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ライター - AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む

撮影:AGRI PICK編集部
スーパーでもよく見る定番の果物「キウイフルーツ」。
キウイフルーツといえば、「ちょっとすっぱい果物」とか「緑と黄色の果肉の2種類しかない」「海外から輸入される南国フルーツ」なんて思っていませんか?
いえいえ、実は違うんです!キウイフルーツは国内でも栽培されており、びっくりするほど種類がある果物なんですよ。
今回AGRI PICK編集部では、キウイフルーツ農園にお邪魔をし、キウイの魅力について調査しました。今まで見たこともない、珍しい種類のキウイフルーツも収穫体験させてもらいました!
日本最大のキウイ農園「キウイフルーツカントリーJapan」に向かう
今回快く取材を引き受けていただいたのは、静岡県掛川市にある「キウイフルーツカントリーJapan」。なんと、日本で最大規模となる広大なキウイ農園を経営されているのだそう!関東近県にキウイフルーツ農園があるなんて驚きです。どんな農園なのか…期待を胸にいざ出発!東京駅から新幹線で向かいました。
JR掛川駅から出発!

撮影:AGRI PICK編集部
東京駅から新幹線で約1時間40分、JR掛川駅に到着しました♪かわいらしい駅舎です。
バスに乗車

撮影:AGRI PICK編集部
続いては北口駅前から、バス「しずてつジャストライン」に乗車します!乗り場は3番線、「浜岡営業所行」のバスですよ~。
最寄りは「大谷」バス停

撮影:AGRI PICK編集部
10分ほどバスに揺られ、降り立ったのが農園の最寄りのバス停「大谷」です。さぁ、ここからは徒歩で向かいます!
バス停からしばらく歩くと…

撮影:AGRI PICK編集部
道路を歩いていると見えてきたのがお茶畑!お茶の名産地・掛川市に来たのを実感します。美しい風景に、日頃の眼精疲労も癒される…。
キウイフルーツカントリーJapanに到着!

撮影:AGRI PICK編集部
20分ほど歩いたでしょうか。ついに農園「キウイフルーツカントリーJapan」に着きました!かわいらしい看板がお出迎え♪
まずは事務所で受け付け

撮影:AGRI PICK編集部

撮影:AGRI PICK編集部
正面入口を抜けると、すぐ右手にカントリー調のかわいい建物が。こちらは受付のほか、売店とカフェも兼ねている憩いのスペース。お土産用のキウイフルーツはもちろん、ジャムなどの加工品やキウイグッズも販売しており、ゆっくりお茶することもできるんですよ♪
キウイフルーツカントリーJapanとは

撮影:AGRI PICK編集部
キウイフルーツカントリージャパンは、スプーン一杯の種から始まりました。元々この地で、ミカンとお茶の農園を営んでいた平野さんのお父さんが、農業研修で訪れたアメリカでキウイフルーツに出会ったのです。初めて見るキウイフルーツに興味を持ったお父さんは、日本に種を持ち帰り、栽培をスタートさせました。
当時日本では、キウイフルーツは果樹研究所で研究されているような珍しい植物で、栽培している農家はまだありませんでした。まさに同園は、キウイフルーツのパイオニア。農園の営業のみならず、日々品種改良にも取り組んでいます。
案内してくれたのは平野耕志さん

