1位は?子どもが嫌いな野菜ランキング
1位:ゴーヤ
2位:セロリ
3位:春菊
4位:とうがらし
5位ピーマン
6位:モロヘイヤ
7位:トマト
8位:ししとう
9位:なす
10位:カリフラワー
という結果に。嫌いな野菜の代表格というイメージたったピーマンは意外にも5位。とはいえ、苦い、辛いといった野菜が苦手なのは変わりがないようです。
→タキイ種苗【2017年度 野菜と家庭菜園に関する調査】:http://www.takii.co.jp/info/news_170808.html
野菜を食べない子ども、無理にでも食べさせた方が良い?
幼いころに野菜を食べないと好きなものしか食べない大人にならないか?という心配には、次のように答えています。
二十歳になっても、おっぱいを飲んでいる人はいませんよね。よほどのマニアは別として(笑)子どもが苦手とする野菜類は、大人になって成長が止まり、食べることに楽しみを見出すようになってからで充分です。
コトピク:https://kotopic.com/article/view/5
子どもは本能で食べるべき食品を知っている?
『好きな野菜』ですが、これらは、いも・穀類・豆がほとんど。子どもにとって「安全」であり、「成長に必要なカロリーを効率よくとれる食品」です。
コトピク:https://kotopic.com/article/view/5
「緑」「苦い」「香りが強い」などが嫌いな理由は?
子どもたちは、以下の3つのステップで「食べ物の安全性」を確かめています。
(1)まず「目」。たとえば「緑色」は、自然界ではまだ未成熟の証。緑のうちは虫や動物に食べられないよう毒を持っていて苦い物が多い。
(2)そして「鼻」。香りの強いものは避ける。緑でも香りのない野菜(キュウリ、レタスなど)は、子どもたちにもあまり嫌われていません。
(3)最後は「口」。すっぱいものや苦いものは腐っていたり、未成熟だったりするもの。『甘みは安全』なのです。
コトピク:https://kotopic.com/article/view/5
子どもの野菜嫌いの理由が見えてきますね。しかも、これらの野菜は生涯、食べなくても何も問題がないというから驚きです。
子どもが欲するものをあげれば良いわけではない
今は親が注意しなければならない時代です。なぜなら子どもは『カロリーが多く、甘みの強い食べ物』という条件を満たした、砂糖・油がたっぷりの食品に騙されてしまうからです。
コトピク:https://kotopic.com/article/view/5
幕内秀夫先生の目からウロコの食育論、詳細はコチラで!

・著者:幕内秀夫
・出版社:バジリコ
・参考価格:1,404円前後
「子どもに無理やり野菜を食べさせる必要はない」という意見を、子どもが野菜を食べたがらない理由や具体的な事例をあげながら説明しており、非常に説得力があった。なぜ子どもが野菜を食べたがらないのかを考えずに、別の食べ物に混ぜて野菜を食べさせたり、バランスのよい食事を食べさせようとする母親の苦労が間違っているのがよく分かった。
ボクも子どもの頃は野菜が好きではなかったが、それでも大人になったら自然と食べられるようになっていたし、それで病気になったり困ったこともなかったので、著者の意見には共感できた。著者の別作「粗食のすすめ」を読んだときも思っていたことだが、現代の食育ブームが如何に間違っているのかよく理解できた。 出典:Amazon
そうは言っても野菜を食べてほしい!そんな時には
「緑」嫌いでもこれならゴクゴク!サラダ替わりのジュースレシピ
離乳食を卒業しても、小さいうちは便秘がちだったり、鉄分不足になる子も。食事でバランスを…と思っても、食べてくれる食材が少なく、あっという間に手詰まりに。そんなときに野菜ジュースやスムージーは、子どもたちの苦手な「生」野菜を食べてもらえるのが魅力。必要な食材を自由に組み合わせられ、葉物野菜(ほうれん草や水菜、ちんげん菜など)にバナナや冷凍マンゴーをプラスするなど、フルーツで甘みをつければ、砂糖を使わないですみます。水分や水のほか、牛乳や豆乳を使う人も。実際に「緑」野菜には見向きもしなかった子どもがゴクゴク飲んだ!という例は多いようです。
ミキサーに入れるだけ!一口サイズにカット済み
お弁当のおかずにも!彩り春巻き
ピーマン&にんじんを使った春巻きレシピ。豚肉とプロセスチーズを一緒に巻いて揚げるので味付け不要という手軽さです。冷めてもおいしいうえに彩りもきれいなので、お弁当にもぴったり。お弁当のおかずなら、仕上げに塩を振るとよりおいしいそうですよ。→クックパッド【彩り春巻き〜ピーマン人参克服〜】:https://cookpad.com/recipe/1436806
自分で収穫した野菜なら食べられる?家庭菜園で食育のススメ
さらに半数以上の人が「家庭菜園の経験あり」と答えており、そのうちの25%、30代だけで見ると約35%の人が、子どもの教育をきっかけに始めたとしています。実際に、野菜嫌いの子どもでも、自分で収穫した野菜は食べてくれる確率が上がるようで、保育園や幼稚園でも菜園を食育に取り入れる例も。
家庭菜園での食育におすすめの野菜は?
手始めに、子どもが好きな野菜ナンバー1の「トマト」なら、初心者キットも多く販売されているのでおすすめです。中でも比較的、栽培が簡単な「ミニトマト」などは、子どもでも収穫が簡単で、おやつ代わりに食べてくれますよ。そのほかにも好きな野菜なら2位の「じゃがいも」、7位の「きゅうり」、苦手克服を目指すなら「ピーマン」や「なす」などは、収穫量も多く、初心者でもチャレンジしやすい野菜。思い切って始めてみませんか?→初心者でも始めやすい袋栽培はコチラ!
→初心者でも失敗しないトマトの育て方はコチラ!
→ピーマン&パプリカの育て方はコチラ!
→調理別に使い分けもできる、なすの育て方はコチラ!
肩肘張らずに子どもたちと楽しく!
本来、食事の時間は楽しく過ごしたいもの。子どもたちと野菜のおいしさを共有できたらうれしいですよね。楽しみながら野菜に触れ合うなら、家庭菜園はもってこい。小さい子どもたちなら、泥んこ遊びは大好きですし、よろこんでお手伝いしてくれますよ。ぜひチャレンジしてみてくださいね!紹介されたアイテム

子どもが野菜嫌いで何が悪い! 間違いだらけの食育ブーム
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