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- AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
農家が抱える農業課題を解決する技術(アグリテック)のコンテスト
今年で3回目を迎える「DEEP VALLEY Agritech Award」は、儲かる農業都市の実現のため、深谷市の農家が抱える農業課題を解決する技術(アグリテック)を表彰する取り組み。
受賞者にはさまざまな支援策が!
受賞者には、深谷市と多様な担い手が連携しながら、伴走型での現場とのマッチング支援、実証フィールド提供支援、出資等のさまざまな支援策が行われています。過去に開催したコンテストの最優秀賞受賞企業は、深谷市内での実証実験を始動し、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構「スマート農業実証プロジェクト」の採択につながった企業も現れています。
深谷市はコンテストを中心に、アグリテック集積都市 DEEP VALLEY実現への一歩を着実に踏み出しています。
今年のテーマは「アグリテックの現場導入と未来創造」
今年のテーマは「アグリテックの現場導入と未来創造」。すぐにでも手を伸ばせる技術から、近い将来に実用可能な技術まで幅広く募集!
深谷市の農家が思わず導入したくなる、魅力的な提案を求めています。
深谷市長からのメッセージ
本プロジェクトでは一次産業から三次産業までが一つの屋台骨の中に集合し、地域を変革できることを実証したいと考えています。
農業を中心に「こんな素敵なことができた」と誇れることが私の夢であり、目標です。そしてこのチャレンジが確かな成果に結びついた暁にはこれを「深谷モデル」として全国に発信していきたいと思います。
ぜひ多くの方に参加いただき、夢の実現に向け知恵と力を結集したいと思います。
「DEEP VALLEY Agritech Award 2021」募集・応募要項
応募対象部門
1. 現場導入部門
本アワード終了後1年以内を目処に、深谷市での実証事業が開始できる解決策の提案。解決策は、既存の製品・サービスのみの提案ではなく、深谷市の農業現場の課題解決に重点をおいたもの。
2. 未来創造部門
本アワード終了後2~5年を目処に、深谷市での実証事業の開始を目指す解決策の提案。解決策は、アイデア段階・基礎研究段階の提案も可。深谷市から日本全体の農業の未来を創造することに重点をおいたもの。
応募資格
受賞後に、深谷市の農家が抱える農業課題の解決や改善に向けた取組みを実施できる個人・法人。※応募者の所在地は不問
応募期間
・プレエントリー期間:2021年5月10日(月)12:00~2021年6月6日(日)23:59・本エントリー期間:2021年6月7日(月)12:00~2021年7月9日(金)23:59
審査方法
内容 | 日程 |
一次審査(書類審査) | 7月12日(月)~7月19日(月) |
二次審査(プレゼン審査、オンライン面談) | 9月11日(土)、9月12日(日) |
最終審査(オンライン面談) ※収録撮影を実施し、後日配信を予定 | 10月29日(金) |
表彰式(深谷市役所) | 12月21日(火) |
※事業化に向けた支援開始は11月からを予定。
※スケジュールや審査実施方法は、変更する可能性あり。最新情報はコンテストサイト及び事務局より発表。
※プレエントリー後、希望者には個別にオンライン質問会を開催予定(5/21(金)、5/28(金)、6/1(火)の3日程)。
各賞
出資賞金総額は、最大1,000万円!※出資金額は、出資可否を含めた受賞者との協議の上決定。
※出資金は各部門で最優秀賞を受賞した2者を含め総額1,000万円が上限ですが、深谷市からの1者あたりの出資金額は対象者の資本金額の4分の1未満が上限。
・最優秀賞(現場導入部門)1件
・最優秀賞(未来創造部門)1件
・協賛企業賞(協賛企業が確定した後にホームページ上にて発表)
応募方法
応募要項を読み、サイト内の応募フォームよりエントリー。応募はこちらから
https://agri.mynavi.jp/deepvalley_agritechaward/
過去の受賞企業の実績と現状
「DEEP VALLEY Agritech Award 2019」で最優秀賞を受賞した、グリーンラボ株式会社、株式会社 PROPELaの2社が2021年1月にプロジェクト進捗を発表し、2021年3月から実証実験を開始しています。また、「DEEP VALLEY Agritech Award 2020」で最優秀を受賞した株式会社レグミンは令和3年度「スマート農業実証プロジェクト」に採択されました。
グリーンラボ株式会社
さらには、コロナ禍を踏まえ「Agriculture(農業)」「Work(労働)」「Vacation(休暇)」を叶える複合施設「ONE FARM 深谷 Works」の運用を開始しています。
株式会社PROPELa
市内の既存直売所を取次拠点とする仕組みなど、物流の課題解決も含めて「地産DX」により地産地消を促進する仕掛けを構築しています。
株式会社レグミン
同社が代表機関を務める「深谷市露地野菜スマート農業実証コンソーシアム」が、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の令和3年度スマート農業実証プロジェクトに採択。
「DEEP VALLEY Agritech Award 2021」
主催:深谷市
事務局:DEEP VALLEY Agritech Award 2021事務局(運営:株式会社マイナビ)
https://deep-valley.jp/