撮影:AGRI PICK編集部
今回農園を案内してくれたのは、キウイフルーツカントリーJapan代表の平野耕志さん。笑顔がすてきな平野さん、キュートなキーウィのパーカーがお似合いです!
平野さんは、幼いころからキウイフルーツ畑を走り回り、農作業のお手伝いもしていたことから、自然と農業に携わる仕事がしたいと思うようになったそう。農業学校を卒業してからは海外に飛び出し、アフリカなどの発展途上国で農業の指導にあたっていました。その後日本に戻り、2014年に就農。現在ではキウイフルーツの収穫や茶摘み体験など、さまざまな体験学習プログラムを通して、農業の大切さを伝える企画を開催しています。
今後もさらにアクティビティを増やして、日本中の子どもたちを掛川市に呼びたいと語る平野さん。また、掛川市の農家をもっと増やしたいと、熱い想いを語ってくれました!
キウイフルーツカントリーJapan・基本情報
・開園時間:平日/AM9:00~PM4:00(最終入園 PM3:30)、土日祝/AM9:00~PM4:30(最終入園 PM4:00)
・定休日:木曜日(祝日の場合は営業)※ 1~3月は水・木曜日定休
・入園料:大人(中学生以上)/1,300円(税込)、子ども(3歳以上中学生未満)/1,000円(税込)
※2022年10月1日(土)より入園料改定:大人(中学生以上)/1,500円(税込)、子ども(3歳以上中学生未満)/1,200円(税込)
・住所:静岡県掛川市上内田2040
・TEL:0537-22-6543
・FAX:0537-22-7498
・URL:http://kiwicountry.jp/
キウイフルーツ畑に潜入!
撮影:AGRI PICK編集部
それでは早速、キウイフルーツ畑へ向かいます。最初に案内してもらったのは「なかよしハウス」。大きなハウス内に入ると、頭上にはキウイフルーツがたくさんなっています。
わぁ、キウイフルーツがいっぱい!キウイフルーツはハウスでも栽培するんですね。
ハウス栽培は、風や雨に当たらないため果皮に傷が付かず、きれいなキウイフルーツになるんです。ここでは、ハウス栽培に適した品種など、いろいろな種類のキウイフルーツを育てています。また、なかよしハウスは、収穫体験以外にもジャム作りなどの体験学習やバーベキューも楽しめる施設になっているんですよ。
キウイフルーツを眺めながらのバーベキュー、いいですね!
実はキウイフルーツにはたくさんの種類が!

撮影:AGRI PICK編集部
今回初めて知って驚いたのが、実はキウイフルーツには数多くの種類があるということ。スーパーでよく見かける、緑と黄色の果肉の2種類だけだと思っていたスタッフ…勉強不足でお恥ずかしい限りです。
ハウス内には、かわいらしいイラスト付きのポップで、現在収穫ができる品種が紹介されていました。
キウイフルーツカントリーJapanでは、80種類ほどのキウイフルーツが栽培されていますが、商品化しているのは20品種になります。このほかにも日々品種改良が行われていて、現在では6種類のオリジナル品種があります。
そんなにあるんですね!改めて種類の多さにびっくりです。どんな珍しいキウイフルーツが収穫できるのかワクワクします♪
キウイフルーツの樹を見るのは初めてなのですが、どの程度まで高くなるんですか?
つる性の植物なので、放っておくと地面に匍匐(ほふく)します。この農園では、収穫などの作業がしやすいように180cm程度の高さになるように調整しているんですよ。
なるほど…だから、手を伸ばせばちょうど採りやすい高さにキウイフルーツがなっているんですね!
キウイフルーツの貯蔵庫を発見!

撮影:AGRI PICK編集部
品種紹介のボードのそばには、大きな貯蔵庫が。平野さんがふたを開けて中を見せてくれました。貯蔵庫の中はひんやりしており、大量のキウイフルーツが詰まっていました!
キウイフルーツは、収穫してもすぐには食べられないんです。メロンやアボカドのように、追熟が必要な果物なんですよ。品種にもよりますが、一週間~半年以上冷蔵庫で寝かせ、ゆっくりと追熟させて甘くします。果肉が緑色の品種は、寝かせることで皮が柔らかくなるので、皮ごと食べられるんですよ。
ええ~!皮ごと!?キウイフルーツの毛のようなものは気にならないんでしょうか?
実は毛があるほうが皮が柔らかいんですよ。なので、皮ごと食べても気になりません。あとで食べてみてくださいね!
キウイフルーツのあの毛の生えた皮が食べられるとは、これもまた初耳!試食が楽しみです…♪
メインのキウイフルーツ畑へ

撮影:AGRI PICK編集部
なかよしハウスを抜けると、目の前には広大なキウイフルーツ畑が!なんと野球場3個分ほどの広さがあるのだそう。キウイフルーツもたくさんなっています。
まずは畑の周辺をぐるりと回り、キウイフルーツ畑が見渡せる高台の絶景ポイントへ。ベンチもあって、ゆっくりと景色も楽しめます。
ここで収穫体験をする前に、平野さんにキウイフルーツについていろいろとお話しを聞きました!
キウイフルーツの特徴

