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もらった鉢花を長持ちさせる7つのコツ!


母の日や開店祝い、引っ越し祝いなどのプレゼントとして高い人気のある花や観葉植物の鉢植え。大切な人からもらったものだから、長く楽しみたいもの。そこで今回は、花や観葉植物の鉢植えを長持ちさせる方法をご紹介します。プレゼントにおすすめの長持ちしやすい花の種類も。
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MitsuyaNao

埼玉県の山奥で、約1反のブルーベリー畑を管理しています。ハイブッシュとラビットアイを約20品種栽培中。野菜、花、ハーブなども育てています。AGRI PICKでは、家庭菜園や園芸の初心者に向けた記事を中心に担当。他メディアでも多数執筆中。…続きを読む

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出典:写真AC
母の日や開店祝いなど、ギフトの定番といえば、お花!大切な人からもらったお花や観葉植物、せっかくなら長持ちさせて、ずっとキレイに楽しみたいですよね。鉢花を長持ちさせるためのコツや、おすすめの液体肥料をご紹介します。「すぐ枯らしてしまう……」なんて人、必見です!

きれいなカーネーションや蘭を長持ちさせる7つのコツ

出典:写真AC
カーネーションや蘭、人気のアジサイなど、鉢花を長く観賞するためのコツを7つピックアップしました。少し意識するだけでできちゃう、簡単な方法ばかりです!

1. 大きなプランターに植え替える

見た目重視で売られている母の日用の鉢花は、お花に対して鉢が小さく、植物の健康的な成長にそぐわないことがあります。根詰まりを避けるためにも、もらったときの鉢から大きなプランターに植え替えましょう。土も新しくしてください。


2. 鉢皿に水を溜めておかない

鉢皿に水が溜まっていると、根が腐りやすくなります。鉢皿にあふれるくらい水をやること自体は悪くありませんが、ずっと溜まったままにはしないでください。

3. 水やりは2~3日に1回が目安

水やりは「1度にたっぷり」がコツ!2~3日に1回を目安にしてください。ずっと土が湿っている状態だと、根腐れが起こりやすくなります。霧吹きで葉の表面から水を与える「葉水」と、じょうろでの水やりを併用すると良いでしょう。



4. 1週間に1日程度は日光浴をさせる

多くの植物はお日さまが好きです。1週間に1日程度は日光浴をさせてあげましょう。ただし、外に出しっぱなしだと、花によっては夜の寒さで傷む危険があります。夕方には取り込むのが無難です。

5. 枯れた花びらや葉は早めに摘み取る

枯れた花びらや葉は、残念ながら復活しません。できるだけ早めに摘みとって、元気な部分に栄養が効率よく行き渡るようにしてあげてください。

6. 花粉を取る

どうして花粉を取るのかというと、受粉させないようにするため!受粉し、種ができてしまうと、植物は老化が早まり、花期も短くなります。

7. 栄養剤入りの水を足してあげる

栄養剤や液肥を水に混ぜて与えると、元気に育ちます。ただし成長も早まるので、大きめの鉢を用意して植え替えるのをお忘れなく!

プロミック(いろいろな植物用)150g

植物にとって要となる3つの栄養、チッソ(N)・リンサン(P)・カリ(K)をバランス良く配合した栄養剤です。観葉植物や鉢花、野菜に使えます。土の上に置くだけなので簡単!

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観葉植物を長持ちさせる方法は?

出典:写真AC
温度管理が大事です。日本に持ち込まれている多くの観葉植物は、もともと暑い国に自生していたため、寒さを苦手とします。人が普段過ごしており、暖房が効きやすいリビングに置くのがベストです。直射日光に当てると、葉の表面が茶色く焼けやすいので、レースカーテン越しの明るいところで管理しましょう。ハイポネックスのような液肥を与えるとよく育ちます。

根がのびたら植え替えをする

1~2年に1度、ひとまわり大きな鉢に植え替えてください。観葉植物は月日とともに成長し、根も伸びます。根が鉢の中でパンパンになってしまうことを「根詰まり」といい、放置してると元気を失ってしまいます。植え替えの際は、土も新しいものを使いましょう。

ギフトにするなら?長持ちする種類

クレマチス

出典:写真AC
何年も花を咲かせてくれるクレマチスは、園芸雑誌で特集が組まれることもある人気者です。春から秋にかけて楽しむことができます。品種が多いので、選んだり集めたりする楽しみがありますよ。

ゼラニウム

出典:写真AC
虫が苦手な女性に贈るら、ゼラニウムはいかがでしょうか。ゼラニウムには虫がつきにくく、生命力があります。楽しめる季節は冬と夏以外です。

シクラメン

出典:写真AC
ピンクや赤、白などの花を咲かせるシクラメン。人気が高い定番の鉢花で、冬の風物詩です。買った当初のような美しい状態で翌年も咲かせるのは難しいものの、コンパクトで、置き場所に困らないのが魅力です。

ワンシーズンで終わらせない!上手に数年観賞しよう

種類によって難易度は異なるものの、上手に管理すれば、数年にわたって楽しむことができます。お花にも、植物にも使える液体肥料を1本用意しておくと便利ですよ。ワンシーズンで終わりではなく、来年も美しい花を咲かせましょう!


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