふるさと なかぶ庵:http://www.shodoshima-nakabuan.co.jp/experience/
おいしいそうめんのゆで方
ゆで時間の目安は?
そうめん6把(3人分)の場合、まず3リットルの水を沸かし、沸騰したらそうめんをほぐしながら「パラパラ」と湯の中へ落とし入れます。しばらくするとそうめんが浮きあがり、そうめんが半透明の状態になります。ここでゆで加減を一度味見してみます。
約2分でゆであがり。ゆですぎないように注意するのがポイントです。
太口素麺は約4~5分、ひやむぎは約6~7分でゆであがります。
アレンジしやすいそうめんは夏のランチにぴったり
また、だし汁でにゅうめんにしたり、ゆでたそうめんを卵などと一緒に炒めてソウミンチャンプルーにするなど、めんつゆにつけて食べるだけではなくさまざまな食べ方を楽しめます。地域によって食べ方にちょっとした違いがあるのも、そうめんがアレンジしやすい食材だからでしょう。
うどん県はそうめんも格別!
暑い季節を乗り切るために、小豆島で丁寧につくられたそうめんを試してみてはいかがですか。
→日本三大そうめんを食べくらべ!