撮影:AGRI PICK編集部
とっても広い畑ですね!キウイフルーツの樹もたくさんありますが、どのくらいの種類があるんですか?
こちらのメインの畑では、60種類ほどの品種を栽培しています。畑には緩やかな傾斜があるので、排水性も高くなっています。また、畑の周辺に林のようなものが見えると思いますが、あれは防風林で、風に弱いキウイフルーツを台風などから守っているんです。
ほほ~。キウイフルーツは南国のイメージがありますが、掛川市は栽培環境としてはどうなんでしょうか?
静岡県の西部地域に位置する掛川市は、雪が降らず、ある程度の寒暖差もあるためキウイフルーツの栽培には適しています。さらに水も豊富で、排水性のある丘陵地帯というのもキウイフルーツを育てるのに向いているんです。うちの農園は湧き水が出るので、ポンプでくみ上げて灌水しています。
キウイフルーツの収穫時期
今回編集スタッフが農園に伺ったのは、11月初旬。実はキウイフルーツの収穫時期は、10月から翌1月まで。なんとなくイメージでは、暖かい時期に採れると思っていたのでちょっと意外でした。
おいしいキウイフルーツの見分け方とは?
収穫をする前に、まずはおいしいキウイフルーツの見分け方を聞いてみました!
キウイフルーツは、大きいほど甘くなります。また、形がきれいで毛並みが良いものもおすすめです。先ほども言いましたが、毛が生えているキウイフルーツは皮が柔らかくなります。この毛は、日光が当たり過ぎると取れてしまので注意が必要です。
いいことを聞きました!今日はできるだけ大きいものを狙って収穫します♪
いよいよキウイフルーツの収穫に挑戦!

撮影:AGRI PICK編集部
ついにこの瞬間が…!キウイフルーツの収穫にチャレンジです。見渡す限りキウイフルーツだらけで、目移りしちゃいます♪
キウイフルーツの収穫方法

撮影:AGRI PICK編集部

撮影:AGRI PICK編集部
初めて体験するキウイフルーツの収穫。どうやって採ればいいのでしょうか?平野さんにレクチャーしてもらいました!
キウイフルーツを持ったら、お尻をクイッと上に向けるようにしてみてください。
ポロッと取れました!力はいらないんですね。面白くてどんどん採りたくなります!!
こんなにいっぱい!キウイフルーツの品種
キウイフルーツカントリージャパンでは、約80種類もの品種を栽培しています。品種により見た目もさまざまで、眺めているだけでもテンションが上がります!
平野さんに、お邪魔した時期に収穫ができる、主なキウイフルーツの品種を紹介してもらいました。
香緑(こうりょく)

撮影:AGRI PICK編集部
ちょっと細長いフォルムの「香緑」。果肉は緑色でとても甘く、香りも良いのが特徴です。都心の高級果物店では、なんと1個1,500円ほどで販売されているそうです!
ピュアカントリー

撮影:AGRI PICK編集部
キウイフルーツカントリーJapanで生まれた、オリジナル品種の第一号である「ピュアカントリー」。どっしりとした果実で、食べ応えも抜群!食べられるのは世界でここだけです!!
アップルキウイ

撮影:AGRI PICK編集部
幅広のフォルムで、リンゴのような形がかわいい「アップルキウイ」。果肉はクリーム色をしています。
ゴールデンイエロー

撮影:AGRI PICK編集部
キウイフルーツの中で、一番酸味が強いのが「ゴールデンイエロー」。鮮やかな黄色の果肉はフワッとした食感です。
ティアドロップ

撮影:AGRI PICK編集部
名前の通り、しずく型のフォルムがユニークな「ティアドロップ」。果肉は黄色で、とろけるような食感です。こちらもキウイフルーツカントリーJapanで生まれたオリジナル品種。
ファーストエンペラー

撮影:AGRI PICK編集部
「ファーストエンペラー」はキウイフルーツの中で一番果肉が柔らかく、果汁もたっぷり!果肉は黄色く、透き通ったゼリー状なのが特徴です。毛がなく、つるっとした見た目もユニーク!
グレープキウイ

撮影:AGRI PICK編集部
これはびっくり!小さな果実が、まるでブドウのように房なりになる「グレープキウイ」です。果肉は酸味と甘味のバランスが良いすっきりとした味わい。
クラッキー

撮影:AGRI PICK編集部
こちらもここだけで味わえる、オリジナル品種の「クラッキー」。ひびのような割れ目が入るのが特徴で、果肉は緑色をしています。糖度がかなり高く非常に甘い味わいです。
ブルーノ

撮影:AGRI PICK編集部
まるでソーセージのような細長い形が特徴の「ブルーノ」。品種改良を重ねることで、このようなユニークな形になりました。
ベビーキウイ

撮影:AGRI PICK編集部
見てください!このちっちゃさ…。皮ごとひと口で食べられちゃう「ベビーキウイ」です。この品種は、樹になったまま完熟するので採ったらすぐに食べられます。果肉は緑色で、甘酸っぱい味わいです。
最後に…研究中の品種も特別に見せてもらいました!

