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ライター - あまのこなみ
脱サラ後、自然を求めて田舎に移住し、現在はWEBライターとして活動中。農家さんの畑を訪問し、記事執筆やホームページ作りのお手伝いなどをしています。農家さんからオーガニック野菜を定期購入しており、毎月、めずらしい野菜や果物が届くことが楽しみの1つです。好きな野菜は四角豆。…続きを読む

出典:Pixabay
「虫に刺されたくない」「夏はできるだけエアコンをつけず、窓をあけて寝たい……」「蚊帳が欲しいけど、張るのが大変そう」夏の蚊問題は大変ですよね。そんな方には、出し入れが便利な「ワンタッチ蚊帳」がおすすめです。赤ちゃん用の蚊帳も人気があります。ワンタッチ蚊帳を使うメリットや、ネットで買えるおすすめ商品をご紹介します。
ほかの虫除けグッズもチェック!
テントみたい!ワンタッチ蚊帳とは

ワンタッチ蚊帳とは、テントのようなドーム型に展開し、小さくたたんで収納できる蚊帳のことです。蚊帳というと、天井から吊るす昔ながらのイメージがありますが、昔の蚊帳は出し入れが大変で、エアコンや虫よけの薬剤の普及もあり、だんだんと使われなくなっていきました。近年は技術の進化により、ポンと広げて小さくたためるテントのような「ワンタッチ蚊帳」が登場しています。これなら出し入れのたびに煩わしい思いをしなくて大丈夫です。あまり高価なものではなく、2,000円程度から購入できますよ。
ワンタッチ蚊帳のメリット

出典:写真AC
ワンタッチ蚊帳の主なメリットは以下の通りです。
- 設置が楽
- 収納場所を取らない
- 蚊やゴキブリ、ムカデ対策ができる
- 虫よけのランニングコストとエアコン代の削減になる
- エアコンの当たり過ぎによる体調不良を防止できる
- 薬剤を使わない虫よけ方法だから無害
エアコンをつけずに気持ちよく眠りたい人や、赤ちゃんがいるから虫よけの薬剤やエアコンは避けたい人、虫は大の苦手という人におすすめです。
おすすめのワンタッチ蚊帳15選|大判や底なし、底つき、野外用など
人気のワンタッチ蚊帳を15個紹介していきます。2人用の布団が敷ける大判タイプから赤ちゃん用の小型タイプまで種類はさまざま。屋外で使えるテントタイプの蚊帳もあります。大きさや高さをしっかりチェックして自分に合った蚊帳を見つけましょう。
布団が2枚敷けるサイズ
山善 蚊帳 Be-50114
ダブルベッドサイズのワンタッチ蚊帳です。布団が2枚敷けて、高さが175cmあるので大人も広々使えます。底つきタイプなので、這う虫も入ってきません。収納袋つきで、たためばコンパクトになります。
・広げたサイズ:240×220×175cm
・閉じたサイズ:-
赤ちゃんがいても安心の麻
本麻ワンタッチ蚊帳
お昼寝用一人サイズの蚊帳です。赤ちゃんとの添い寝にぴったりなサイズ感。天然素材麻を使っており、赤ちゃんが舐めても問題ありません。たたむと高さ155cmほどの閉じた傘のような形になります。
・広げたサイズ:130×225×87cm
・閉じたサイズ:155cm
シングルからキングサイズまで
Dewel 蚊帳
サイズが豊富な蚊帳です。シングルサイズからセミダブル、ダブル、キングサイズまであります。底つきタイプで虫の侵入を許しません。両側から開閉できるファスナー付きです。洗濯もできて、清潔に使えます。
・広げたサイズ:100×195×105cm
・閉じたサイズ:155cm
強度なワイヤーで壊れにくい
EMOILY ワンタッチ蚊帳
底つきで全方位を覆ってくれる蚊帳です。中に入っているワイヤーは10,000回以上曲げても変形しにくい構造になっています。収納袋付きなので、使わないときは薄くして収納できます。
・広げたサイズ:150×200×140cm
・閉じたサイズ:64×64cm
スマホポケット付き
CUKULIFE 蚊帳
三角屋根ではなく直方体型のワンタッチ蚊帳です。底にもネットが付いているので、害虫が侵入しません。180cmタイプもあるので、用途に合わせて選べます。スマホが入るくらいのポケットも付いています。
・広げたサイズ:150×200×160cm
・閉じたサイズ:円の直径65cm
高級感のあるシンプルな蚊帳
xinxin-home 蚊帳
高級感のあるシンプルデザインなワンタッチ蚊帳です。カラーバリエーションは4色と2つの柄で展開されています。3面にドアがついており、出入りがしやすいでしょう。力に自信が無い方でも、簡単に広げられます。
・広げたサイズ:120×200×160cm
・閉じたサイズ:-
赤ちゃん用のかわいい蚊帳
UNNI 蚊帳
赤ちゃん用の小さな蚊帳です。赤ちゃんがベッドから落ちるのを防止するために、底が付いてるタイプです。同時に虫の侵入も防げて一石二鳥。ネットに有害な成分が含まれていないので、安心して使えます。
・広げたサイズ:120×65×90cm
・閉じたサイズ:63cm
幅200cmの大判サイズ
ottostyle.jp 底生地付き ビッグサイズ ワンタッチ 蚊帳
シングル布団が2人分敷ける大判サイズです。通気性がいいメッシュ地になっています。ムカデやゴキブリが忍び寄ることを防ぐ底つきタイプなので、安心して眠れます。色はブラウンとブルーの2色展開です。
・広げたサイズ:200×200×160cm
・閉じたサイズ:70×70cm
簡単組み立てのタープテント
ワンタッチ タープテント スクリーンメッシュ(蚊帳)セット
折りたたみ式のタープテントです。5分で組み立て可能。オプションのメッシュスクリーンを付ければ、蚊帳として使えます。収納時は120cmほどの専用ケースに入れて持ち運べるので、アウトドアで重宝します。
・広げたサイズ:200×200×260cm
・閉じたサイズ:21×21×121cm
メッシュで涼しく、虫を通さないテント
Filedoor スクリーンテント
広げて柱を伸ばすだけで組み立てられるメッシュスクリーンテントです。広々とした空間なので、テーブルと椅子をおいて食事ができます。キャノピー部分を使えば、車からの荷物の出し入れが簡単です。
・広げたサイズ:285×285×208cm
・閉じたサイズ:67×16×16cm
3m四方の大型テント
クイックキャンプ ワンタッチ スクリーンタープ QC-ST300
無風であれば、一人でも組み立て可能なワンタッチタープテントです。4面すべてをメッシュにしたり、中が見えないようにカバーをしたりすることもできます。屋外用の蚊帳に共通することですが、底は空いています。
・広げたサイズ:300×300×210cm
・閉じたサイズ:20×20×135cm
高いUVカット率
Hewflit スクリーンテント
蚊帳機能に加えて、UVカット機能も併せ持つテントです。メッシュ生地にはシルバーコーティングが施されており、普通のメッシュ生地よりもUVカット率が高くなっています。高い防水性があり、普通の雨なら問題ありません。
・広げたサイズ:300×300×220cm
・閉じたサイズ:68×20×15cm
室内の空気循環システムつき
コールマン シェード タフスクリーンタープ
大型ですが、一人での設置も簡単にできるアシスト機能があるテントです。アウトドアブランドとして有名なコールマンだけあって、テント内の空気を循環させる仕組みが付いています。
・広げたサイズ:400×360×210cm
・閉じたサイズ:26×74cm
水の侵入を防ぐフラップつき
キャプテンスタッグ テント M-3154
4面すべてにメッシュ生地を採用し、通気性を確保。虫の侵入を防ぎつつ、強い日差しも和らげます。雨水を逃がすフラップが付いており、水の侵入も防ぐので、室内が濡れることはありません。
・広げたサイズ:310×330×200cm
・閉じたサイズ:72×22×22cm
高さを3段階に調節可能
Quictent ワンタッチ タープテントサイドシートセット
2mの高さがあるので、立った状態で中に入れます。蚊が多い屋外イベントの本部テントにぴったりです。3段階の高さ調節が可能なので、用途に合わせて調節できます。
・広げたサイズ:300×300×200cm
・閉じたサイズ:122cm
ワンタッチ蚊帳のたたみ方
ワンタッチ蚊帳のたたみ方は商品によってことなりますが、基本的には同じ仕組みのものが多いです。今回は先ほど紹介した「ottostyle.jp 底生地付き ビッグサイズ ワンタッチ 蚊帳」のたたみ方を紹介します。動画も合わせて見ながら、実際に行ってみくださいね。
- 中の空洞をつぶすように、一辺を対角線の辺に押し込み、半分に折る。
- 2辺の真ん中よりも上の方を重ねて、前方に倒し、3つの輪っかをつくる。ことのとき両膝で左右両方の輪っかを押さえておく。
- 右の輪っかを中央の輪っかに重ねる。
- 左も同じように重ねる。
- 形を整えて完成
ワンタッチ蚊帳に関するQ&A