撮影:AGRI PICK編集部
平野さんのご厚意で、現在研究段階という新種も紹介してもらいました。ベビーキウイから品種改良したもので、果皮も果肉も黄色いとのこと。まだ商品化されていないので、名無しさんです。デビューが楽しみですね!
キウイフルーツのおいしい食べ方&おすすめレシピ

撮影:AGRI PICK編集部
キウイフルーツカントリーJapanで栽培している、珍しいキウイフルーツの数々。一体どんな味がするのか…とっても気になります!そこで、平野さんにキウイフルーツをいくつか試食させてもらいました。おすすめの切り方と食べ方も聞きましたよ♪
キウイフルーツは品種によって糖度と酸度が変わる!
試食させてもらったのは、上の画像の4種類。左奥から順に「ヘイワード」「サンゴールド」「ピュアカントリー」「紅鮮(こうせん)」です!「ヘイワード」と「紅鮮」は緑色の果肉で、「サンゴールド」と「ピュアカントリー」は黄色の果肉のキウイフルーツ。この果肉の色で、平野さんは「グリーン系」「イエロー系」とタイプを呼び分けていました。
平野さん曰く、キウイフルーツは品種によって甘さと酸味が変わるとのこと。「話を聞くより、早く食べて実感してみてください!」と勧められ、4種類食べ比べてみると……本当に違う!酸味が効いた爽やかなものから、キウイフルーツとは思えないほど甘いものまで個性がすごくあるんですね~。これは全ての品種を制覇してみたくなりました。
ちなみに食べ比べた中で、編集スタッフは緑の果肉の中心が赤い「紅鮮」が一番のお気に入り。見た目もさることながら、キウイフルーツの概念を覆すあまりの甘さにびっくりしちゃいました!!
数値で表すと、甘いメロンでは糖度は16度ほどですが、「紅鮮」はなんと、糖度が20度もあるんですよ!
キウイフルーツの食べごろの見分け方は?
キウイフルーツが食べごろかどうかの判断は、ずばり柔らかさ!手の親指と小指の先を合わせて輪っかを作ったら、親指の付け根を触ってみてください。キウイフルーツが、この親指の付け根の柔らかさと同じ位になったら食べごろです!
キウイフルーツの切り方&食べ方
キウイフルーツは、皮をむいてスライスするのも良いですが、半分にカットしてスプーンで果肉をすくって食べるのがベスト。なぜなら、キウイフルーツは皮の近くに一番栄養があるため。しっかりすくいとって余すことなく食べたいですね!
また、キウイフルーツの皮をむいて食べたときは、残った皮も有効活用しましょう。キウイフルーツにはたんぱく質分解酵素が含まれているため、硬いお肉に3時間ほど皮を貼り付けておくと、柔らかい質感になるんです。キウイフルーツの皮とヨーグルトを混ぜて、その中にお肉をしばらく漬けてから焼くのもおすすめ!
「ゴールデンイエロー」などの丸い形のものは横半分に、しずく型の「ティアドロップ」や細長い「ヘイワード」など、形に特徴のあるタイプは縦半分にカットすると良いですよ!
キウイフルーツのおすすめレシピ
ヨーグルトと一緒に食べるのはもちろん、スムージーにするとキウイフルーツの爽やかな香りが楽しめます。
また、意外なところでは、ハンバーガーのトッピングにするのもグッド。キウイフルーツのたんぱく質分解酵素が、消化を促進してくれます。食べ過ぎてもキウイパワーですっきり!
ちょっと変わったレシピですが、キウイフルーツの果肉をみじん切りにして、のり巻きの具にするのもおすすめです。しょう油をつけて食べると、なんとマグロそっくりの味になるんです!ぜひお試しあれ♪
キウイフルーツの保存方法は?

撮影:AGRI PICK編集部
収穫体験もしましたが、さらに編集スタッフは売店でお土産用にキウイフルーツを購入♪手塩にかけて大切に育てられたキウイフルーツ、じょうずに保存しておいしく食べたい…!
そこでここでは、平野さんに教えてもらったキウイフルーツの保存方法を紹介します。
収穫したばかりのキウイフルーツはまだ固いため、柔らかくなるまで追熟させる必要があります。果実が固いうちは常温で、熟して柔らかくなったら冷蔵庫で保管しましょう。キウイフルーツの皮にちょっと傷を付けてから、バナナやリンゴと一緒にビニール袋に入れて密閉しておくと一週間ほどで完熟し、甘くなります。
キウイフルーツを保存するには、湿度管理も大切です。A4サイズほどの大きさに切った新聞紙も一緒にビニール袋に入れておくと、キウイフルーツから出た湿気を吸収してくれるのでおすすめですよ。
キウイフルーツの栄養や効果は?気になるカロリーも!

出典:写真AC
毎日でも食べたいくらい、おいしいキウイフルーツ。食べることで、健康にも効果があったらさらにうれしいですよね!そこでここではキウイフルーツの栄養や効果について解説します。気になるカロリーも調べました!
キウイフルーツに含まれる栄養
なんとキウイフルーツには、レモンの2倍ものビタミンCが含まれています。毎日食べれば、美容だけでなく風邪対策にも役立つかもしれませんね。また、ビタミンCのほかにも、美肌効果があるといわれるビタミンEも豊富なんですよ!
キウイフルーツを食べるとどんな効果が期待できる?
キウイフルーツには食物繊維がたっぷり含まれているため、お腹をすっきりさせる効果が期待できます。また、キウイフルーツの酸味の元であるクエン酸は、疲労回復効果もあるといわれています。さらに、たんぱく質分解酵素が含まれるキウイは、脂っこい料理を食べたあとのデザートにもぴったりです!
キウイフルーツのカロリーは?
キウイフルーツは、100gあたり53kcal※とヘルシー。ダイエット中の人も安心して食べられますよ!ビタミンや食物繊維もたっぷりなので、ぜひ日常的に食べたいフルーツですね。
※出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)
キウイフルーツカントリーJapan周辺には観光スポットもたくさん!
キウイフルーツカントリーJapanがある掛川市には、日帰りで回れる観光スポットがたくさんあります。キウイフルーツ狩りのついでに、時間があったらぜひ立ち寄ってみてくださいね♪
掛川城天守閣

撮影:AGRI PICK編集部
掛川駅から徒歩10分ほどの場所にある掛川城天守閣。江戸時代の末期に起きた大地震で大破してしまいましたが、1994年、日本初となる本格木造天守閣として復元されました。天守閣の周辺には、掛川城御殿や二の丸美術館など、掛川の歴史を知ることができる施設も。
大日本報徳社

撮影:AGRI PICK編集部

撮影:AGRI PICK編集部
掛川城天守閣のすぐそばに位置する大日本報徳社。「報徳」とは、思想家の二宮尊徳が教えた道徳思想のことをいいます。正門は明治42年に建てられた県指定の重要文化財。敷地内にある大講堂は、日本で最初に建築された公会堂といわれています。
掛川花鳥園

出典:写真AC
掛川市内にある、花と鳥とのふれあいが楽しめるテーマパーク。大迫力のバードショーや、餌やり体験も人気です。大温室には一年中美しい花々が咲き誇っています。
地ビールが楽しめるおしゃれなカフェも

撮影:AGRI PICK編集部
散策に疲れたら、カフェでひと休み。今回スタッフは、掛川市内にある「BUCKET HERE&CORNER」というカフェで、地ビールをいただきました♪掛川市産のほうじ茶を使った地ビール、おすすめです!
キウイフルーツの奥深い魅力に夢中!

撮影:AGRI PICK編集部
「スプーン一杯の種」から始まった、メイド・イン・ジャパンのキウイフルーツ。長年の絶えまぬ努力と日々の研究により、あんなにも多くの品種が生まれていたんですね。今回の取材を通して初めて知ることができ、本当に感動しました!
また、収穫と味見をさせてもらったことで、長年食べ慣れていたキウイフルーツは何だったのか?というほど、キウイに対する概念が変わりました。これからも、新しいキウイフルーツが続々誕生すると思うとワクワクします!