出典:写真AC
使ったことがない人も多いワンタッチ蚊帳。最後にワンタッチ蚊帳に関するよくある疑問にお答えします。ワンタッチ蚊帳の効果に関することや種類の特徴、選ぶ際のポイントを分かりやすく解説します。購入前にしっかりチェックしておきましょう。
日除けのできるものはある?

出典:写真AC
室内で使うワンタッチ蚊帳には紫外線対策が施されたものはほぼ無いと考えていいでしょう。室内に紫外線が入ってくることは想定しにくいからです。キャンプ用の蚊帳テントだと、紫外線対策されているものがあります。もとから紫外線対策されているものやオプションとして日除けシートを追加購入するものなどです。
底つき・底なしのそれぞれのメリットは?

出典:写真AC
底つきタイプのメリットは虫が床から侵入してくるのを防げることです。蚊帳の中に布団ごと入れてしまうので、虫は布団に近寄れません。また、底なしのメリットは蚊帳の設置が楽な点です。底つきだと蚊帳を組み立てたあとに、布団を中に搬入しなければいけません。底なしなら、敷いた布団の上にかぶせるだけで済みます。
サイズを選ぶポイントは何?

出典:写真AC
寝る環境に合ったサイズの蚊帳を選びましょう。赤ちゃん用として使う場合は、ベッドのサイズに合うかどうかがポイントです。大人2人分の敷布団用として使う場合は、出口が2つある方が便利ですね。1つだと1人の体をまたいで出ないといけないことも。また、ロフトで寝る場合は、天井が低いので、蚊帳の高さにも注意しましょう。
ワンタッチ蚊帳で楽に虫除け!

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蚊帳があれば蚊の多い季節も快適に過ごせますよ。コスト面でも健康面でも、殺虫剤を撒くよりもメリットが多いのではないでしょうか。また、ワンタッチタイプならお手軽です。テントタイプなら屋外にも設置できます。自分に合った蚊帳を選んで快適に過ごしましょう。